ダイモーン
だいもーん
曖昧さ回避
概要
悪魔を現すデーモンの起源であるギリシャ語の精霊を意味する言葉の名を持つデス・バスターズの主戦力となる怪物たちの総称。
原作及び『Crystal』とアニメ『美少女戦士セーラームーンS』では設定が異なっている。それぞれの解説については下記の通り。
原作及び『Crystal』
卵として地球へとやって来たタウ星系からやって来た異星人が、自分たちの活動する肉体として選んだ地球人と融合して誕生した超生物の失敗作で、先祖返りをした怪物たちを指す言葉。
某邪悪生命体や暗黒神話に登場しても違和感のないグロテスクな容姿をしており、アニメ『セーラームーンS』でも無印から数えて第106話目の回想シーンでこの姿を確認できる。
また、ゲーム『美少女戦士セーラームーン Another story』ではクイン・ベリルの意識体として登場している。
憑依された人間が、彼らの肉体として馴染むまでには時間を必要としているが、実体には十分な時間を掛けられないまま器化に失敗して怪物化してしまう。なお、ダイモーンと化した人間は助ける事が出来ない。また、異形の者へと変化する瞬間に“幻の銀水晶”が反応するという特徴を持つ。
なお、超生物とは元々は土萠教授が生みだそうとしていた“人間と機械とが融合した、人間の数百倍の頭脳と体力を持った長命種”の事だったが、ある日、地球へ異生物(タウ星系人・師ファラオ90)が襲来した事で、彼らに憑依され融合した人間を指すものになってしまった。
ちなみに人間の姿を捨て怪物化した人々の事をセーラー戦士が示す言葉としても用いられている。
テレビアニメ『セーラームーンS』
こちらの設定では、デス・バスターズの主力戦力となる怪人たちの総称。
所謂今作の怪人枠で、方法は不明だがデス・バスターズの研究室で教授が科学的手法を用いて生み出されている(特に初期ではその様子が詳しく描かれている)。
卵の状態で生み出され、基本的には何かの器物に寄生させることで初めて動きまわる事が可能となる。
元々の素体(タウ星系人の遺伝子?)が同様であるのか、(教授に取り憑いていたダイモーン・ゲルマトイドは除くが)全員グラマラスな女性の姿をしており、初期の開発途上のダイモーンたちは、ちびっ子が視聴する番組にも拘らず無駄にエロイ表現が多いという特徴を持つ(後に過激な表現は少なくなったが、後期には歩く18禁のともいえるような容姿の者も存在している)。
妖魔、カーディアン、ドロイドとは一線を画す強さを誇っており、当初、セーラー戦士たちは全く歯が立たなかった。
物語が進みにつれて製作方法を始めとして何回かのバージョンアップが行われ、最終的には量産されて卵の状態で大量に保管されていた。
何れの個体も倒されると素体から卵が飛び出し、真っ二つに割れて悪魔(ミメット配下のダイモーンは鳥、ゲルマトイドは自身の星型の瞳(?))のような影が現れ、不気味な断末魔のような叫び声のようなものを上げながら消滅する。
基本的に主人には忠実なようだが、自我を持ち合わせている為に非常に人間臭い者たちも多く、中には漫才じみたやり取りをしたり、愚痴をこぼしたり、反抗的な態度を取ったり、第三者の体調を心配したりといった行動を取る事もある。なお、浄化されて倒される際の断末魔は「ラブリー‼」、スーパー化した際は「ラブ・ラブリー‼」。
一覧
※登場話数は無印からの通算
カオリナイト配下のダイモーン。
誕生直後に研究所から飛び出して器物などの物体に取り憑き、それを器化して誕生させるタイプのダイモーンで、ターゲットに定められた人物などが憑依された物体に触れることで孵化して活動を開始する。
手にした者はこの世を思いのままに支配できるといわれる伝説の聖杯『レインボー・ムーンカリス』を手に入れる為に必要な鍵である“ピュアな心の結晶”である魔具(タリスマン)の探索のサポートを任務としている。
まだ開発して間もない為、化学器具などを使って教授が手間暇をかけて作戦実行前に1個ずつ作り出すという非常に効率の悪い方法で生み出されており、体のどこかに必ず“ピュアな心の結晶”を取り出すための黒い星の印が付いているという特徴を持つ。
ただし、上述したように星の位置によっては物凄い事になってしまい、小さい子たちが見る番組にもかかわらず、非常にエロイ………(その暴走ぶりは、その余りにものスタッフたちの力の入れようの為に、海外では一部編集される事態になっているらしい………)。
また、“ピュアな心の結晶”が取り出されるまでは時間がかなり掛かる上に、その間は想像を絶する苦痛が伴う為に、特に女性キャラクターが襲われるシーンは(中の人の好演技も手伝って)まるで××されているような状況になり、本当に小さい子供向け番組なのか?と疑いたくなる様な状態になってしまっている。
また、1つの卵を作り出すのに時間と予算が掛かる為なのか、『セーラームーンS』第1話(通算第90話)でダイモーンが倒された後の次の回で、カオリナイトが教授から叱られているシーンが存在する。
ユージアル配下のダイモーン
前回からバージョンアップが施され卵が大量生産できるようになった。
ピュアな心の持ち主にちなんだ物体を器化して誕生する。
ちなみにユージアルの任務はカオリナイトに引き続き、魔具(タリスマン)の探索だが、(あまりにも過激すぎて、PTAから苦情でも来たからなのか) “ピュアな心の結晶”を抜き取る作業はユージアルが開発した捕獲銃によって一瞬で行われる為、前回のようにターゲットを捕えて想像を絶する苦痛を与えながら時間をかけて抜き取るという非常に効率の悪い上に、視覚的にも色々あった作業も行われなくなった。
この影響からなのかピュアな心の結晶化能力がオミットされてより戦闘に特化したタイプへと変更され、ユージアルの護衛として“ピュアな心の結晶”の入手の邪魔をして来るセーラー戦士たちの足止めあるいはその排除を主な任務としている。
また、との合成も新たに開発された“ダイモーン製造レンジ”を用いて基地内で行われてカバンに収納されて運ばれるようになり、いちいちターゲットがいる現場まで卵を持って行ってその場で卵を埋め込むという非常に効率の悪かった方法からかなり改善されている。