CV:深居みさ
概要
アニメ『セーラームーンS』最終回「戦士の自覚! 強さは純な心の中に」登場。
ファラオ90の死と共に崩壊した無限学園の跡地に1つだけ残された瀕死のダイモーンの卵が、たまたま無事だったダイモーンの孵化装置であるレンジに寄生して誕生したデス・バスターズの最後のダイモーン。最後に登場した敵キャラではあるものの、実力としても誕生の経緯からもラスボスというよりは残党というのが相応しい。
組織が壊滅している事自体を認識していないらしく、ただ刷り込みで植え付けられた(と思われる)“ピュアな心を集める”という使命を実行する為に無限学園跡地で廃材をかき集めピュアな心を収集する装置を作り上げ、既にその使命が無意味である事すら気づかないままに街中から無差別にピュアな心の結晶を奪い取っていた。
ダイモーンの出現に気付いたセーラー戦士たちを恐怖のオール・レンジ攻撃で迎え撃ち、セーラームーンが先の戦いで聖杯を失い、スーパーセーラームーンに変身出来なくなっていた事もあって彼女たちを圧倒するが、最後は『ムーン・スパイラル・ハート・アタック』を受け浄化され消滅。同時にダイモーンの孵化装置であるレンジも破壊されたため、これを解析し同等のものを作ることは不可能となり、もし卵がさらに残っていたとしても孵ることは出来なくなった。ダイモーン製造技術や資料も無限学園と共に既に失われているため、元は1体のダイモーンであるゲルマトイドから始まったデス・バスターズの侵略は、このレンジの破壊を持って完全に滅び去った。