データ
登場作品「ウルトラQ_darkfantasy」
最終回『虚無の扉』登場
- 別名:電波怪人
- 身長:最大373m
- 体重:最大45万t
概要
想像力を無くし、挙句の果てに肉体が電波となって宇宙を流離う宇宙人。再びかつての栄華を取り戻さんと繁栄を続けている地球人に目を付け、彼らの想像力を奪い取るために電波に乗って地球へと進行して来た。
その際、偶然にも想像で自分たちの正体を漫画として書き上げた漫画家「笹山」に興味を持ち、彼の想像力を利用(そもそも彼らは想像力を失っているため、彼の様な想像力豊かな人物が必要不可欠だったと思われる)し、地球を自分たちの都合のよい世界に作り替える計画に変更(早い話が地球侵略)、着々と計画を推し進めていく。
人間を亜空間に閉じ込める能力を持っているほか、頭部の基軸から赤いレーザー光線のようなものを発射し、レキュームガス(大脳新皮質にあるとされる人間の想像力に深く関わとされる架空の微弱なイオンガス)を奪い取ることが出来る。
なお、このガスを奪われた人間は想像力を無くし、顔が描けなくなる(レキューム人と同じような顔しか描けなくなる)という弊害が生じる。
上記のように意思を持った電波がその正体である為、その点を突いた渡来教授の提案で電波を浴びせされ、数百メートルの巨大な姿に実体化‼
その電波を発信する第二東京タワーを破壊しようと上半分の部分を圧し折るが、最後はそれと同時に至近距離から放たれた電波を浴び、肉体が解けるように崩壊して絶命した…。
しかし、倒された個体以外にも既に何体かのレキューム人が既に地球へと侵入しているようで…。
ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!
宇宙魔女賊ムルナウ配下の宇宙人の一体として登場。
サーペント星人と共に「何味のかき氷が好きか」について話ながら捕らえた大空大地を監視していたが、ジャグラーの不意打ちを受けて倒された。
セミ女に続いて『ウルトラQ_darkfantasy』に登場する怪獣からの客演となった。
ウルトラマンジード
CV:松本健太
第20話『午前10時の怪鳥』に登場。
伏井出ケイにAIBが保管しているエンペラ星人・ダークルギエルの怪獣カプセルの情報を提供した。また、ギエロン星獣の襲来にケイが関わっているらしいことも見抜いていた。
声を演じたのは本作では怪獣カプセルスキャン時のジードライザーの音声を担当している松本健太氏。奇しくも前作ではレキューム人のオマージュ元であるケムール人のそっくりさんとして有名なゼットン星人のマドックの声も担当したことがある。
余談
いわずと知れたウルトラQのケムール人のオマージュキャラ。そのため、容姿がそっくりであり、体色も当時のデザイナーの証言から再現しているらしい。
※左:レキューム人、右:ケムール人、下:ゼットン星人
こうして並べると一目瞭然と思われるが、目の位置がケムール人がほぼ平行についているのに対し、レキューム人はちぐはぐ(参考までにゼットン星人は単眼)。また頭頂部の触覚が突起状になっているなど姿が微妙に違っている。
テレビ版とDVD版でエンディングのナレーションが異なっており、テレビ版は「フィクション」となっているが、DVDでは「そう遠くない未来の話」になっている。