アローラ外のロコンは→ロコン
基礎データ
進化
アローラロコン→アローラキュウコン(こおりのいし)
概要
ポケモンSMから登場する、アローラ地方にある環境に適応するために、姿を変化させたロコンのリージョンフォーム。サン版及びウルトラサン版のみの出現で、アローラサンドとは対の関係。
赤い体色から白い体色に変化しており、頭のモフモフと尻尾が若干変化している。
人間と一緒にアローラ地方に移り住んだ個体が他のポケモンの生活圏を避け、断崖絶壁の山間部や雪原地帯へ生息するようになり、猛吹雪や食料の乏しい状況から本来あるべき熱量を世代を重ねる毎に徐々に下げてこの姿になったという。
また、アローラに古くから住む老人には「ケオケオ」と呼ばれ親しまれている。余談だが、「ケオケオ」とはハワイの言葉で「真っ白」という意味である。
タイプも元の「ほのお」から真逆の「こおり」へと変わり、口から-50度の冷気を吐きあらゆるものを氷結させる。また、こおりタイプに変化したために暑さに弱くなってしまい、その場合は尻尾から冷気を発生させて自分の周りの温度を下げ「こごえるかぜ」も覚えられる。
進化には「ほのおのいし」ではなく「こおりのいし」が必要となる。
ポケリフレでは通常の環境だと毎回毛玉ではなく水滴を垂らしているので、こまめにドライヤーで乾かす事を薦める。
アニポケでは
リーリエのアローラロコン(NN:シロン)
CV:不明(EDのクレジットは無しであるが、恐らくトレーナーのリーリエの声優なのかも……)
『サン&ムーン』8話にて、タマゴの状態で登場。ラナキラマウンテンで発見されたものをオーキド校長が、ポケモンスクールの授業の一環として世話をするようサトシたちに預けた。マオの提案で、リーリエが面倒を見る係となる。
13話終盤で孵化し、続く14話にてリーリエの初めての手持ちポケモンとなった。彼女はタマゴの時からこのロコンを「シロン」と呼んでおり(白くてコロンコロンと揺れるタマゴだった事から)、アニメでは珍しくニックネームがつけられている。
性格はほぼ同じタイミングで生まれたオーキド校長の通常ロコンとは対照的に少々人見知りが激しく、最初はピカチュウたちとなじめなかったが、リーリエにははじめからなついており、自分の意思でリーリエが投げ落としたボールに入った。
リーリエがコンプレックスのせいで最初シロンに触れなかったため、すぐにリーリエの対話や指示に対応し、むやみにすり寄る仕草はしないでいたシロンだったが、彼女は直後のロケット団との騒動を経てシロンに限り触れるようになる。以後はよくリーリエに抱えられて過ごし、ロコンやピカチュウたちと仲良く一緒に遊んでいる。
30話で生徒のパートナー交換の授業が行われたため、シロンはサトシのピカチュウと交換になり、2日間サトシのポケモンとしてククイ博士の家で過ごす事に。
しかし、生まれてはじめてリーリエが側にいない状況だからか、屋敷とは環境や食事が違いすぎるからか、出されたロコン用ポケモンフーズに口を付けず座り込んでしまう。散歩好きゆえ気分転換の外出には喜び、サトシやニャビーが気遣って接した結果、徐々に彼らなりの生活を進んで体験し始めた。サトシが「特訓で強くなってリーリエをビックリさせよう」と提案した時は目を輝かせていた。
「こなゆき」の威力は、サトシやムコニャの他、14話の「ポケもんだい」後のリーリエまで全身氷漬けにしてしまっている程。22話ではフルパワー出力と風の補助を使ってかつ対象からの抵抗を受けずに時間を掛ければ高さ10m級のシロデスナも凍結させられた。