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リズ・ホークウッドの編集履歴

2018-02-18 16:44:16 バージョン

リズ・ホークウッド

りずほーくうっど

リズ・ホークウッドとは、枡狐と蛙空による漫画『魔法少女たると☆マギカ The Legend of "Jeanne d'Arc"』に登場するキャラクター(魔法少女)である。

概要

タルトとふたりでフランスを救うべく立ち上がった、中世のイタリア出身のクールな魔法少女。

“影”を操る魔法でタルトを支えつつ、百年戦争のさなか、フランス軍の前線で戦っている。

当人はあまり口にしたがらないがとある有名な軍人の子孫であるらしい。

(『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より)


プロフィール

※注1:作中では、タルトの1歳上だと説明されている。『マギアレコード』では、さらにメリッサの3歳上であることが判明した。


人物像

タルトと共に戦う魔法少女で、イタリア人の傭兵。周囲にはリズ・ホークウッドで通しているが、本名はリズ・ヴィスコンティである(作中では「ヴィスコンティ」姓を名乗る前に一瞬考え込むような様子を見せている)。「偉大なる白き傭兵」と呼ばれる人物の子孫であるらしい事以外、出自は不明。


普段はシスターのような服を着用する。過去編では男装の様な衣装にマントを羽織っていた。タルトとの付き合いは一番長い。


基本的に表情は乏しく、物事には大抵無表情でクールな印象を受けるが、人をからかって面白がったり、タルトの妹・カトリーヌ等の可愛いものには弱かったりする。


少女らしく実年齢より年上に見られることを気にしていて、デリカシーの無いキュゥべえが「年上は敬われるのだから喜ばしい事じゃないか」と言い放たれ、キュゥべえを睨みつけながら投げ捨てたりしていた。カトリーヌを殺した兵どもにマジギレし皆殺しにした辺り、本編の中で一番怒らせてはいけない人なのかもしれない。


タルトが作ったキューブをかたどった旗に対し「ひどい柄ね」と言い放っていることから、キューブに対してはあまり良い印象は抱いていない模様。


魔法少女として

イメージカラーは黒。ソウルジェムの位置は袖ピンで、長方形を象っている。変身中の姿は、身を覆う程の広いマントと格闘の邪魔にならないようにスポーティでスッキリした服装だった。


単行本第1巻カバー裏のパラメーター表によると、防御力を除けば基本的にバランスが取れた能力を持っている。

能力値の合計はあの「(21世紀初頭時点において)本調子ならば負ける相手はいない」とされる巴マミを僅かながら上回っている。

このステータスが即ち強さそのものではないとはいえ、彼女の魔法少女としての才能の高さが垣間見える部分ではある。


彼女の願いは「自らの手で真の英雄を誕生させる」こと。自分は英雄の影になるというその願いからか、固有魔法は影を自在に操作する能力である。汎用性に優れた能力で、自分の影を他の影と接続して武器貫通させたり、影から影へと移動することができる。前述の通り防御力が低い点も、影に潜り込むことでカバーしている。


使用する武器は前後につり下げた苦無のような4本の短剣で、普段は専用のホルダーに収納されている。影を通して遠くの敵を攻撃するなど主に暗器として使用し、固有魔法との重ね技で槍や鞭、大鎌など様々な武器に変化させて使用する他、鎖状にして相手を拘束することもできる。

この他にも、手首に暗器のような剣を仕込んでいるなど、服装も相まって暗殺者かその類を生業としていたのかもしれない。


経歴

リズの祖父ジョン・ホークウッドは、「白の団」という隊を率いる傭兵であった。様々な雇い主の間を渡り続け、報酬さえ釣り合えば時には元の雇い主でさえ滅ぼしてしまうような男であった彼は、「裏切りの英雄」として知られていた。

そのホークウッドに自分の娘を妻として与えてまで「白の団」を召し抱えていたヴィスコンティ家も、後に裏切ったホークウッドの手によって完膚なきまでに敗北させられている。


そんな男の孫としてイタリアのヴィスコンティ家に生まれたリズが、幼少期からどんな思いを抱いて生きてきたのかは本人のみが知るところである。


「自らの手で真の英雄を誕生させる」という願いでキューブと契約したリズは、キューブと共に英雄を探す旅に出かける。その道中で数々の才能ある少女達に出会っていったが、彼女達が真の英雄になることは決してなかった。


そんな失望の中で訪れたドンレミ村で、偶然魔女に襲われていたタルトを救出したことで、彼女達の運命の歯車が回り始める。

本来、多少魔力が強いだけの魔法少女でしかなかったはずのタルトが、その願いで力を望んだとはいえ、奇跡とも言うべきことを次々と実現させていく。


キューブはこれについて「リズの願いや、人々の希望を求める心が強い因果となって不自然なまでにタルトの力を増幅させていたのであろう」と考えている。


ラピヌとの戦いで、「何度倒しても魔女化と魔法少女化を繰り返す」という魔法を持つ彼女を倒すため、共に影の世界へと消える。その後、タルトとイザボーの最後の戦いにソウルジェムのみの状態で現れ(キューブ曰く「本来あり得ないこと」)、タルトの籠手へと変化して、ともにイザボーを倒す。その後、残ったソウルジェムは消滅した。


関連タグ

魔法少女たると☆マギカ

タルト メリッサ・ド・ヴィニョル エリザ・ツェリスカ ペレネル・フラメル

ラピヌ コルボー ミヌゥ イザボー・ド・バヴィエール


魔法少女まどか☆マギカ 先代魔法少女


ジャンヌ・ダルク 百年戦争 欧州史

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