ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

携帯電話の編集履歴

2018-07-15 00:48:09 バージョン

携帯電話

けいたいでんわ

持ち運びできる小型の電話機。

携帯電話とは

  1. 小型で持ち運びができる電話機の総称。情報端末としての機能をもつものもある。
  2. RADWIMPS2010年6月30日に発売したCDシングル名。

概要

移動しながら長距離通信ができる小型の電話。電話機からの電波基地局を経由して、別の携帯電話あるいは一般電話とつながる。1987年NTTが実用化した。

音声通話以外に、電子メールの送受信、インターネット接続、デジタルカメラワンセグなど種々の機能をもつものは、特にフィーチャーフォンガラケー)、スマートフォンと呼ばれる。

携帯ケータイ)と略される事が多い。


Call



小型化・多機能化・電子化の歴史

歴史上に初めて一般回線向けを意識した携帯式電話機が登場するのは1957年。開発したのはなんとソ連レオジード・クプリヤノフ。日本側から見ると「鉄のカーテン」の向こう側の出来事の為今となっては詳細は解らないが、トーン発振器の発想がなかったのかダイヤル・パルス発振器を取り付けた不格好な姿だった。しかし初期の段階で重さ3kg前後と当時としては驚異的な小ささに抑えた。さらにポケットサイズからハンディサイズまで小型化する計画があったことも証明する写真が残っている。

端末サービスは1963年には実用化され、当初は政府や党の幹部の緊急連絡手段として普及したという。

  • この頃は日本はまだ到底技術先進国と言える技術レベルではなかったし(同年に101系電車が登場してようやく新幹線への基礎を作り終えたというところ)、当時技術先進国と思われていたアメリカやイギリスでは、電話回線網の運営者が既得権益者となって新たなサービスの展開を阻害していた(後々日本も同じことになる)。ソ連末期の80年代頃とは真逆で、当時はソ連の方が民生品についても弾力的かつ独創的な開発ができたのだ。

1980年代の携帯電話は、固定電話をショルダーバックにした(ショルダーホン)ような、かなり大型でかさばる代物だった。バッテリーも数十分~1時間も持てば良い方で、当時はまだまだ数寄者が趣味で欲しがる贅沢品でしかなかった。正確に言うと自動車に積まれる自動車電話を持ち運びする形にしたのが携帯電話の始まりである。


ビジネスマンにはもっぱらポケットベルが呼びだし用に使われ、都会では至るところに公衆電話があったためにケータイの必要性はまだまだ薄く、大きさも家庭用固定電話の子機ほどの大きさがあった。これでも通話料だけでなく、機器レンタルの形であった為レンタル料がかかり費用はかなりかかっていた。


一般に受け入れられはじめたのは、NTTがデジタル携帯電話(mova)をサービス開始した1993年頃で、この頃になってポケットに収まるほどになり、ビジネスマンやOLを中心に流布しはじめた。1995年には通話料が安くバッテリーの持ちがよいPHSが登場し、個人のコミュニケーション手段として、高校生を中心とする若年層に受け入れられた。


1990年代後半から多機能化が進み、まずポケットベルとの連動がはじまり、続いてNTTドコモから電子メールサービスが開始、さらにKDD・DDI(現au)が先駆けとなってEzwebサービスによるインターネットへの接続が始まる。この頃から、電卓機能をはじめ、携帯電話に付属する機能の多様化が始まる。また、この頃にはカメラ付きのPHSも登場し、「ケータイで撮った写真をメールで送る」というスタイルが始まった。PHSはこの頃からデータ通信が低額であり、ノートパソコンPDAを持ち歩くヘビーユーザーにモバイルコンピューティングのスタイルを定着させた。


そして2000年、J-PHONE(現SoftBank)によって「カメラ付きケータイ」が携帯電話に持ち込まれ、写メールというキャンペーンを打ち出すと、一躍大ヒット。以後、携帯電話にカメラ機能は必須となった。


この頃には携帯電話会社の値下げ競争が激化。対抗馬であったPHSに、向こうを張る力は残されておらず、定額通話やデータ通信といったニッチな分野で生き残りをはかることとなった。


2003年、KDDI(KDD/DDIの経営統合企業)が定額のデータ通信サービス(CDMA 1X WIN)を開始。モバイルインターネットを携帯電話の世界に本格導入する。また、ドコモもWebサービス(i-mode)によるモバイルゲーム機能を拡張する中で、今度はvodafone(海外企業でJ-PHONEを吸収)がテレビ付きケータイ」を発表してさらなる機能拡張を図るなど、各キャリアの競争による携帯電話端末の機能の肥大化が進んだ。


2010年代に入るとiPhoneの登場を契機にスマートフォンが台頭し、従来型の携帯電話を淘汰していった。



別名・表記揺れ

携帯 / ケータイ モバイルフォン フィーチャーフォン / フィーチャーホン ガラケー スマートフォン / スマートホン

関連タグ

コミュニケーション 通信 電話

無線 コードレス電話 / コードレス 自動車電話 PHS

Docomo au softbank EMOBILE WILLCOM(PHS) iPhone

携帯擬人化

パケ死 : パソコン通信とインターネット初期がみかかを恐れられていたのに対して携帯電話は定額制まではこれが恐れられていた。

外部リンク

携帯電話(Wikipedia)

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました