概要
『世界樹の迷宮』と『世界樹の迷宮2』、そして前者それぞれのリメイクである『新・世界樹の迷宮』及び『新世界樹の迷宮2』で登場。
DS版では最後の作品となる『世界樹の迷宮X』でも再登場となった。
死を美徳とし、「道」と呼ばれる異国の剣術を修めた戦士。いわゆる侍である。
第1作の『世界樹の迷宮』ではシナリオをある程度進めることで解禁される隠し職業の一つ。
北米版での名称はRonin
なお、検索の際は「世界樹」を検索ワードに含めないと某変態仮面なども一緒にヒットするので注意。
職業特性
全職業中トップのSTR(腕力)を持つ前衛物理アタッカー。使用武器は剣と刀で、特に後者の扱いに長ける。
武器である刀の性能も相まって攻撃力は非常に高いが、防御力は前衛職の中では最低。攻めに特化した職業と言える。
ブシドーの攻撃スキルの大半は、「上段の構え」「青眼の構え」「居合いの構え」から派生する。
3種類の構えを満遍なく伸ばせば斬・突・壊・炎・氷・雷の全属性攻撃を習得できるが、実際には一つの道を究めたほうが活躍しやすい。
時には自身のレベルや敵の強さに応じてスキルを振り直す柔軟さも求められる。
また、構えの仕様は作品ごとに異なる。
『世界樹の迷宮』では、先に対応する構えを使用してからでないと派生スキルを使用できず、玄人好みの扱いにくい職業という立ち位置であった。
しかし『世界樹の迷宮2』では構えがマスタリ―スキル扱いになり、習得したスキルは1ターン目から自由に使えるようになったため、使い勝手が非常に良くなった。
DS版最後の『世界樹の迷宮X』では端的にいえば『世界樹の迷宮2』の仕様をさらに実践的にということなのかあらかじめ各構えスキルのいずれかに振っておくと戦闘開始時に最もレベルの高い構えが自動的に発動するようになり、後述の各構えそれぞれの派生スキルは従来は前提の構えのスキルの効果中しか使えなかった制約はなくなっている。(かわりに構えスキルの派生で習得するスキルと独立した一部の刀スキルはクリティカル扱いで攻撃出来るようになったので構えを一致させた方が基本的には威力は大きくなる。)
サブクラスも実装されているが各構えと単純に構えから派生する刀スキルで攻撃した方が威力が出ることもあって相性がはっきり出てしまうのは難儀するところである。
フォースブーストは本来なら独立した構えを同時に発動しかつフォースブースト中に限り構えがターン経過では解除されないとなっているが強みを引き出せるのはレベルも上がり一通り各構えへのスキル振りが終わる終盤からであろう。
上段の構え | 炎属性攻撃を習得可能。高火力の攻撃スキル「ツバメがえし」を持ち、FOEやボスに強い。 |
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青眼の構え | 雷属性攻撃を習得可能。防御スキル、突属性攻撃、腕封じを備えたバランス派。 |
居合いの構え | 氷属性攻撃を習得可能。「首討ち」による即死はザコ戦で有効。 |
キャラクター
全体的にかなりの軽装で、防具と呼べるものは籠手(+男性は脛当て)しか身に着けていない。
男性は上半身裸で、胸や腕に大きな刀傷がある。女性は袴を着用し、鍔の無い刀を構えている。
♀1 | 長い黒髪を赤いリボンで束ねた少女。胸にサラシを巻いている。通称「ブシ子」。『世界樹の迷宮2』では前作で着ていた白いベストが無くなっている。何故脱いだ。 | |
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♀2 | 金色の刀を持つ、おかっぱの少女。ピンクの和服姿で、左耳の後ろに大きな花飾りを付けている。あざとい。通称「姫子」。『世界樹の迷宮2』ではブーツを履いており、大正時代の女学生のような雰囲気に。 | |
♂1 | 青黒い髪を後ろで束ねた、目つきの鋭い青年。刀は赤紫色。 | |
♂2 | none | 青白い刀を持つ、髭を生やした男性。『世界樹の迷宮』では大袖(肩当て)を付けていたが、『世界樹の迷宮2』では無くなっている。だから何故脱いだ。 |
NPC
『世界樹の迷宮』と『新・世界樹の迷宮』で登場。
「氷の剣士」の二つ名を持つ女性。カースメーカーのツスクルと共に新米冒険者の手助けをしている。
『世界樹の迷宮』のドラマCDと『新・世界樹の迷宮』では平田宏美がCVを担当した。
『世界樹の迷宮3』で登場。
カースメーカーのフルベと共に迷宮で宝探しをしている少女。極度の人見知りで口下手。
上記のブシ子と似た外見だが、全体的にやや幼い印象で、額に絆創膏を貼っている。