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モルガの編集履歴

2018-09-06 00:20:56 バージョン

モルガ

かっこいいいもむし

モルガとは、玩具・アニメシリーズ『ゾイド』に登場する架空の戦闘兵器であり、金属生命体の一種である。

スペック

機体名セイバータイガー
番号EMZ-03/EMZ-15(ゼネバス帝国)/EZ-006(ガイロス帝国)
所属ゼネバス帝国/ガイロス帝国
分類イモムシ型/昆虫
全長11.8m
全高2.95m
全幅3.0m
重量19.7t
最高速度200km/h
乗員人数1名
武装
  • レーザーカッター(共通)
  • グレートランチャー×4(旧)/20mmガトリング砲×4(新)
  • 多弾頭ミサイル×2(旧)/地対空2連装ミサイル(新)
  • 小口径レーザー×2(旧)/3Dレーダーアンテナ×2(新)
  • 機銃(旧)

概要

ゼネバス帝国軍の昆虫型歩兵戦闘車ゾイドガイロス帝国軍でも使用された。

昆虫型とされているが、見た目はイモムシである。モスラ幼虫っぽい形。


見た感じは弱そうだがバカにしてはいけない。

強固な装甲が売りで、特に頭部は他の部位の2倍以上の厚さを持ち、その装甲の厚さを活かした突進攻撃と、コクピット周囲を囲んでいる事での防御能力による生存性の高さで、多くの帝国兵士達から絶大な支持を受けている。

また尾部はコンテナの役割を果たしており、標準でミサイルが格納され、これを降ろすことで兵員や貨物を輸送することも可能にしている。


疾走するモルガ

多数のバリエーションが存在し、高い繁殖力と適応力・信頼性からもっとも生産されたゾイドでもある。



これらの活躍を評価されてか、コトブキヤのHMM(Highend Master Model)シリーズで

プラキット化されている。節ごとの可動が出来る為、よりイモムシらしい表現が可能で

オリジナルのホイール展開ギミック(アウトリガー)も持つ。

しかも二体セットというお得仕様で、説明書にはモルガが主役のストーリーまで載っている。

バリエーション機を含め4種類のモルガがHMM化された。


アニメでの活躍

アニメ「ゾイド」では、ヘリック共和国の量産機ゴドスのライバル機イグアン

ゴルドスのライバル機であるディメトロドンが登場しなかった為か、

ほとんどの戦場で帝国軍の主力量産機として登場している。

また、正規軍だけでなく盗賊等も使用していた為、比較的登場回が多かった。

尚キットではミサイルとなっているコンテナの格納装備は、アニメではビーム砲塔となっている


「機獣創世記ゾイドジェネシス」では、それまで愛機としていたフィラソードを

破壊された無敵団の後の乗機として登場。(キャノリーユニット装備型)

敵国のディガルド武国も鹵獲、あるいは発掘した本機を使用していた。


バリエーション機

モルガAA

ガイロス帝国軍によって多目的支援戦闘ゾイドとしての役割を与えられたモルガ。

AAとは「アンチエア」の略。

共和国の飛行ゾイドに対抗する為、35mm実体弾高射機関砲2門と追尾レーダーを備えた

ユニットを2機搭載した対空攻撃仕様の機体である。

この装備は飛行ゾイドだけでなく地上の高速戦闘ゾイドに対しても有効であった。

HMMシリーズでキット化されている。


モルガキャリア

ガイロス帝国軍によって多目的支援戦闘ゾイドとしての役割を与えられたモルガ。

腹と尾を新規のコンテナユニットに換装した輸送用の機体である。

前線では地対空ミサイルを装備して戦力投入された。

さらなる派生機体としてクレーンを装備した補給・回収用のトラックタイプも存在する。

弾薬補給やゾイドの回収など、様々な作業に用いられ、活躍した。

HMMシリーズでキット化されている。


モルガキャノリー

アニメ『ゾイドジェネシス』に登場したキャノリーユニット(AZ120mmグライドキャノン)を

装備した砲撃仕様。量産型らしく様々な場面で出演した。


タカラトミーより発売されたカスタマイズパーツ CP-07キャノリーユニットを

ポップアップキットに取り付ける事で再現可能なほか、HMMシリーズでもキット化されている。

また、タカラトミーの公式サイトで公開されていたWebコミック「ZOIDS 妄想戦記」に登場した

ロクロウスペシャルもこれとほぼ同じ外見である。


モルガ「リーコン」

索敵用のレーダーやジャミング用の電子装備を搭載した電子戦用モルガ。

HMMシリーズのモルガの説明書内の解説に登場した。


モルガ「ガンシップ」

こちらもHMMシリーズの説明書内に登場したモルガの改修機。

コンテナのカバーを取り外し、そこに頭部のグレネードランチャーガトリング砲

防弾プレートが追加されている。


モルガ「ランチャー」

HMMシリーズの説明書内に登場。

背部に最大8発ものロケット弾を同時発射可能な二連装ロケットランチャーを8基搭載した

後方支援用バリエーション機。


モルガ「ガンナー」

HMMシリーズの説明書内に登場した、胴体の左右にロングライフルを搭載した狙撃用機体。


モルガ「スナイパー」

さらなる精密射撃を可能とする為にモルガ「ガンナー」を改修したタイプ。

ライフルは1丁のみになり、そこにガンナー用コクピットを取り付けている。

専任スナイパーを乗せるため、二人乗りの機体となった。


モルガ「ブルガン」

HMMシリーズの説明書内に登場した、モルガAAの対空機関砲をレッドホーン用の

ガトリング砲に換装した重砲撃用のトンデモ機体。

弾丸は僚機とするモルガ・キャリアによって供給される為、行動が制限される上に

発射時の反動も激しい為、モルガなのに扱いにくい機体。


モルガ「トレイン」

HMMシリーズの説明書内に登場した、コンテナを列車状に連結した輸送専用機。

名前通りの列車の為、戦闘は考えられていない。

補給や長期行軍の時などに使用されている。


モルガ「ディガー」

HMMシリーズの説明書内に登場したハチャメチャなモルガ。

頭部にドリルを装備ししている。

工兵部隊用の為に開発されたが、地中を掘り進んでそのまま敵陣に突入する

という活躍もした。小学館刊「機獣新世紀ZOIDS 公式ファンブック」にも

同様のコンセプトの機体が掲載されている。


レーダーモルガ

ゲームボーイ用のかなり古いゲームで登場した索敵性能を高めたモルガ。

モルガを「たんちそうち」で改造したモデルで背部に大型のレーダーユニットが増設されている。

ゲームでは索敵機らしく命中精度やクリティカル発生率を強化するスキルを複数有し、

敵の妨害系スキルに対抗したり素早い敵機に的確に命中させたりと堅実な戦闘を行う。

小型機故に火力をはじめとする性能は微妙だが複数機投入しやすく、

また元となるモルガと素材となる「たんちそうち」は序盤から結構頻繁に入手できるため、

製作も比較的容易だった。上記の「モルガ「リーコン」」との関係は不明。


その他

モルガの幼虫「リルガ」や成虫も存在する。


「大ゾイド展」などのイベントでは1/1スケールの実物大モルガが製作・展示されていた。

ただし細部のデザインは元のキットから多少アレンジされており、

頭部のガトリング砲の給弾方式がマガジンによるカートリッジ方式に解釈されていたりする。


また、ゴジュラスギガの開発段階では、ゴジュラスにモルガやプテラスの後継機をユニゾンさせるという方向もあった。


ゾイドワイルド』の舞台つまり地球にも、モルガにそっくりなゾイドがいる事が判明している。


関連タグ

ゾイド ゼネバス帝国 ガイロス帝国  昆虫 イモムシ ロボット メカ 兵器

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