概要
概要
公的には露出症というちゃんとした病名が付いている。
もちろん病院で治療できるので、自分にその気があって抑えられないと思ったら素直にカウンセリングを受けよう。
ただ、これとは別に、性的倒錯としても「露出狂」があり、必ずしも露出症とイコールで結ばれるわけではない。どこまでが露出狂と見なされるのかは文化やシチュエーションにより異なり、銭湯の脱衣所や浴室なら全裸であっても露出狂ではないが、そのまま銭湯の外に出るのはアウトであるし、乳房を露出していても太腿は絶対に露出しない社会もある。
強制的に露出させられている絵に付いている事もあるが、それは本来の意味とは微妙に違う。
知った仲の相手に(公共の場以外で、なおかつ恋人や夫婦とかなら)見せ付けるのも当てはまるかは微妙。
精神疾患における露出症(Wikipediaより)
精神疾患における露出症(Wikipediaより)
『DSM-IV-TR』では、以下の二点の条件を満たしていることが診断基準となっている。
- 少なくとも6ヶ月間にわたり、警戒していない見知らぬ人に自分の性器を露出することに関する空想や性的衝動、または行動が反復する。
- その性的衝動などで著しい苦痛または対人関係上の困難が生じているか、行動化している。
注意すべきは、本人が著しい苦痛を感じていない場合や、社会生活を遂行する上での障害が起きていない場合、野外露出などの具体的行動に出ていない場合は精神障害ではないということである。(誰も困っていないなら露出症では無い…)
単なる妄想や、公然での露出をテーマとしたアダルトビデオを収集するなどの行動では、それが6ヵ月以上継続していても精神障害としては扱われない。
なお、それとは別に法律に反するものは犯罪である。