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ヂリバーの編集履歴

2018-11-25 22:08:26 バージョン

ヂリバー

ゆうしゅうあんこんかいじゅうぢりばー

ヂリバーとは、『SSSS.GRIDMAN』に登場する怪獣である。

概要

第7話「策・略」に登場。別名:幽愁暗恨怪獣。


これまでの怪獣とは違い新条アカネではなくアンチが造った怪獣をアレクシス・ケリヴが実体化させたもの。アレクシス曰く「アンチ君の持ち込み企画」。

角を生やした黒と銀色の悪魔に似、アカネの作った怪獣に比べるとディテールが少なく、その分愛嬌がなく凶悪な姿をしている。

アンチが「怪獣」というものをよく理解していないからかプロポーションはヒトに近く、どこかアンチにも似ている。ウルトラシリーズで言うなら巨大化系宇宙人のようにも見え、アンチのグリッドマンに対する憎しみが籠っている為か「ニクイ」というアンチに近い声色の鳴き声を発する。


翼などの器官は持っていないが、空中を飛行する能力を持つ。


ヂリバー本体に際立った戦闘能力はないが、ヂリバー本体を倒さない限り何度でも出現する円盤を両手両足の爪から放つ糸で操る力を持っている。一応、ヂリバー本体も鋭い爪を武器に戦うことは可能。

円盤は菱の実のような形で、中央にエネルギー核を持ち、上部に大型の円錐、下部に小型の円錐の足を4つ持つ。

普段は破壊活動も行わずに悠然と空中を浮遊しているが、ひとたび戦闘状態に突入すると慣性を無視した超高速移動で突進し、核から強力なビームを発射する。


円盤は上述の通り破壊されても即座に復活・出現し、ヂリバー本体は高高度に姿を隠して退避しているため、カラクリを解き何かしらの索敵機器を用いて本体の居場所を特定しなければ、円盤との不毛な戦いを強いられる。


ただしヂリバー自体の戦闘能力はそこまで高い方ではなく、グリッドマン側にもカラクリを暴いて高高度で戦う方法があったため、身構えてかかるほどの強さではなかった。


活躍

夜のツツジ台に円盤を出現させて周囲を混乱させると、駆けつけたグリッドマンに向かわせる。

グリッドビームで円盤を何度か破壊されるがすぐに別の円盤を出現させグリッドマンを翻弄する。


スカイヴィッターと合体したスカイグリッドマンのレーダーによって糸のカラクリを見破られ、本体が上空にいると気付かれてしまう。その後は同じく飛行形態となったアンチと共に立ち向かうもあえなくスカイグリッドマンに背後を取られて身動きが取れなくなり、スカイヴィッターと分離したグリッドマンに足蹴された後「グリッドライトセイバースラッシュ」で背面から真っ二つに切り裂かれ爆散した。


さらにこの戦いでグリッドマン陣営はツツジ台電子的な世界の一部として存在する偽りの世界という事を知る事になる。


余談

デザインは板野サーカスでお馴染み、板野一郎御大。

劇中では円盤やスカイヴィッターによる華麗な板野サーカスが展開された。


これまでに登場したアカネの怪獣は人間が入る事を前提でデザインされた所謂「着ぐるみ怪獣」をアニメ化したような外見をしているがアンチの怪獣は人間が入らない事を前提でデザインされたアニメ作品の怪獣又はフルCGの怪獣やクリーチャーのような外見をしており、アカネの怪獣と差別化されている。


アカネの怪獣と比してあまり強力ではないが、これは「アンチがヂリバーをグリッドマンをおびき出すための釣り餌」程度にしか捉えていなかったためと考えられる。

あくまでアンチは「自らの手でグリッドマンを倒したい」のであって、ヂリバーを使ってグリッドマンを倒すことは本意ではなく、アレクシスもグリッドマン抹殺に固執するアカネに今まで通りの怪獣制作を再開させる起爆剤のために、アンチの使命感を利用してヂリバーそのものを強く作らないよう唆した可能性もある。


しかし、実際には皮肉なことにグリッドマンはヂリバーの方に向かっていき、アンチ自身はスカイヴィッターと戦う流れに持ち込まれるという彼にとっても不本意な結果になっている。


尚この回ではUFO繋がりでアカネの自室の怪獣フィギュアのガラスケースにシルバーブルーメノーバアブドラールスロボフォーロベルガーのフィギュアが置かれているのを確認できる。


グールギラス戦以来のグリッドマン単体で倒した怪獣になる(最適化後なら初)。


別名の幽愁暗恨とは、人知れぬ深い憂い、怨みを意味する四字熟語。


関連タグ

SSSS.GRIDMAN

アンチ(SSSS.GRIDMAN)

ステルガン特撮版に登場した飛行型怪獣。


デビルマン:そっくりさん


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