概要
グリッドマンキャリバー、バトルトラクトマックス、スカイヴィッター、バスターボラーの4体が合体して完成する合体戦神。
原典における「ゴッドゼノン」に当たる形態で、バスターボラーが胴体。スカイヴィッターが両腕、バトルトラクトマックスが足に合体し、バスターボラーのヘッドパーツ後部に隠された顔が展開する事で完成する。グリッドマンキャリバーは斧形態パワードアックスに変形し、右腕にマウントされる。
スカイヴィッターが両腕を担当している都合上、肘が曲げられない構造(所謂、箱ロボ)ではあるが、劇中では肩の可動範囲がかなり大きいためパワードアックスを装備しているものの、そこまで取り回しには苦労していない。
第9話にてある事情からグリッドマンが出撃できない状態だったためそこでの初披露となった。なお、フルパワーグリッドマンの時と同様にジャンクの処理落ち防止のために各機が出力スケールを調整する必要がある。
技・武装
パワードブレイカー
強烈なアッパーパンチ。
上述したように肘が曲げられないため、古き良き玩具ロボの腕の振り回し方となる。
元ネタは特撮版で1話だけ使用された技「ゴッドブレイカー」。
ジャンボセイバースラッシュ
パワードアックスに電撃を集中し、敵を切り裂く。
余談
元ネタのゴッドゼノンはサンダーグリッドマンよりも先に登場したが本作ではそれに当たるフルパワーグリッドマンの後に登場している。他にもゴッドゼノンでは使わなかったサンダーアックスを装備しているのが最大の違いと言える。
某司令官染みたゴッドゼノンと比べると顔はスターセイバーやビクトリーマーズっぽいデザインとなっている(ちなみに小西氏は演じたことがある)。
また、9話での登場時は「ゴッドブレイカー」と「サンダーアックス」という両方とも特撮版では1度きりしか使われていない技と武装を使用しておりファンを驚かせた。
ちなみに「ジャンボセイバースラッシュ」という名称は特撮版でのゴッドゼノンの誕生経緯が「馬場一平があるロボット玩具を見てゴッドゼノンを思いついた」というものだがその玩具がタカラトミーと関わりがある勇者シリーズの『伝説の勇者ダ・ガーン』のジャンボセイバーの玩具をリペイントした物でそれが元ネタと考えられている。
通称は「合体戦神」だが、第9話放送後のメガハウスのTwitterでは「合体戦人」という説明のツイートが流れてきたため、混乱する視聴者が続出した。→問題のツイート
尚、合体シーンには各アシストウェポンとグリッドマンの合体シーンが一部流用され、それによる合体シーンの前後の矛盾(変形したはずのバスターボラーが元に戻っているなど)から、多くの視聴者からフルパワーグリッドマンのデザイン以上にツッコミを入れられている。
関連タグ
ウルトラマンパワード ウルトラマンゼノン - 名前の響きから一部視聴者からネタにされた(ゼノンに関しては上述したように原典由来だと思われるが)。
ダイタンケン…武装用機体が合体したロボ繋がり