女児向け
じょじむけ
少女、女児に向けた、好むことを前提とした物。
漫画、アニメ、ゲームなど
ピンク パステルカラーなどを用いた可愛いらしいものが多い。『ドラえもん』『ポケットモンスター』など男児向け作品で女児向けにも展開を行うようになった作品は多いが、逆に女児向け作品で男児にも受け入れられるようになったものは少ない。『ちびまる子ちゃん』がその数少ない例のひとつである(これもファミリー向けのホームドラマとして受け入れられたという側面が強い)。
女児向けのキャラをプリントした男性向けグッズが発売されることは少ないが、サンリオの女性キャラ柄のトランクスなどは発売されており(女性キャラの柄というよりは、ユニセックスなゆるキャラ柄といった感じだが)、女児向けの抱き枕が発売された時には「これはロ○コン向けではないのか」との議論を催したという。
「萌え」的な意味で大きなお友達にも楽しまれるようになった女児向け作品は多く、魔法少女ジャンルなど高年齢の男性向け作品に影響を与えている。萌え絵そのものでも『女性キャラの性的目線が弱め』の場合のみ、女児向け本家として扱うことが許されている(女児向け雑誌に初音ミクのコラボ企画が載ったりしている)。
ティーンズ以降の少女向けとの作風の違いが話題に上ることが多いが、2010年代以降は男性と違って早く二次元の世界を卒業してしまう女性、BLジャンルなどに移動してしまう女性に、女児向けの良さを再確認させる動きも出てきている(2.5次元劇場、ゆめかわいい雑貨、美少女戦士セーラームーン、プリキュアシリーズ、サンリオ、ディズニープリンセスのランジェリーやコスメなど)。