概要
魔王ウルノーガによる世界崩壊後、各地の支配を担当する軍団のそれぞれを束ねる上級魔物6体の総称。崩壊前に命の大樹への架け橋であったオーブを与えられ、各々がその力を基にした強力な必殺技を持つ。
設定の一部分はダイの大冒険の魔王軍と似ている。
六軍王の紹介
()はSでの声優
屍騎軍王ゾルデ(若本規夫)
ゾンビ系の軍団を率いるアンデッドの王。パープルオーブを持つ。デルカダール城を拠点にロトゼタシア全土を闇に閉ざしていた。ゾンビ系。
オーブ技『パープルシャドウ』によって自らの分身を作り出す。分身は本体の強化補助を行う上に、連携も行ってくる。
剣の構えなどからXの「妖剣士オーレン」をもとにしていると思われる。
覇海軍王ジャコラ(高口公介)
海洋の支配を担当する水系の魔物。レッドオーブを持つ。主人公が匿われていた海底王国ムウレアを襲った。
オーブ技『クリムゾンミスト』は敵味方問わず与えるダメージを増やす、場に作用するタイプの技。
妖魔軍王ブギー(中村悠一)
グロッタの町を支配していた魔物。グリーンオーブを持つ。闘技場をカジノに変貌させ、現れたマルティナや住人を魔物に変えていた。あくま系。
呪われしマルティナからの連戦となり、オーブ技『ギガ・マホトラ』は全員からMPを吸い取る技。モンスターズシリーズの同名特技とは異なる。
主人公一行に敗北後、正気を取り戻したマルティナに『100万倍のお返し』としてフルボッコの刑に処されるシーンはある意味必見。
鉄鬼軍王キラゴルド(水瀬いのり)
クレイモラン周辺に黄金病を広めていた魔物。イエローオーブを持つ。正体はカミュの妹・マヤで、黄金病は呪いのペンダントの力によるものだったが、そこにつけこんだウルノーガから与えられたイエローオーブにより魔物化した六軍王の紅一点。物質系。
オーブ技『ゴールドアストロン』は相手(PS4版は2人、3DS版は1人)を強制的にアストロン状態(行動不能になりダメージや回復などの影響も受けない)にする技。
一見新規グラに見えるが、ドラゴンクエストXに登場する「青狼鬼グルバレイダ」のモーションを流用している。
邪竜軍王ガリンガ(武内駿輔)
天空魔城の門番。デュラン・サタンジェネラル系列の色違い(兜の形状は異なる)。ブルーオーブを持つ。
決して弱くはないのだが、登場が唐突きわまるため空気感が凄まじい。人型だが名前のとおりドラゴン系。
オーブ技『青の衝撃』は敵全体の良性補助効果を打ち消す…つまるところいてつくはどう。
Switch版では声が低音加工されている。
魔軍司令ホメロス(櫻井孝宏)
六軍王の司令官。シルバーオーブを持つ。元々はデルカダールの軍師だった人物で、同志だったグレイグへの劣等感による苦悩の果てに、それに付け込んだウルノーガの手に落ちた。???系。
オーブ技『シルバースパーク』は強力な無属性全体攻撃。
戦闘形態時の姿は、ドラゴンクエストIXの堕天使エルギオスの第一形態やXの破戒王ベルムドを彷彿とさせる。
余談
時間遡行後に受けられるネルセンの試練では、彼らの色違いが試練の番人として登場する。行動パターンも似ており、順当な強化版という位置付けである。
- 憎悪の剣鬼(ゾルデ)
- 憤怒の海獣(ジャコラ)
- 背徳の帝王(ブギー)
- 戦慄の牙王(キラゴルド)
- 混沌の巨人/絶望の巨人(ガリンガ)
- 無明の魔神(ホメロス)