CV:岸野一彦
概要
「7人の悪魔超人」の一人として登場。
全身が緑色のウロコで覆われた半魚人の様な姿をしており、その容姿に違わず水中殺法を得意としている。またアニメ版では手が少し違う。
ロビンマスクと不忍池で対戦し、ミートくんの右足を池の中に放り投げるという卑劣な罠を使い、水中でロビンマスクをアトランティス・ドライバーで葬り去ってしまう。
水中から彼のマスクを持って浮かび上がる場面は作中でも有名なシーンで様々なコラージュが存在する。
その後キン肉マンと対戦し、亡霊超人や水芸・セントヘレンズ大噴火などで苦戦させるも、最後はバッファローマンにキン肉バスターを見せるための捨石となった。なおアニメ版では最後はタワーブリッジで背骨がヤバいことになった。
新シリーズでは、他の7人の悪魔超人と共に完璧・無量大数軍との戦いに参戦し、"完刺"ことマーリンマンとイギリスのテムズ川で対戦。
壮絶な戦いの末、マーリンマンをかつてのライバルの必殺技・タワーブリッジで仕留めるも力尽きて絶命するという相討ちを遂げた。
観客のほとんどに嫌われる中、唯一自分に歓声を送った子供に対し「悪魔なんぞ応援していたらろくな大人にならねえぞ」と告げるなど、最後まで悪魔らしくヒールであり続けると同時に、精一杯の感謝の言葉を残した。卑劣な卑怯者であった彼が、悪漢に成長したと言えるだろう。
彼自身、卑怯な手段で得たとは言えどもロビンマスクとの戦いに勝てたことを誇りに思っていたらしく、試合中ロビンを侮辱したマーリンマンに激昂している。
またかつてロビンマスクに傷付けられた首元を徹底的に鍛え上げており、弱点ではなく敵の攻撃を弾き返すストロングポイントとして活用している。
余談
アイシールド21で知られる村田雄介がWJ40周年のために描き下ろしたイラストでは、彼にソックリなアーロンと共にロビンマスクのマスクを掲げている(ちなみにアーロンは自分の引っこ抜いた牙を持っていた)。