概要
『偽物』のクラス。このクラスに該当する英霊は、他の英霊の偽物や影武者などである。
広義的な意味では、変装など何かを偽ったサーヴァントも該当するだろうが、そういった英霊は大抵アサシンクラスにカテゴライズされる。
初登場した作品はロード・エルメロイⅡ世の事件簿。聖杯戦争が中心ではない作品が初出という珍しいクラスで、初戦闘も聖杯戦争ではない。
聖杯もマスターも令呪も偽物であるというデタラメな術式を通すため、ドクター・ハートレスが追加作成したという成立経緯が荒唐無稽なクラスでもある。
ちなみに、フェイカーという言葉自体は『Fate/staynight』などの作品で英雄王が赤い外套のアーチャーや、それに類する力を持つ者達を評する際に度々登場している。
ただし、こちらは"贋作者"のルビとしての意味合いで使われている。よってクラスとしてのフェイカーに該当するかと言われたら微妙なところである。
クラススキル
不明。
基本ステータス
不明。
『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』
征服王イスカンダルの影武者とされた謎の女性。
へファイスティオンを名乗るが…。
詳しくはヘファイスティオン(Fate)を参照。
適性を得る可能性を持った英霊
帝都聖杯奇譚の連載前設定では、モノホンの家康が早々に死んでしまった結果でっち上げられた影武者であったとされる為、本当のクラスはフェイカーと言える。
また、宝具を使って7クラスにクラスチェンジ出来るが、クラスチェンジした姿は徳川に関わりのある武将や剣豪そのものである。
"贋作英霊"という出自故にフェイカーの可能性を持つが、彼女は自らを"ジャンヌのIF"、または"人々が風評する復讐者"として世に定義させた。
一見上記のアーチャーと全く変わらない存在に見えるが、厳密には彼の英霊と混在された、同一人物ではない同一存在である模様。
シリーズに登場する彼らは本物の英霊枠を拝借している他人であり、フェイカーの可能性はあると思われる。
真名はジャック・ザ・リッパーであるが、その本質は『誰でもあって誰でもない存在』で、本物であり偽物でもあるという特異な存在。
アーサー王の影武者という点ではフェイカーの適正は少なからずあると思われる。
影武者伝説に事欠かない戦国武将。史実では武田信廉などが影武者を務めた。
余談
なお、このようなクラス名だが、偽物の聖杯戦争には登場が確認されていない。同様に聖杯探索への登場も未定。
上述した様に、偶発的にどうにか成立しているというレベルの胡乱なクラスであり、他の作品でこのクラスの存在が確立しうるのかも怪しい所である。
ガンナー → アーチャーのように、他のクラスへの統合も難しいと考えられるので、実現はまだまだ先になりそうである。
関連タグ
ランスロット / バーサーカー(strangefake) / エルキドゥ / 新宿のアサシン:他者に化ける能力や宝具を持つサーヴァント達。