概要
ヒーローロボットものに於ける合体形態のひとつ。
新幹線変形ロボ_シンカリオン_THE_ANIMATIONではE5はやぶさMkⅡに備えられた合体形態であり、2両編成変形合体のシンカリオンを母体にE5MkⅡが着込み、下半身を左右に分割、複雑な工程でゲタ履きにする形に組み合わせ、額にはリンク合体用のヘッドギアを重ねて装着。特化型を重視している為、機体の基本性能に開きが出てきたのを強化する目的に加えたモノと推測する。上空探査機ハヤブサがヘッドギアと飛行翼に延長腕、フロントアーマー、二ーガードへと分割・合体する為に一部の例外を除いて余剰パーツが存在せず、800つばめが不在でも空中戦が行える。
新たに出現した謎の新幹線の登場に伴い、シャショットの記憶回路内に『オーバークロスモード』のメモリーが追加された。
合体に際しての適合率に付いては適合率の差が大きく離れ、誤差分も含めて開き過ぎていても、通常のリンク合体と同様に合体させるシンカリオン用のShincaをハヤト専用のシンカギアに装着させるだけで可能となる。
キリンが操る再登場した巨大怪物体は総武線をはじめとする狭軌区間にも現れる為に現場急行する際の方法として採用されている。
劇中では単に『オーバークロス』とも呼んでいる。
バリエーション
- E5MkⅡオーバークロスブラックシンカリオン紅
65話より登場したオーバークロス合体。何気に強者同士の合体形態だけにスペックもクロス合体以上と推測される。武器はブレードケースの先端に二振りのダークカイサツソード紅を装着させたオーバークロス紅グラインダー。必殺技は3門のグランクロスによるオーバーグランクロス。額にはバーサーカーモード用のヘッドギアを用いる。
- E5MkⅡオーバークロスE6
66話初登場。E6こまちとのオーバークロス合体。長距離射撃に特化されており、メイン武器は通常フミキリガンを手持ちに、状況によってブレードケースの側面にフミキリガンを組み合わせたフミキリライフルを用いる。グランクロスもまたオオマガリグランクロスとして繰り出される。
- E5MkⅡオーバークロスE7
67話で登場するE7かがやきとのオーバークロス合体。パワー重視を更に特化しており、メイン武器はカイサツブレードとシャリンドリルMkⅡとの二刀流である。ドリル自体は必要に応じて先端部分がドライバーモードへも変形可能。蒼く輝くイイヤマグランクロスを放つ。主翼部分が青く染まっているのも大きな特徴。
- E5MkⅡオーバークロスN700A
68話登場予定のN700Aのぞみとのオーバークロス合体。攻防一体の近距離攻撃形態で、ある意味E5との一年越しのアドバンスドモード込リンク合体とも云える。メイン武器はカイサツブレードと、左手に備えられたクルマドメシールドMkⅡ。場合によって右腕にドラゴンナックルMkⅡを装着するも、状況によって持ち手を変える。必殺技はミカワアンジョウグランクロス。此方の場合はE5のヘッドギアは使われず、アドバンスドモードの兜のみで、主翼部分が白く染まっている。
- E5MkⅡオーバークロスE3
E3つばさとのオーバークロス合体。高速移動形態で、フミキリシュリケンクナイモードを両腕に装着。ブレードケースは背中に背負うスタイルを摂る。必殺技はフミキリシュリケンMkⅡ。
- E5MkⅡオーバークロス800
800つばめとのオーバークロス合体。スワローウイングはリンク合体と同様に背部へ装着され、更なる空中移動が可能となる。パンタグラフアローはブレードケース側面に装備され、『カイサツアローMkⅡ』としてボウガン的役割に昇華される。
関連タグ
グレート合体…E5MkⅡの下半身変形は正にコレ。正当後継なゲタ履き合体。
パワーダグオン…合体シークエンスに背中合わせに合体する先輩。
マッハスペリオン…延長腕の役割を果たす先輩。
ライトニングガルーダ…上半身を構成する2両編成シンカリオンの基本合体の元ネタ。