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空母いぶきの編集履歴

2019-05-26 09:40:09 バージョン

空母いぶき

くうぼいぶき

空母いぶきとは、恵谷治監修、かわぐちかいじ作画によるミリタリー漫画。もしくは作中に登場する艦艇のこと。

概要

小学館の青年漫画雑誌『ビッグコミック』にて、2014年24号から連載されているミリタリー漫画であり、ジャーナリスト恵谷治氏が監修を行い、漫画『ジパング』などで有名なかわぐちかいじ氏が作画を担当している。


尖閣諸島を巡る日本海上自衛隊中国海軍との衝突を発端に、日本の危機を察した日本政府の要請により、最新鋭戦闘機を搭載した事実上空母である艦艇『いぶき』を就役させ、新たに編成された新艦隊が、中国軍から尖閣諸島と日本を守る戦いに挑んでいく様子が描かれている。


登場兵器

自衛隊

第5護衛隊群

架空艦DDV-192 いぶき

ペガソス計画によって生み出された、自衛隊初の航空機搭載型護衛艦。分類上は軽空母となる。新設された第5護衛隊群の旗艦である。艦名は第二次世界大戦中、マル急計画により設計変更されたものの、未完成のまま終戦を迎えた幻の空母伊吹にちなむ。建造中はコードネームの「ペガソス」の名で呼ばれていた。設計はヘリコプター搭載護衛艦いずもを改良したものである。大きな特徴としては、日本初のスキージャンプ式の飛行甲板の採用がある。艦載機はF-35JBが15機のみ配備されているが、これは専守防衛を鑑みて、航続距離の長い対地攻撃型ではなく、あくまで対潜水艦用であると説明するためである。対空兵器はベース艦であるいずも同様、他の護衛艦と比較して少なく、SeaRAM2基とファランクス20ミリCIWSだけであり、艦隊の防衛は随伴する護衛艦に任されている。また自衛隊初となる洋上での協同運用がなされており、航空管制を航空自衛隊、操艦を海上自衛隊が担当する。



架空機F-35JBステルス垂直離着陸機

いぶきに15機のみ配備された新型機で、各5機編成の3小隊から成る。空対空ミサイルはAIM-120 アムラームを搭載する。機体価格は1機あたり150億円。取り扱いを巡っては、「汎用・多目的機であり、「いぶき」に配備されているのは対潜のためである」とする政府・与党と、「対潜用というなら対潜ヘリでよく、対地攻撃能力を持つ当機種を搭載するのは専守防衛に反する」と主張する野党が対立する原因ともなっている。


架空機F-35JAステルス攻撃機(文面のみ)

F-35Aの航空自衛隊仕様で那覇基地に配備されておる。

現実世界では2020年ごろに運用開始予定の模様。


DDG-177 あたご

DDG-176 ちょうかい

DD-153 ゆうぎり

DD-156 せとぎり

SS-504 けんりゅう

AOE-426 おうみ

その他

DD-116 てるづき

SS-599 せとしお

LST-4002 しもきた

LST-4003 くにさき

RF-4E偵察機

SH-60K哨戒ヘリコプター

V-22垂直離着陸機

AH-64D戦闘ヘリコプター

S-60JA多用途ヘリコプター

C-2輸送機

軽装甲機動車

高機動車

AAV7 水陸両用兵員輸送車


中国

架空艦中国人民解放軍「広東(カントン)」

未完成の艦体を購入して再利用した「遼寧」とは違い、初の中国産正規空母である。艦名は広東省にちなむ。また、同型艦として2番艦「天津(ティエンジン)」も就役していた。艦載機は殲20を60機運用しており、劇中の艦全体の様相では艦外見デザインは「ウリヤノフスク級空母」に準じた外見になっており、離陸方式は「遼寧」と同様、スキージャンプ方式で発艦させる方法を採っている。「遼寧」とは段違いの性能と装備を持ち[9]、北海艦隊空母部隊の中核をなす。


架空機殲20艦上戦闘機

空母広東で運用されている艦載型が登場する。

現実世界での運用は2018年開始予定。


遼寧

長白山(チャンペイサン)

「遠征102・103」(元級潜水艦)

「哈爾浜(ハルビン)」(052A型駆逐艦)・「洛陽(ルオヤン)」(053H3型フリゲート)

殲15艦上戦闘機

Il-76輸送機

03式空挺歩兵戦闘車

武直10(WZ-10)攻撃ヘリコプター

03式空挺歩兵戦闘車

红旗7地対空ミサイル自走型

飛龍2(フェイロンFL2)地対艦ミサイル牽引型


まさかの実写映画化

若松節朗監督、西島秀俊主演で2019年5月24日公開。


しかし公開寸前で総理大臣役の佐藤浩市が「自身が演ずる垂水総理にストレスが溜まると下痢を起こすキャラクター付けをした」との発言は安部首相を揶揄しているのでは?となり一部の方から批判を浴びた。

もっとも、実際には「クジ運の悪ささえ感じられるヘタレな人物が名実ともにリーダーとして成長していく過程を描く」とも取れる発言であるため、「首相を揶揄していると言う批判」は的外れと言わざるを得ない。詳細はこちら


また先行公開時に自衛隊非協力では?という話題も上がっている。

事実北朝鮮(映画では架空国に)の工作員がテロをしようとする作品宣戦布告や隊員が無許可離隊を冒す内容として非協力の初代戦国自衛隊自衛隊が好意的に扱われていないため非協力の野生の証明等の作中内容で協力、非協力が決まる可能性があるため対中国の本作でも難しい面があるとされている。

(そもそも公開直前まで来て自衛隊側から何も言ってこないということは非協力なのだろう。)


例外として亡国のイージスが存在する最初は内容が内容のため強く拒否されたのだが2度目の時に読者で長官であった石破茂が再考を促し、制作側も内容修正等を行ったため実現した。


ついでに書くと当たり前?だが中国ではなく国籍不明の船団の模様(空母をもった国籍不明の船団とは)作中で(架空国として)名前が出てくることを祈ろう。


登場人物(カッコ中の人名は(劇場版のキャスト/ボイスドラマ『第5護衛隊群かく戦えり-女子部-』の声優))


海上自衛隊第5護衛隊群

秋津竜太(西島秀俊/上坂すみれ)-航空機搭載護衛艦「いぶき」艦長

新波歳也(佐々木蔵之介/M・A・O)-「いぶき」副長

涌井継治(藤竜也/田村睦心)-第5護衛隊群群司令

浦田鉄人(工藤俊作/駒形友梨)-ミサイル護衛艦「あたご」(劇場版では「あしたか」)艦長


日本国

垂水慶一郎(佐藤浩市)-内閣総理大臣

沢崎勇作(吉田栄作)-アジア大洋州局参事官


中華人民共和国・人民解放軍

劉長龍―海軍北海艦隊・空母「広東」艦長

馬大奇―海軍駐在武官


関連タグ

軍事 ミリタリー

海軍 海上自衛隊

尖閣諸島 国防


カエルの楽園…百田尚樹氏の萬話小説であり、本作で起こっている出来事を風刺している面がある。

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