輝く命、シャイニールミナス!
CV:田中理恵
概要
決め台詞は「光の心と光の意志、すべてをひとつにするために!」
プリキュアシリーズ初の追加戦士だが、TVアニメ本編の設定では「3人目の新たな仲間」ではあってもプリキュアではないとされている(3人目のプリキュアとすると「ふたりはプリキュア」という番組タイトルがおかしくなるため)。しかし、映画「プリキュアオールスターズ」では商品化が絡むためプリキュア枠に含まれる。オールスターズの換算では3人目の歴代プリキュアと扱われている。
変身に相方のプリキュアを必要とせず、プリキュアシリーズで初めて単独変身したキャラクターでもある(プリキュアとしてはキュアドリームが最初だが)。
戦闘
さて戦闘だが、ルミナスが積極的に敵と戦うことはない。
妖精を安全な場所へ逃がしたり、キュアブラックやキュアホワイトの力を高めるためのサポートが主な役割。そのため否が応でも自身が戦わなければならない状況におかれてしまうとやむを得ず戦いはするものの、防戦一方に回る場合がほとんどである。
……そんな「サポートに定評のある」彼女は、微妙な影の薄さもあって、たまにネタ扱いされる。
しかし、ルミナスだけが扱える力(下記の動きを封じる技や、透明なバリアのようなもの)で、プリキュアたちをたびたび危機から救っているのも事実である。今後のシリーズで登場する追加戦士は攻撃に特化した者がほとんどであるため、彼女のような防御、補助特化タイプは珍しい。
西尾大介監督によると、戦闘シーンでのルミナスの扱いについては「後ろにデーンと控えるクイーンのような存在感」が意識されていたという。なのでブラックやホワイトよりも前に出て戦うようなことは基本的にないように演出が注意されていた。ルミナスの大ボリュームの髪はじっと立っているだけでも存在感がでるようなデザインを目指した結果でもある。
ただ、玩具販促アニメにおいては新キャラは登場してからしばらくは目立たせるべきという常識があるためにこの方針には色々と難色も示されたとか。
プリキュアシリーズ伝統の「シンボルカラー」については、服はピンク系なのだが、髪の色の印象が強い為なのか黄キュア枠に入れられがち。公式でも、プリキュアオールスターズDX3のイエローチームの筆頭として数えられている。
なお、後の作品でピンク枠≒主人公という伝統ができたこともあってか、MaxHeartのメンバーでは無印からの流れでキュアブラックがピンクチームの一員とされている。
一方、ルミナスは「光のクイーンのゴールドのイメージ」でデザインされたということなので、黄キュア枠は妥当であるかも知れない。コスチュームよりも髪の色の印象の方が強いのはそう感じられるように意図的にデザインされたわけだ
必殺技
- バリア
- ハーティエル・ブローチェを胸のリボンに付けることによって使う事ができる。シャボン玉のような見た目をした半球状のバリアを作り出す、発動バンクはあるが技名のようなものはない。必殺技というより基礎能力に近い。
バリアが維持される時間は10秒にも満たないが頑丈さに定評があり、本編やオールスターズ映画を含めて彼女のバリアは一度も突破されたことがない(次点はラスボス戦と映画のみでバリアが割れたキュアフェリーチェ)。ただ、ルミナスのバリアは片手では扱えない上に状況によっては使用できず敵から逃げる場合もあり、乱発することはできない
- ルミナス・ハーティエル・アンクション
- エキストリーム・ルミナリオ
- キュアブラック、キュアホワイトとシャイニールミナスの3人で放つ合体技。掛け声は「漲る勇気!」(キュアブラック)、「溢れる希望!」(キュアホワイト)、「光輝く絆とともに!」(シャイニールミナス)。ハート型の光線を発射する。
- エキストリーム・ルミナリオ・マックス
- クイーンとして覚醒したシャイニールミナスと、スパークルブレスを装備したプリキュア2人の合体技。最終話で使用。
フォームチェンジ
- スーパープリキュア(シャイニールミナス)
映画「ふたりはプリキュアMax Heart2 雪空のともだち」でのパワーアップフォーム。羽の装飾が各所につけられる。この映画公開の頃はシャイニールミナスはプリキュアではないとされていたのだが、その当時の公式サイトでも、ルミナスのパワーアップフォームは「スーパープリキュア」と呼ばれていた
- キュアレインボー(レインボーシャイニールミナス)
映画「プリキュアオールスターズDX2」に登場したパワーアップフォーム。
コスチュームは上記のスーパ-プリキュアとほぼ同じだが、背中に黄金色の羽が生える。「DX3」でも同じフォームが登場する。
レインボー状態の名称にはプリキュアの場合「キュア」が頭につくのだが、もともと「キュア」の称号がないルミナスは例外である
余談
ルミナスの声を担当した声優の田中理恵は、『マックスハート』が放送された同年に『ローゼンメイデン トロイメント』の水銀燈や、『舞-乙HiME』のトモエ・マルグリットを演じ、プリキュアが属するニチアサ枠では仮面ライダーフォーゼにて、ヴァルゴ・ゾディアーツを演じている。幅広い役柄のキャラを演じられるので中の人が同一人物だと気づかない人も多い。ちなみに、水銀燈、トモエ、ヴァルゴがいずれも妖艶系や威圧的な声であるのに対し、ルミナスこと九条ひかりは癒し系の声。「エキストリーム・ルミナリオ」の技名を叫ぶ時は自分が慣れてないほどの高音になるので収録の時は耳を塞ぎながらやっていたとか。
関連イラスト
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プリキュア ふたりはプリキュア・ふたりはプリキュアMaxHeart
九条ひかり 美墨なぎさ 雪城ほのか キュアブラック キュアホワイト