襲名者
- キャロル・ダンバース(初代)
- シャロン・ベンチュラ(シー・シング)
- カーラ・ソフェン(ムーンストーン)
- カマラ・カーン(2013年以降の襲名者)
※なお、ムーンストーンはヴィランである。ダークアベンジャーズではキャロルのポジションを担当していた。
概要
女性ながらMARVELコミック最高峰のヒーローチーム「アべンジャーズ」に所属し、強さと美しさを兼ね備えた スーパーヒロイン。
本名はキャロル・ダンバース。かつてCIAのエージェントとして働いていた事があったらしい。
その後、異星種族クリー人のヒーロー:キャプテン・マーベル(シャザム!じゃない方)と惹かれ合い、恋仲になってしまう。
この関係に気づいたクリーの悪人が、彼女を人質に取りキャプテン・マーベルに戦いを挑んだ。この戦いの中、悪人が持っていた機械「サイケ・マグニトロン」が爆発し、その結果キャロルの体内にキャプテン・マーベルの遺伝子が溶け込んだ。このためキャロルは、キャプテン・マーベルと同じ能力を持つことになったのだ。
そしてMs.マーベルと名乗った彼女はやがてアベンジャーズに加入した。
だが、アベンジャーズがブラザーフッドと戦った際に、まだヴィランだった頃のローグにパワーを吸収され、昏睡状態に陥ってしまう。その後、バイナリィやウォーバードと改名して活動したり、アルコール中毒となったりするなど波乱の人生を送ってきた。
その後はアベンジャーズのメンバーとして実績を積み、キャプテン・アメリカに代わってリーダーを勤めるなど仲間からの厚い信頼を勝ち取ることに成功した。
その後、クリー人ヒーローであるキャプテン・マーベル(キャロルと恋仲だった初代はすでに病死しており、彼の息子)が名誉の戦死を遂げたことが新たな転機となる。キャプテン・アメリカの薦めもありキャロルはキャプテン・マーベルの名を襲名することとなった。空位となったMs.マーベルの名はパキスタン系の女子高生カマラ・カーンに引き継がれた。
なお、コミックの正史世界(アース616)のキャロル・ダンバースは、2018年に設定変更が行なわれ、実は元から、地球人とクリー人のハーフで、クリー人としての名前は「CAR-ELL」……ってマズいだろ、それ。
能力
キャプテン・マーベルから遺伝した?能力は
飛行能力・超人的体力・怪力・手からビームを発するパワー・クリー人特有のいわゆる「第六感」である。その内の「飛行能力・超人的体力・怪力」がローグに永久コピーされた。
コスチューム
初期の頃はこれだった(ちなみに上記イラストは中の人が違う)。
2012年頃まではこちら。ファンも多いコスチュームだったが……
2012年、キャプテン・マーベル襲名に伴ってコスチュームも変更。oh……
露出が減り絶対領域も消えたが気にしない……(´・ω・`)
後述の映画(MCU)版もこのバージョンが元になっている。
こちらは、元々クリー人の対テロ組織の精鋭部隊が着用する戦闘用スーツであり、キャロルが組織を離反した後にお馴染みの星条旗風のカラーにリペイントしたということになっている(元々のスーツの色は緑を基調としたものだった)。
いずれにしても男子諸君には目の保養である。
なお、ミズ・マーベル次世代継承者であるカマラ嬢のコスチュームは
うん、まぁかわいいんじゃないかな(小並感)
映画(MCU)版
2019年に公開された映画『キャプテン・マーベル』はキャロル・ダンバースが主人公となっており、同役は『髑髏島の巨神』でメインヒロインを務めたことでも記憶に新しい、ブリー・ランソンが担当する(ちなみに、『髑髏島の巨神』ではMCUでロキを演じたトム・ヒドルストンおよびニック・フューリーを演じたサミュエル・L・ジャクソンも出演していた)。
吹き替え担当の声優陣もかなりの実力派が揃えられ、特にメインヒロインであるキャプテン・マーベル役を水樹奈々が担当することで大きな話題となった。また、この映画にはジュード・ロウも出演するが、こちらの吹き替えも、ジュード・ロウの専属吹き替えである森川智之氏が担当する。
本作は1990年代が舞台(シリーズ最初期の作品である『インクレディブル・ハルク』や『アイアンマン』よりも少し前)であり、まだ両目だったころのニック・フューリーも登場する(最新のデジタル技術により、ニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンの容姿も今よりも若く見えるよう加工されている)。また、変身能力を持つ異星人であるスクラル人が登場し、物語に大きく関わってくる。
MARVEL内でも、上位に入るほどの実力者である彼女が、なぜ単独映画のあと、大事件が何度も起こっているにも関わらず登場しなかったかも物語のクライマックスで明らかとなる(MCU作品は、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』や一部の回想シーンを除いて、基本的に2000年代後半~2020年までの間が舞台となっている)。
また、フューリーが眼帯を着用するようになった経緯も描かれる。
ちなみに、この前に公開された映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では、エンドクレジット後のシーンにおいて、ニック・フューリーが彼女に通信しようとしていたことを示唆するシーン(旧式の通信機を使って誰かと連絡を取ろうとしており、その画面に赤と青の星の紋章が表示されている)が挿入されており、本作のエンドクレジット後のシーンではそれに対するアンサーとも言えるシーンが挿入されている(このシーンはそのままその次の作品である『エンドゲーム』冒頭のシーンへと続いていく)。
関連タグ
パワーガール:ライバル出版社の目の保養キャラ。こちらと違ってコスチュームの変更が不評だと知ると、元に戻した。