概要
クローンウォーズ
マスター・ヨーダ(と恐らくオビ=ワン・ケノービ)の指示により無理やりアナキン・スカイウォーカーのパダワン(弟子)につけられた少女。種族はトグルータ。
性格は女性版アナキンという表現がぴったりである。すなわち無鉄砲かつ生意気。
しかし師匠と同様に荒削りながらも腕は確かであり、映画ではバトルドロイドの上位種を三体同時に相手にして(しかもジャバ・ザ・ハットの息子をかばいながら)無事に全員倒して生還したり、
アサージ・ヴェントレスやグリーヴァス将軍と互角に戦ったりしている。
ジェダイになったのはプロ・クーンに見出された事がきっかけであり、このためプロ・クーンを尊敬している。
独立星系連合(分離主義者)のオンダロン出身の青年ラックス・ボンテリに淡い恋愛感情を持っている。ラックスはパドメの友人ミーナ・ボンテリの息子であり、アソーカはパドメのお供としてオンダロンに赴いてからは、彼とは腐れ縁のような関係であった(芝居だったがディープキスをしたことがある)。ラックスへの想いに心を乱した事もあったが、前述の通り彼は共和国に属しておらず、その後の進展は作中では描かれていない(アソーカは共和国に加わって欲しいと願っていたが、ラックスの父はクローントルーパーに殺されていた)。
クローン戦争を通じて師アナキンと良いコンビとして行動し、アナキンを救ったことも一度や二度ではなかった。
しかしクローン・ウォーズ シーズン5でジェダイ聖堂爆破事件を捜査している時に友人のジェダイ バリス・オフィーによりレッタ・ターモンドという人間女性を殺害したという冤罪をかけられてしまう。これによりアソーカはジェダイ騎士団から除名され、裁判にかけられる。最終的にはアナキンによりバリスが犯人であることが突き止められるのだが、アソーカはジェダイ騎士団が自分を犯人だと決めつけて判断を下したことから強い不信感を抱いてしまい、事件解決後に騎士団からの謝罪と復帰の要請を受けるも、唯一彼女を信じていたアナキンの誘いも断ってジェダイ騎士団から去っていった。
その後を描いた小説「アソーカ」では、ジェダイ騎士団を去ったアソーカはラックス・ボンテリの元に身を寄せ、惑星マンダロアでダース・シディアスに捕縛されたダース・モールが脱獄した際にはジェダイと共和国軍から距離を置いた立場ながら、モールを追うアナキンと彼の率いるクローントルーパー第501大隊に助力する事になる。
しかし、アナキンとオビ=ワンはグリーヴァス将軍によって拉致されたパルパティーンの救出のためコルサントに帰還する必要に迫られ別行動を取る事になり、その後モールを捕える直前でオーダー66が発令。味方であったはずのクローン達から攻撃を受け、モールも取り逃がした。
そしてクローントルーパーにオーダー66を実行させるための行動抑制チップを独自に脳から取り外していたレックスに助けられ、アソーカは一命をとりとめた。
スターウォーズ 反乱者たち
シーズン2より登場。
オルデランの総督ベイル・オーガナやその娘であるレイア・オーガナ元老院議員に協力し、「フルクラム」という偽名で銀河系各地の反抗活動を密かに支援していたことが語られる。
そして同じくオーダー66を生き延びたジェダイの1人であるケイナン・ジャラスが加わっていた惑星ロザルの反乱グループと合流する。
精神面においてかつてのおてんばさは鳴りを潜め、かつてジェダイであった者としてエズラやケイナン達を導いていく。そして、ダース・ベイダーと化したかつての師とも対峙する事になる。
新たに作成した白いライトセーバーを使った二刀流の剣技を駆使し、ダース・ベイダーの送り込んだ刺客である尋問官達に対して2対1の状況にもかかわらず圧倒するなど、フォースの技に更なる磨きをかけている。
中の人
英語版のCVはアシュリー・エクスタイン。
日本語吹き替え版のCVは伊藤静女史。
言動や容姿から中々人気が高く、Pixivにも熱心なファンがいるようだ。なおキャラクターのモチーフとしてもののけ姫がモデルになっている、上述の逆手に構えるスタイルや顔の模様などはサンのオマージュといわれる。