ダイバーシティ
多様性を意味する英単語「Diversity」のカタカナ表記。
地球環境で言うと、動物・昆虫・魚・花・草木・人間といった多種多様な種の生物が共存している事をさす。
種はこの多様性に意義があるため、特定の生物の絶滅を防ぐための保護を行うなどし、地球上のダイバーシティを守っている。
近年日本でもさかんに叫ばれるようになった、人間の社会におけるダイバーシティとは、人種・国籍・性別・年齢・宗教・性的嗜好・生活様式・障害の有無といったグループの差異を意味する。海外のグローバル企業では1990年代には既にダイバーシティの担当役員が存在していた。
当初の大きな目的は人権問題だったが、現在は多様な消費者・株主・労働者の支援による経済成長を目的とした経営戦略となる。(ダイバーシティ・マネジメント)
日本では長らく「大学を卒業した健康な男性」があらゆる組織でリーダーシップをとるという状況が当り前と思われていたため、企業成長に繋がらずグローバル社会に取り残されていたが、令和も間近になって、ようやくこのダイバーシティという概念が重視されるようになった。それまではあまりに縁遠い概念だったため「ジェンダーの問題か」勘違いする人も多いが、性別の話ではなく、多様な視点や分析や知識を企業成長に活用しようという発想である。
ダイバーシティ東京プラザ
2012年4月19日にオープンした全8F(+屋上テラス)からなる複合施設。
三井不動産が立ち上げた「青海Q街区計画」の一環で、名称はお台場+シティと「多様性」を意味する単語「Diversity」をかけ合わせたもの。
オフィスフロアである8Fを除き商業施設で構成されている。お台場・青海エリアのほかの商業施設と比べると、外への開放性は少なめの構造になっている。プロムナード側出口前に設置された1/1ガンダムが目印だったが、2017年に同スケールのユニコーンに交代した。
最寄駅は東京テレポート駅(りんかい線)、台場駅(ゆりかもめ)でちょうどフジテレビ本社裏側の位置にある。
距離的には東京テレポート駅からの方が近いが、台場駅からだと入り口直結のウエストパークブリッジが伸びているため地上に降りることなくアクセスできる。