東京テレポート駅
とうきょうてれぽーとえき
東京都江東区青海にある東京臨海高速鉄道りんかい線の駅。開業当時は終着駅だった。
パレットタウンからすぐ北にあるロータリーに出入り口があり、駅は改札を含めて地下。
地下1階に改札があり、エスカレーターで地下3階へ降りるとホームになっている。りんかい線の地下駅としては珍しく、ホームまで太陽光が届く採光設計になっているのが特徴なので、ホームは深さの割に昼間は明るい。
発車メロディには踊る大捜査線のテーマ曲が使われている。
かつて計画されていた都市博の最寄り駅として設計された都合上、改札やコンコースなどの通路はかなり大きい。
ダイバーシティ東京プラザへの最寄り駅の1つであり、北部への歩道橋を渡ればお台場海浜公園方面へもすぐ。東京国際展示場の南展示棟の代替として仮設された青海展示棟も目と鼻の先。
観光地として紹介される意味での「お台場」のエリアの中ではほぼ中央に位置しており、徒歩10分ほどでほぼ全てのスポットへ行く事ができる。
ゆりかもめに乗り換えたい場合は、歩道橋側のお台場海浜公園駅が最も近い。
また、パレットタウン側の青海駅(あおみえき)も多少歩けば乗換できるが、そちらは青梅駅(おうめえき/多摩地区)との混同の恐れがあるため、最寄り駅であっても東京テレポート駅を案内する分には問題ないが、青海駅への案内はオススメできない。
なお、あくまで電車の駅であり名前のようなテレポートができるスポットはない。
そもそも東京テレポートはバブル期に東京湾の埋立地(現在の臨海副都心)を開発して作られる予定だったオフィス街「東京テレポートタウン」に由来し、バブル崩壊とともに頓挫して名前だけが残ったもの。
その「テレポート」の名称自体も、接頭辞「Tele」+「port」の語源は全く同じ、どちらも造語だが、瞬間移動のテレポートは「遠くに」+「運ぶ」、「テレポートタウン」の「Tele」には情報を遠くに届ける通信機器+「port」には港の意味が込められており、意味は全く異なる。
2023年4月より、前述のダイバーシティ東京へのアクセス向上の一環として、東京BRTが新橋駅より土休日ダイヤ限定で乗り入れるようになった。
- 2021年(令和3年)度の1日平均乗車人員は18,198人である。
利用状況比較表
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 |
---|---|---|
2008年(平成20年)度 | 23,573人 | 47,146人 |
2009年(平成21年)度 | 24,578人 | 49,156人 |
2010年(平成22年)度 | 23,541人 | 47,082人 |
2011年(平成23年)度 | 22,686人 | 45,372人 |
2012年(平成24年)度 | 28,991人 | 57,982人 |
2013年(平成25年)度 | 29,751人 | 59,502人 |
2014年(平成26年)度 | 31,067人 | 62,134人 |
2015年(平成27年)度 | 32,101人 | 64,202人 |
2016年(平成28年)度 | 32,449人 | 64,898人 |
2017年(平成29年)度 | 32,284人 | 64,568人 |
2018年(平成30年)度 | 33,853人 | 67,706人 |
2019年(令和元年)度 | 34,652人 | 69,304人 |
2020年(令和2年)度 | 17,076人 | 34,152人 |
2021年(令和3年)度 | 18,198人 | 36,396人 |