概要
東京都練馬区東大泉にある西武池袋線の駅。なお駅名と一致する「大泉学園町」はやや離れたところにある(現在は別個に都営大江戸線の延伸計画が予定されている)。
嘗ては所在地同様の「東大泉駅」だったが、大泉に学園誘致の計画があったためこの駅名になった(白紙になったので学園はない)。
西武単独の駅では最も利用者が多く、急行が停車する隣の石神井公園駅や新宿線の鷺ノ宮駅よりもずっと多い。
但し、石神井公園駅の高架化が完了した事やそれに伴う周辺の開発により利用者の増加が鈍化傾向にある。
当駅から池袋よりは高架を走るが、駅の近くには踏切が存在する。
東映・東映アニメーションの大泉スタジオ最寄り駅。発車メロディは、銀河鉄道999のテーマ曲が使用される。
かつて池袋線の高架化前は、西武鉄道標準デザインの駅舎があり、漫画家やアニメーターの多く住む池袋線沿線事情から、1970~80年代の複数の漫画・アニメには銀河鉄道999を筆頭として、たとえ車両が落書き同然の頓珍漢な描写でも、駅名は何であれあからさまに池袋線を参考にしたと思しき精緻な駅舎が登場していたものである(特殊技能を要する車輌描写と違い、建築物は縦横比が現物より若干おかしくてもそれらしくみえる)。
尚、当駅周辺にグランエミオ大泉学園があり、そこにジュンク堂書店等が併設されている。
大規模な本屋に行きたい時は当駅周辺に行くのも手だろう。
駅構造
島式1面2線の地上駅。池袋方面は当駅を過ぎると桜台駅まで高架を走る。
利用者の割にホームが狭いので、朝夕は非常に混雑する。
利用状況
- 2022年(令和4年)度の1日平均乗降人員は、75,513人である。
- 西武鉄道の駅では池袋駅、高田馬場駅、西武新宿駅、小竹向原駅、練馬駅、国分寺駅、所沢駅に次いで8位。
- 池袋線単独の駅では最も利用者が多く、急行が停車する石神井公園駅やひばりヶ丘駅より多い。
- 他社の駅と比較すると東武草加駅や京王千歳烏山駅・仙川駅より多い。
年度別
年度 | 乗降人員 |
---|---|
2008年(平成20年)度 | 83,995人 |
2009年(平成21年)度 | 84,089人 |
2010年(平成22年)度 | 83,002人 |
2011年(平成23年)度 | 81,725人 |
2012年(平成24年)度 | 82,786人 |
2013年(平成25年)度 | 84,006人 |
2014年(平成26年)度 | 83,628人 |
2015年(平成27年)度 | 85,597人 |
2016年(平成28年)度 | 86,759人 |
2017年(平成29年)度 | 87,981人 |
2018年(平成30年)度 | 88,104人 |
2019年(令和元年)度 | 87,359人 |
2020年(令和2年)度 | 64,601人 |
2021年(令和3年)度 | 69,496人 |
2022年(令和4年)度 | 75,513人 |
隣の駅
種別 | 前の駅 | 当駅 | 次の駅 | 備考 |
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通過 | ||||
通勤準急 | 保谷駅(SI12) | 大泉学園駅(SI11) | 練馬駅(SI06) | 平日朝の池袋方面のみ |
通勤急行 | 保谷駅(SI12) | 大泉学園駅(SI11) | 石神井公園駅(SI10) | 平日朝の池袋方面のみ |
準急・各駅停車 | 石神井公園駅(SI10) | 大泉学園駅(SI11) | 保谷駅(SI12) |