メフィラス星人三代目
あんこくしてんのうのちしょう
「私は決して諦めたわけではありません!必ずまた君たちに挑戦しにやってきます!いつの日か…必ず!!」
データ
種別 | 悪質宇宙人 |
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身長 | 2~60m |
体重 | 2万t |
出身地 | メフィラス星 |
声優 | 加藤精三 |
概要
皇帝であるエンペラ星人に仕えている暗黒四天王のリーダー格で肩書は知将。
慇懃無礼な敬語を使う他、グローザムに対して「人間をあまり舐めない方がいいと思いますが…」と忠告するなど慎重な性格でもある。
初代や二代目との関連性は不明だが、設定上は先述の二人とは別人らしい。一方で初代、二代目と兄弟である事を思わせる解説もなされている。
他の暗黒四天王が敗れ、暗黒四天王がついに自分一人になってしまったため出撃した。
自らは手を出さず、円盤に搭載されている記憶改変装置「キリアン・リプレイザー」を使って地球人の記憶をメビウスと自分の立場を入れ替えるように改変し、メビウスを侵略者に仕立て上げて追い詰めて行き、ハヤタ・シンにも「自分が直接手を下さない限りは手を出さない」よう要求し、GUYSにメビウスを抹殺させるゲームを楽しんでいたが、ヒビノ・ミライ=メビウスの必死の呼び掛けによりGUYSが正気に戻ったことにより、乗っていた円盤を破壊され業を煮やして遂に自ら出陣。
駆け付けた初代ウルトラマンとメビウスを相手に互角に渡り合うが、ウルトラマンから、「手を出した時点で既にゲームに敗北していた」と指摘されたことで潔く敗北を受け入れ、初代と同様、いつの日か再び挑戦すると宣言して地球を去っていった。
しかしそれをエンペラ星人が許すはずもなく、宇宙空間にテレポートしたところを彼の手で処刑されてしまった。
「皇帝!私もまた不要になったゲームの駒というわけですね・・・残念です!!ぐおおおっ!!」
ミライが洗脳されていたGUYSメンバーで最初に会った隊員はテッペイである。怪我をしたミライを見過ごせなかった彼の医者としての優しさ、作戦立案者としての解析能力を持つ彼に初めに出会ったからこそ、メフィラスの洗脳を解くきっかけが生まれたとも言える。テッペイが「君の事を信じているわけではない」と言いつつも「仲間と衝突することはできない」と漏らし、トライガーショットを構える手が震えるシーンは必見。改めてクゼテッペイと言う人物を知る事が出来るだろう。
その後
ウルトラマンプレミアステージ
メビウスの後日談に当たるこの話では暗黒の力によって復活。他の四天王を蘇らせると、皇帝復活のためにファントン星人の少年フォンタが持っている願いを一つ叶えることができる絵本「星空の涙」を狙う。
フォンタに優しく語りかけて絵本をだまし取ろうとするもウルトラ戦士たちに止められ、再び初代ウルトラマンと対峙。
実は裏ではエンペラ星人すら自分の駒と思っており、いずれは皇帝に変わって宇宙を制覇するという野望を抱いていたがエンペラ星人にはすでにお見通しであり、またしても処刑されてしまった。
ウルトラマンメビウス外伝ゴーストリバース
メビウス本編で倒された暗黒四天王メフィラスが怪獣墓場に流れ着き暗黒の鎧と融合したことでアーマードメフィラスとして復活し、鎧の魔力で他の四天王を復活させた(ヤプールはメビウスキラーに憑依)。
鎧の魔力により支配されており、動作や言動がややおかしくなっているものの、亡き皇帝陛下への忠誠心は本物であり、他の四天王と共に亡き皇帝の復活を企んでいる。
余談
初期案ではメフィラス星人ではなく、女性型宇宙人や英国紳士風の宇宙人を登場させる予定だった。
また、円盤はセミ人間が乗っていたタイプの物と同じデザインではなく、新規にデザインが起こされている。ゲーム版大怪獣バトルシリーズではこちらのデザインが援軍として現れる。