概要
ロックマンエグゼシリーズに登場する電子機器やコンピューターなどに障害をもたらすコンピュータウイルスである。
その種類は数多く、様々な姿を持つ。これらに遭遇した場合は撤退するか、ウイルスバスティングでウイルスのデリートを行う必要がある。
有名なウイルスといえばシリーズ皆勤賞のメットールが挙げられる。
工事用の黄色いヘルメットを装備し、ツルハシから放たれる衝撃波で攻撃してくるが、動きは単調で倒すのは簡単である。
ウイルスは犯罪組織などに利用され、主要なコンピュータ・システムへの攻撃に使用される場合もある。
WWW(ワールドスリー)などは「最強のウイルス」を目指し、ドリームウイルスを開発。
100以下のあらゆる攻撃を無力化する「ドリームオーラ」を纏い、絶対的な防御能力を得た。
流星のロックマンでは『電波ウィルス』と言う名前で登場。メットリオやビリーエースと言った旧作で見られた種類が電波世界に適応した姿で出現する事も。
ロックマンエグゼトランスミッションでは「心」を持つウイルスであるゼロが登場した。ゼロはウイルスを産み出すことができるウイルスであり、ゼロウイルス事件の発端ともなった。ロックマンXシリーズのゼロと似た剣術で戦い、ただのウイルスを遙かに超える能力を有している。
自身が生まれたゼロアカウントエリアで情報を蓄積していく内に人格が芽生えた。
その後ロックマンと戦い、敗れて改心し自分をデリートするように促すも、祐一郎によりネットナビとして生まれ変わった。
また、過去作のキャラクターがモチーフと思われるウィルスもいくつか存在する。
ウィルスの名称 | 登場作品 | 元ネタ |
---|---|---|
メットール | エグゼ皆勤賞 | メットール(ロックマン) |
ラッシュ | ロックマンエグゼ | ラッシュ(ロックマンシリーズ) |
ビリー | ロックマンエグゼ | ビリー(ロックマン4)+エレキン(ロックマン3) |
キャノーダム | ロックマンエグゼ | タダホウ(ロックマン6)などの砲台キャラクター |
ハルドボルズ | ロックマンエグゼ | ブラスター(ロックマン) |
ハンディース | ロックマンエグゼ | カウントボム(ロックマン6) |
コルドベア | ロックマンエグゼ | シロクマシーンGTV?(ロックマン7) |
ブロシェル | ロックマンエグゼ | タテパッカン(ロックマン5) |
チュートン | ロックマンエグゼ | ラットン(ロックマン4)またはマウスベール(ロックマン5) |
リモコゴロー | ロックマンエグゼ | ゴブリンまたはカミナリゴロー(ロックマン2) |
ガルー | ロックマンエグゼ2 | フレンダー(ロックマン2) |
シェルキー | ロックマンエグゼ2 | シェルン(ロックマン&フォルテ) |
ゴリペン | ロックマンエグゼ3 | ペンペン(ロックマン3) |
プロトバグ | ロックマンエグゼ3 | イエローデビル(ロックマン) |
ウォーラ | ロックマンエグゼ4 | アウアウ(ロックマン4) |
ウェザース | ロックマンエグゼ4 | テルテル(ロックマン7) |
エレオーガ | ロックマンエグゼ5 | ゴブリン(ロックマン2) |
マリーナ | ロックマンエグゼ5 | サブマリンフリャー(ロックマン6)またはアングラーゲ(ロックマンX) |
ハニホー | ロックマンエグゼ6 | ハブスビィ(ロックマン3) |
ガビョール | トランスミッション | ガビョール(ロックマン) |
スナイパージョー | トランスミッション | スナイパージョー(ロックマン) |
ハンマージョー | トランスミッション | ハンマージョー(ロックマン3) |
シールドアタッカー | トランスミッション | シールドアタッカー(ロックマン4) |
エレミーラ | 流星のロックマン | マミーラ(ロックマン4) |
サワニガー | 流星のロックマン | クロウ(ロックマン2) |