概要
固定砲台のような姿のウイルスで、ロックマンが横列に並ぶと照準を飛ばし、照準にロックマンが触れるとキャノンを発射する。
キャノン自体は横一列を攻撃するので、たとえロックオン後に横移動しても被弾してしまう。
ウイルス自体は「3」までしか登場しないが、キャノンのバトルチップに描かれている姿としてはすべての作品で登場している。
上位種の元ネタは、ZZガンダムの武装「ハイメガキャノン」か。
バトルチップ「キャノン」
すべての作品の初期フォルダに必ず入っているバトルチップにして、シリーズ全作品でライブラリNo.1~3に並んでいる。
効果は、ロックマンの前方にキャノンを発射するというオーソドックスなもの。
ショットガン系に比べて範囲は狭く、発射までのラグがあるが威力40と初期フォルダの中で、メットールを一撃で倒せる使いやすいチップ。
(他にも40以上だとミニボムやソード系があるが、いずれも隙が大きい・攻撃範囲が狭いという弱点がある)
上位種は、ハイキャノン・メガキャノンでそれぞれ威力が上がる。
プログラムアドバンスはゼータキャノン(1~3)、オメガキャノン(1~2)、ギガキャノン(4~6)であるが基本的な使い方は変わらない。
ゼータ/オメガキャノンは発動すると5秒間(オメガは10秒間)無敵になってキャノンを使用できるが、ウイルス戦はともかくナビ戦ではヒット時に無敵になるという仕様の影響でダメージが稼げないため、1枚ずつ使った方が強い。2と3では一回でキャノンを3連射するようになり、ヒット時の無敵効果は3発目につくようになったためダメージを稼げるようにはなった。
また、ヒット時に無敵にならずかつ移動しないドリームウイルスやプロト相手には有効なダメージソースになる。
ギガキャノンは純粋なキャノンの強化版といった効果となっており、高威力のキャノンを一発撃って、ヒットした相手を後方に吹き飛ばす効果を持つ。
ただし、6のギガキャノンは着弾点の周り一マスに誘爆するというスプレッドガンの強化版といった効果になっている。
ちなみに、ホビー版やアニメ版のバトルチップではハイキャノンとメガキャノンのイラストが少々変更されており、ハイキャノンは向きが反転してなおかつ発射される弾のエフェクトが、メガキャノンは向きこそ同じだが弾のエフェクトがそれぞれ変更されている。
なお、「エグゼ2」ではウラインターネットの住人のフォルダの最高戦力としてハイキャノン(攻撃力60)がピックアップされるといったネタが登場している。
チップコードを揃えてマリガンしていく【ロービート】にしても弱すぎる。