概要
爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGPにてイタリアのミニ四駆レースチームロッソストラーダが所有しているマシン。
刀剣を彷彿させるボディ形状と赤いボディカラーを持っているが、ローラーやバンパーはなく後輪カウルはウイングと一体化している。
本機には【RS機能(リアステアリング)】が搭載されていて、従来のマシンよりも非常に小回りが利くためハイスピード状態でも減速することなくコーナーコースをクリアすることができる。
作中では主にバトルマシンとして活躍。RS機能を利用した衝撃波「アディオ・ダンツァ」や仕込みナイフで切り裂く「本当のアディオ・ダンツァ」で相手を攻撃する。
世界グランプリではバトル行為は禁止なのだが、見ていないところで不正を行っており、ロッソストラーダも善人を装っていたので当初気付いていたのはシュミットとエーリッヒ、そして豪。バトル行為が周りにもばれたのはビクトリーズ3回戦の時。
衝撃波のアディオ・ダンツァは一応、対策可能で、シャーシとボディの間に強度の違う素材を挟み込むことで跳ね返すことができる。
ファイナルステージでは、2台使って衝撃波を貫通させて攻撃するタイプの「アディオ・ダンツァ」が登場。アクシデントとしか見えないようなのでオフィシャルにも止められない(気付いたのはミハエルとJぐらい)。こちらは対策可能かは不明。
純粋なレーシングマシンとしてもポテンシャルは高く、前述のRS機能を使えば、下り勾配の連続コーナーをブレーキ無しでクリアすることも可能。また、直線コースでサイクロンマグナムに勝ったこともある。
中でも第100話【勝者の条件】では、最下位にいたカルロとディオスパーダがアストロレンジャーズのバックブレーダー、TRFビクトリーズのスピンバイパーとプロトセイバーEVOを抜き、ゴール前でミハエルのベルクカイザーや烈のバスターソニックをもかわし、大逆転1位をもぎ取った。このエピソードは、ファン達にとても人気が高く【神回】と賞賛されている。
また、アニメでは一度、新しいロッソストラーダとしてルキノと新メンバーが使った黒いディオスパーダも登場したが、カルロ達に負けて以降登場していない。
続編・Return Racers!!にも市販化を改造したものが1話だけ登場している。
立体物
TZシャーシが採用された製品として販売され、ローラーもちゃんとある。また現在ではARシャーシを使った【ディオスパーダ プレミアム】も発売されている。ゲームセンターなどのアミューズメント施設限定では【ディオスパーダ・コルテッロ】が登場した。
仕様変更がなされVSシャーシが採用された【ディオスパーダ GPA】という製品も販売された
当時販売されていたドレスアップステッカーを使用すると、黒いディオスパーダを再現することが可能(現在は、ドレスアップステッカーは絶販となってるが、某大手通販サイトでは1000円しないので簡単に入手できる)。
ゲーム作品では
- SFC用ゲーム作品「爆走兄弟レッツ&ゴー!! POWER WGP2」では
ロッソストラーダの主力マシンとして活躍をみせるが、カルロ機のみバトルマシンではなくなった。
(『ヨーロッパ予選レースでも、アタックを一度も仕掛けていなかった』ことがゾーラの口から明かされている)
物語進行中、カルロ機と1VS1でレースをするイベントが発生し 物語終盤ではある暴走ミニ四駆を停めるべくカルロ機が緊急参加する。
- PS用ゲーム作品「爆走兄弟レッツ&ゴー!! エターナルウィングス」では
プレイアブルマシンとして使用可能。(仕様は【カルロ機】のため、バトルマシンとしての機能はない)
Return Racersでは
F1レーサーとなった豪のライバル「ロニー・チャップマン」の息子「ピーター・チャップマン」のマシンとして登場。ウイングには【PeterS】と描かれている。
息子の翼のウイングマグナム、Zウイングマグナムと勝負する。シャーシの仕様はARシャーシになっている。
F1レーサーの父の技である【V字ターン】を発動できる。
名前について
イタリアで放送された時は車名が「DIO SPADA」から「D10 SPADA(ディー・ディエーチ・スパーダ)」に変更されている。(恐らく宗教上の関係であろう。)
関連タグ
爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP ミニ四駆 カルロ・セレーニ カルロ(爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP) ルキノ・パルナーバ ジュリオ・ディ・アンジェロ