墓石オルグ

はかいしおるぐ

墓石オルグとは、『百獣戦隊ガオレンジャー』に登場するオルグ魔人の1体である。

「ボディーの硬さは墓石の絶対条件！」

概要

狼鬼としての肉体を構成し、先の戦いで倒されたツボオルグとボーリングオルグの2体の恨みによって更に強化された1000年の邪気を、ウラが墓石に宿す事で作り出したオルグ魔人。劇中において、1000年の邪気によって生み出された3体目のオルグである。

頭部は墓石その物であり、その両側に赤と青の鬼火を模した2本の角が生えて一つ目の顔を持つ。胴体も黒い衣に鎧を纏った僧兵の様な出で立ちで、先端が人魂の形をした槍で武装している。

元が墓石である為にその防御力は凄まじく、摩訶不思議な術を自在に操り出す。

更にはツボオルグとボーリングオルグの2体分のオルグの恨みのパワーが込められている為、戦闘力も格段に高い。

上記の戦闘力によって放送開始のアバンからいきなりシルバーに手傷を負わせ、ガオレンジャーを圧倒すると言う強キャラぶりを発揮。

然し、直ぐに至近距離からのガオメインバスター・ファイナルモードの一撃を喰らい、登場からOPを含めても僅か5分足らずで倒されてしまった。

直後に装甲ツエツエが放ったオルグシードによって再生巨大化。

巨大戦でもその強キャラぶりは変わらず、ガオキング・アナザーアームの攻撃を悉く封殺してのけるが、突如現れたガオディアスの癒しの力で一時的に行動停止を起こしてしまう。暫くして復活すると、今度は街で暴れて破壊活動に乗り出すと同時に駆け付けたガオマッスル・ストライカーと交戦。

強蹴爆砕ライノシュートを弾き返す頑丈さを見せるも、ガオマッスルに組み付かれ、高所から叩き付けられた為に身体が崩壊してしまう。

だが、パワーアニマルが傷付いていたお陰で相手は自身の邪気を払う事が出来ず、このまま逃げようとした矢先、シルバーに心を許したガオディアスが登場。ガオキングと合体してガオキング・クロスホーンとなり、その必殺技である「精気顕現バブルキャプチャー」を浴びた事で邪気が浄化され消滅した。

モチーフは言うまでも無く墓石。

墓石オルグが登場したQuest29はガオディアスの初登場回となった。