我は王、全ての王、宇宙の王ぞ!
概要
CV:速水奨
機械帝国ガルファの支配者の名前。又は略称。
元々は惑星アルクトスの生態管理コンピュータ『アルファ』だったが、その演算中でアルクトス人が環境を破壊するという可能性を導きだし、それがバグ(六大機士ではない)となって数千年の間現在の固定概念と人格を形成し『ガルファ』となる。
アルクトス歴4085年に反乱を起こしアルクトス人を皇家を含め虐殺。星の制圧後は知的生命体が数多く溢れる銀河系を次々と滅ぼしてきた。
それでも、失敗した配下を消去処分し、人間の心は侮れないと侮蔑すれども危険視を怠らない悪魔の如き策を練り上げる狡猾さを持つ。
七体目のデータウェポン『フェニックスエール』を執拗に欲していたのは、無限のエネルギーを与えられるのと同時に自身を破壊しかねない存在に他ならない。
本体は7つの巨大なコンピュータによって構成されているが、電童との最終決戦では体に7つの頭を備えた機械龍としての姿を現す。
だが、彼を破壊しても、バックアップでもある側近ゼロと同時に倒さねば幾度も甦る。更にはネットワーク管理しているアルクトスを秤に掛け恐喝させる知略も長ける。
しかし、フェニックスによって置換され、全てのDWを集約したアカツキの大太刀によって絶たれ、ゼロもまた、アルテアの駆る騎士凰牙が繰り出されたクモカミ、ミナツチによる『壱の太刀』からの斬撃により切り裂かれ滅んだ。
なお別作品レベルでシナリオが違うコミックボンボン版においては防衛軍長官を殺して成り代わっている設定で、ベガを取り込んだことにより暗黒大将軍のような姿となり、結局最後までヒドラ形態は登場しなかった。電童を追い詰めるも地球の自転の力まで加えたファイナルアタック連射を受けてベガを引き抜かれ、最後は太陽に突き落とされて消滅する。
スパロボでは
『R』においては版権勢のラスボスとして登場するが、彼ですら黒幕によって狂わされた傀儡に過ぎなかった。
『CC』では本編終了後であるが、ゼロがボアザン星と結託し復活させている。
ラゴウ
ガルファ皇帝のペット。二本の首を生やしたオルトロス型の巨大な宇宙怪獣。ガルファ皇帝にとって大事な家族であり、部下の命よりも遥かに大切にされている。ゆえに、ラゴウを傷つけることは機士や城主にとって死を意味するのだ。
機械を常食とする機食動物で、機獣を平気で喰らうため処刑に使用される。傷を負っても、機械を捕食することで再生できる。性格は極めて凶暴にして気分屋であり、ガルファ皇帝以外でラゴウを止められる者はいない。巨体を持つが俊敏で、機動力は電童の5倍を超える。
牙にはラゴウウイルスと呼ばれる猛毒が仕込まれ、電脳生命に対して侵食効果を持つコンピューターウイルスとなる。
一度はレオサークル、ユニコーンドリルをウイルスで侵食するも、彼らの合体した超獣王輝刃のファイナルアタックで撃滅された。
スパロボでは
『MX』においてはギルギルガン同様に宇宙人組織らが災害扱いするほどに恐れていた。
その名前(+監督)故に『CC』ではバルトフェルドが反応していた。