シンゴウアックス
しんごうあっくす
概要
仮面ライダーチェイサー用に沢神りんなが開発した、斧を模した大型武器。
その名の通り押しボタン式信号機をモチーフにしており、信号の横には『ライダー専用』の文字が刻まれている。
普段はライドチェイサーに収納されており、チェイサーの意思に応じて召喚される。
刃部分・ブレイクエッジにエネルギーを充填させることで威力の高い斬撃を繰り出す。
必殺技発動時には頭部分のシグナルランディングパネルにシグナルバイクを装填した後にグリップ下部のシンゴウプッシュボタンを押すことでエネルギーチャージが開始。
チャージ中は「マッテローヨ!」の音声と共に信号機を模したE-コンディションランプのレッドランプが発光(ちなみに、カウントダウンなのか青になる前にどこかで聴いたような音が聞こえる)。チャージが完了すると「イッテイーヨ!」の音声と共にグリーンランプが発光し、グリップ下部のフルスロットルトリガーを引く事で必殺技のアクロスブレイカーが発動される。
しかし、必殺技を使用するには信号が青になるのを待たなければならずブレイクガンナー等で牽制しながらチャージ完了までの時間稼ぎをする必要がある。これには普段クールなチェイスもさすがに戸惑いを隠せなかった(ただし、通常攻撃は可能なので、普通に斬った後にトリガーを引いて必殺技を放つ事もあった)。
挙句、ランプの点灯時には現実の信号よろしく「アノ音(ピッポー,ピッポー)」が流れるトンデモ仕様で、ハンドル剣やドア銃同様進ノ介が言うところの「りんなさんのセンスが爆発している」武器である。
(玩具版では、フルスロットルトリガーを引かないでいると、グリーンランプが点滅し、更に数秒待つと、ランプが消えるという謎のこだわりである)
ちなみに仮面ライダーチェイサーが必殺技を使用する際にはこちらが主に使われており、第31話現在でアクロスブレイカー以外の必殺技は一度しか使用されていない。
また、ブレイクガンナーは物語序盤からチェイスが人間態の状態でもよく使用されており、主にガンモードでの先制攻撃や敵への牽制等に使用されている。しかし、こちらはチェイスが人間態の状態の時に使用された事が無い。
余談
横断歩道の信号機をモチーフしている点を含めると、【死の覚悟(または改心する猶予)を相手に問いつつ地獄への横断歩道を渡らせる】という、ある意味えげつない解釈も可能な武器でもある。
“死神”と謳われたチェイスの武器としては、あまりにお誂え向きなだったのではないだろうか。
また某大百科の解釈では「人間のルール」と「ライダー専用」というチェイサーの証が刻まれていたり、色の一部がチェイスが関わった「友達」の意匠が飾られている等様々な解釈ができる感慨深い武器である。
DXバンノドライバーがプレミアムバンダイで発売されることが決定され、そのページのおすすめ商品にはDXシンゴウアックスが登録されている。更に『DXシンゴウアックスを持っている方は「買い」』という宣伝ツイートやオチでDXシンゴウアックスが出てくる公式PVまで。
実際、DXバンノドライバーには叩き壊すシーンの蛮野のセリフが収録されているので、DXシンゴウアックスがあれば叩き壊すシーンを再現できてしまう(ちなみにDXバンノドライバーは限定品なので壊すならライダーザダイナーのゴルドドリンクにするように…)
また、こんなネタもある。