「これが私の本当の気持ち…!」
概要
沈黙のドッペル。その姿は、呼子鳥。
このドッペルは沈黙の写し。
ソウルジェムが黒く染まりきる時、いろはの髪の毛が変化しこのドッペルは姿をあらわす。
臆病な性格のこのドッペルは沈黙し耳を塞ぎ、あらゆるものを布で覆い隠そうとしてくる。
(『アニメジャパン2017』における展示ブースの説明文より)
沈黙のドッペル。その姿は、呼子鳥。
この感情の主は、自身のドッペルの情けなさに気が付きつつも、その姿を直視できないでいる。
このドッペルは何も語らず聞きたくない全てを布で締め壊し、その胸に開いた穴を埋めるものを探し続けている。
誰かを呼び求めなくてはいけなかったはずなのに、臆病なドッペルは布で覆い隠した現実を直視することを恐れ、沈黙し耳を塞いだままでいる。
(『マギアレコード』内アーカイブ『ドッペル一覧』より)
プロフィール
外見
いろはの髪から生えた、巨大な鳥のような姿。
特徴
ゲーム上の性能
当初はメインストーリー第3章のバトルパートのみ登場していたが、2019年3月11日にプレイアブル実装された。
レアリティ | 効果 |
---|---|
★5 | 敵全体にダメージ[VIII] & 状態異常解除(全) & HP回復(全) & 蘇生 |
経歴
メイン&アナザーストーリー
- 第3章
テレビアニメ
第5話で原作通りに登場し、マチビト馬のウワサを布で絡めとり嘴で滅多刺しにして倒す。そのまま鶴乃とやちよに襲いかかるもののマミのティロ・フィナーレを受け消滅した。
なお発動時に白い帯布ので顔と両手足が拘束されるのだが、その様が妙に艶めかしいという声も。
派生形態
沈黙のドッペル
その姿は、呼子鳥。
この感情の主は妹を探しつつも、少しずつ自分を受けいられるようになる道程にある。それに加えて夏の陽気に胸が弾んだため、少しはっちゃけた見た目になった。
その心持ちはドッペルの服やマストに影響しているのが見て取れ、もはや主の一時の感情に振り回されている感じがする。詰まるところ表面だけ取り繕った姿である。
海に特化して戦うことができるものの、主が泳げないため器用なことはできず、ただ持てる力を使った強烈な攻撃で目の前の敵を屠ろうとする。
(『マギアレコード』内アーカイブ「ドッペル一覧」より)
プロフィール
外見
オリジナルとほぼ同じだが、裾がハイビスカス柄である、頭部の冠が花冠になっている、背後の布が海賊船の帆を思わせるものになっているといった変更点が見られる。
特徴
2018年8月8日に開催される『期間限定ガチャ みかづき荘のSummer Vacation』の限定魔法少女として実装された、環いろは 水着ver.が行使するドッペルで、沈黙のドッペルの派生形態。オリジナルのいろはが行使するドッペルと名称・真名は同じだが、性質や姿などに差異がみられる。
ちなみに、イベント実施時点では通常のいろはは☆4止まりである事からそちらの方のドッペルはプレイアブル未実装であるのに対し、水着いろはは☆4開始で☆5に覚醒できることから、こちらについてはドッペル解放が可能となった。沈黙のドッペルとしてのプレイアブル実装はこれが初であるとともに、オリジナルよりも派生形態が先んじてプレイアブル実装されるのも初の事例となる。
その他
配信開始前に開催された『アニメジャパン2017』の展示ブースにて、容姿と名称、一部の設定が先行公開された。
真名のGiovanna(ジョバンナ、ジョヴァンナ)は、『新約聖書』に登場する洗礼者ヨハネに由来する女性名である。対応する男性名はGiovanni(ジョバンニ)であり、これは宮沢賢治の童話『銀河鉄道の夜』の主人公と同名である。また、七海やちよの行使するモギリのドッペルの真名はCampanella(カムパネルラ)で、『銀河鉄道の夜』に出てくるジョバンニの親友と同名である。
呼子鳥(よぶこどり)とは、日本の山の神・精霊・妖怪「山彦」の別名「呼子」のこと。鳥取県鳥取市では、山中に住む呼子または呼子鳥という者が山彦の声を発すると考えられていた。『ゲゲゲの鬼太郎』にも妖怪として呼子が登場する。