概要
2010年02月09日にニコニコ動画へ投稿された、小雨大豆と酔狂倶楽部制作【酔狂文庫】のショート動画集。
動画内のタイトルは「その一 僕の最愛の人」となっている。
以下のショート動画が収録されている。
これはケムケム
これは最上(もがみ)の園(その)にいる、凶暴で大喰らいな怖い怖い怪獣ケムケム
(メイン画像の怪獣)
を一口で食べたドンド坂にいるトゲトゲ怪獣ドロドロ
を"ちゅうちゅう"と食べたボンガノ岬のガルガドン
(六本の足と鎌のような二本腕を持つ黒い身体で、一つ目の虫のような怪獣)
を"ぱくり"と食べたヤドルガ
(鶏冠(とさか)のようなモノが生え、目が飛び出た二本足の怪獣)
を食べたマツカサトカゲ
(マツカサトカゲ)
を食べたニワトリ
(オスのニワトリ)
を食べたマツナガさん
を食べたスオウさん
(骨付き肉?をナイフとフォークで優雅に食べる、左薬指に指輪をはめた長髪美人)
を食べたケムケム
(メイン画像の怪獣で、ビルの倍以上の体を持つ個体)
「生きる」欲望のために喰う喰われるの話。
みんな奴に喰われなように気をつけろ。
2人だけの家
彼と結婚して1週間。
夢にまでみた愛する彼との夫婦生活に幸せを感じる新妻。しかし、そんな充実した生活に一つだけ不満があった。
それは夫が前の家から連れてきた"たろう"
この"たろう"は、夜中になるとなきだすは、彼女に全然なつかずにいた…。
新婚生活を邪魔されたくなかった彼女は、「幸せな生活」のために"たろう"を遠い遠い山奥に連れていき…。
日本一硬派な男
彼の自慢は産まれてこのかた一度も人に謝った事が無いという事だ。
どんなに自分に非があろうとも、それを押し通すというのが硬派というもの。
謝罪の言葉なんて言うやつは軟弱者の腑抜けである。
と、どんな事でも自分の意見を突き通すために「固い意志」の持ち主だったが…。
さるの脳みそ
皆さん「さるの脳みそ」という料理をご存知ですか。
まだ生きている猿の頭蓋を切り開き、その脳みそを食べると言われる、言葉にするだけでもおぞましく恐ろしい料理。
その昔、この悪魔の料理の虜になった博士がいた。彼は自分の持てる力を全て使い、より美味しくたくさんの脳みそを「食べたい」が為に猿の品種改良を行った。それは自分の「夢を叶えたいがため」に、おぞましい実験で何匹もの猿を犠牲にしていったのだが…。
関連動画
- 単体動画【酔狂文庫】これはケムケム(長さ 0:35)
- 単体動画【酔狂文庫】2人だけの家。(長さ 1:37)
- 単体動画【酔狂文庫】さるの脳みそ。(長さ 3:56)
- 本動画【ショートショート】僕の最愛の人(長さ 11:36)
関連タグ
ゴールデンカムイ・・・隠し金塊を求めて繰り広げられるサバイバルバトル漫画。
作中には強固な意志を持つ不死身の男や脳みそが大好きなアイヌの少女などが登場している。
禍神(まがつがみ)・・・漫画「九十九の満月」に登場する強い思いを持って死んだ生物が化けた異形の存在。生前の強い欲求をもとに「―たい、―たい…」と対象を求めて行動する。
その体は『生前の願望(ねがい)』のみで形成されており、禍神によって復讐心・嫉妬心・闘争心など様々な存在理由の形で作られている。