CERO仕事しろ
せろしごとしろ
CERO仕事しろ、とはCEROのレーティングがゲーム内容と一致してないと思われる場合のプレイヤーの心の叫びである。
概要
特定非営利活動法人コンピュータエンターテインメントレーティング機構、CEROのレーティングが実際のゲーム内容と比べて明らかにおかしいのではないかと思われる作品に対してプレイヤーから「本当に審査をしているのか?」という疑問の声であり、主にこの表現が用いられるのは「明らかにCERO-B以上だろう」という作品にCERO-Aが付けられている場合である。
システム
CEROは独自の審査基準によりレーティングをA( 全年齢 )、B( 12歳以上 )、C( 15歳以上 )、D( 17歳以上 )、Z( 18歳未満禁止 )を付けているが、これらの審査基準は明確に公開されているわけではなく、曖昧な点が存在し、「際どい表現が含まれるゲーム」がAであったり、逆に「何の問題があるのかというゲーム」がB以上である場合も少なくない。
反論
これについては4gamerにCEROの事務理事へのインタビューが掲載されており、「男女比はほぼ半々。年齢は20代から60代まで,特定の年齢層に偏りがないようにしています。学生や主婦など職種もさまざまですね」、「客観性のある審査方法なので,ほとんど個人差がありません」と主張している。
よくCERO仕事しろ、と言われるゲーム
単独(もしくは、シリーズの中の1作品)
メーカー側の故意によるもの
明らかにメーカーがレーティングを操作した、あるいはそういわれる事例が存在する。
メルルのアトリエ
2011年に発売されたメルルのアトリエは、発売当初CEROのレーティングはAとなっていたものの、ゲーム中に登場する露天風呂イベントはどう考えてもCERO-Aどころのものではなかったため、おそらくメーカー側が故意にこのシーンを審査時に外したと思われ、メルルのアトリエは発売後にレーティングがAからBに引き上げられる結果となり、この時にはネットで「CEROが仕事した」などと言われる事態となった。