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概要

5pb.ディンゴが開発、Genterpriseが発売したコミカルしつけアドベンチャー。キャラデザはあみみが担当。CEROCであるが、この理由について後述。


内容は魔界からゲートを通ってやってきた低級の魔界っ子を、人間界で生活できるようにしつけるというゲームとなっている。


当初は2008年末に発売予定であったが、諸事情により延期されていた。


登場人物

☆印は、しつけの対象である魔界っ子。

  • 川浦海夢(かわうらかいむ)

主人公の中学生。父が長期不在、母がアイドルで家庭っ気がないため、家のことは全て一人でこなせるようになっている。魔界っ子の騒動に巻き込まれたことで、魔界住人たちをしつけることになる。

  • ☆鈴木姶良(すずきあいら)

らくがき

声:下田麻美

海夢の隣家に住んでいる幼馴染。ツンデレ&焼きもち気味の性格。なお、ゲーム中では地球人であるにもかかわらず、彼女も魔界っ子と同様しつけの対象となっている

  • ☆芽衣戸コロネ(めいどコロネ)

コロネさん

声:福原香織

地上と魔界を繋ぐヘルゲートの管理人のけるべろす。海夢の学校に交換留学生として転入し、海夢に魔界っ子達のしつけを依頼してくる。まともに見えるがつい犬の癖が出てしまう残念な美少女である。

  • ☆まろん

まろんさん

声:落合祐里香

魔王の娘のぐーる(食人鬼)。小学生高学年くらいの容姿をしている。海夢が初めて対面する魔界っ子で、動物を見つけると食べてしまう。年齢も割りに言葉使いもかなり幼稚っぽい。

  • ☆珊瑚(さんご)

貧乏神の日課

声:新谷良子

びんぼうがみ。周りの物をより質素なものに変えてしまう上、ゴミをあさり、お風呂も大嫌いという不潔少女。

  • ☆サリエル

サリエル

声:福井裕佳梨

色黒で片翼の天使。エッチな妄想をよくする上、音痴である。

  • ☆ドリス

ドリス

声:後藤邑子

人間になることを夢見る人形のぱぺっと。バレエの練習をしていて糸が絡まってしまったところを海夢に助けられる。

  • 川浦聖羅(かわうらせいら)

声:柏木みその

天使で海夢の母。『ハニエル』(愛称:はにぃ)としてアイドルをやっている。

  • ゴモリー

声:花井なお

魔界の女王でまろんの母親。物語の終盤で悪役として登場することが多い。

  • サタナキア

声:利根健太朗

魔王で海夢の父親。

  • ゴーレム

声:丹沢晃之


内容

ゲームのイベント(喧嘩の仲裁、映画、カラオケ、花火etc)は、すごろく方式でランダムに決められ、主人公の回答やミニゲーム(後述)によって、魔界っ子のしつけ度や好感度が変動する仕組みとなっている。これにより、エンディングも変化していくのが特徴である。


12日目になると主人公が魔界っ子や幼馴染に誕生日を祝ってもらうエピソードがあるが、その時点で好感度の高いキャラから誕生日プレゼントが貰えるイベントがある。これがどのキャラのルートでエンディングを迎えるかの判断材料の一つとなっている。


15 - 23日目には校外学習の分岐イベントでは、エンディング対象としたいキャラと同じ研修ルートを選ぶことになる。「海外旅行」はコロネとサリエル、「林間学校」は珊瑚と姶良、「学校補習」はまろんとドリスのマスがそれぞれ増えることになる。なお、校外学習らしいイベントは少なく(特に海外旅行はほぼ皆無の状態)、15日目以前と変わらず地元で遊ぶ状態であるため、海外に行っているはずなのに地元で遊んでいるというとんでもない矛盾が生じていることになる。


24日目以降はしつけ度の高い3キャラから1キャラ選び、そのキャラのマスが多く止まっているマップへ進む。30日目になると最後のエピソードになるが、1キャラに付き3種類のエンディング(しつけ度が合格点に達していなければバッド、しつけ度が合格点でも好感度が不十分であればノーマル、しつけ度、好感度などが合格点であればハッピー)が用意されている(合計にして18種類のエンディングが存在)。特にサイコロの振り直しがしづらい1周目でハッピーエンドに辿り着くのは、至難の業である。


※YouTubeにいくつかアップされているプレイ実況動画では、「好感度を上げてハッピーエンドにする」と紹介されることもあるが、これは誤りである。プレイ目的は、あくまでも好感度ではなくしつけ度であることを留意するべきである。


ミニゲーム

メインのミニゲームとして、『おしりペンペン!』がある、文字通り、主人公が魔界っ子のおしりを叩いて(しかも、ゲージに合う適度なパワーで)しつけを行うというものである。この他、各魔界っ子独自のミニゲームが存在するが、特に姶良、サリエルのミニゲームは、先のおしりペンペンと同様、本作のCEROがCである理由の一つとなっている。


その他

本作は定価5,040円(初回限定特装版は7,140円)で発売されたが、徐々に値下がりし、2017年時点でのAmazonの中古出品価格は1円(+送料)であった。

しかし流通量の少なさから2018年ごろから在庫切れ気味となり、中古出品価格が定価並に上昇。2021年の69,800円という露骨に吊り上げられた超プレミア価格での出品を皮切りに、数万円単位で取引されるソフトと化した。2022年現在の中古価格は2万円前後にまで落ち着いて来てはいるものの、かつては1円だったこともあってネット上では「4年で価値が数万倍になったゲーム」と揶揄されている。


特装版は携帯電話用ストラップとドラマCDが付いているため、通常版より価格が上昇している。もちろんこれも、現在は中古市場で万単位の高値で販売されている。


現在の価格状況は以下の通り。

通常版


特装版

価格販売先参考リンク
最安値39,800円Yahoo!ショッピングhttps://store.shopping.yahoo.co.jp/suruga-ya/176001467001.html?sc_i=shp_pc_search_itemlist_shsrg_img
最高値107,250円アマゾンhttps://www.amazon.co.jp/dp/B09L42KZKP

この他、本編より際どいヒロインの2人が描かれたテレホンカードも用意されている。


コミカライズ

本作と並行して、コミカライズ版も発売されたが、現在はそちらもプレミア化している。


PV


関連リンク

キモかわE!Wiki(大まかなプレイ概要が纏められている)


関連項目

5pb.

ニンテンドーDS

美少女

公式が病気

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