『まー おめぇに入るよかわかるけどな!』
『まぁーー…勝てる気はしねーんだけど…つって負ける気もねーー!!!!』
プロフィール
柔軟な発想で相手の意表を突く トリッキーなテープバトラー!!
あだ名付けが大得意 気さくなにぎやかし担当
―――僕のヒーローアカデミア 公式キャラクターブック2 Ultra Analysisより
ヒーロー名 | テーピンヒーロー《セロファン》 |
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個性 | テープ |
学校・学年 | 雄英高校ヒーロー科1年A組13番 |
出身校 | 猿架舞(さるかまい)中学校 |
誕生日 | 7月28日 |
身長 | 177cm |
血液型 | B型 |
出身地 | 東京都 |
好きなもの | 健康に良い食べ物 |
性格 | 空気読めるマン |
CV | 古島清孝 |
概要
ひょろりとした体つきと大きな口、少し長めに伸ばした髪型の男子生徒。
前髪と襟足がテープの刃のような形をしており、両肘がセロハンテープのロールに似た形に変形している。
人物
気さくで明るいクラスのにぎやかし担当。負けん気が強く物怖じしない性格。クラス内で孤立しがちな爆豪や轟とも気軽に接している。
あだ名を付けるのが好きなのか、時々クラスメイトに変な呼び方を付けて遊んでいる。『8:2坊や』(爆豪)、『初めてのおつかい』(緑谷)、『初期ろき』(轟)などはいずれも彼の命名である。
日頃から対人関係に何かと問題がある爆豪をからかったり窘めたりしている。校内の演習でも爆豪と時折チームを組んでいるが、その度に速攻型の爆豪を器用にサポートしており、爆豪の方からも実力をある程度信頼されている様子であり、「HEROES:RISING」ではナインの攻撃を受けた際は「瀬呂!!」と声を荒げていた。
本人はテープの特性を利用したトリッキーな戦い方を得意としており、型にとらわれない柔軟な発想力で相手の意表を突くことも。
USJでは麗日たちクラスメイトとともに敵の動きを封じたり、体育祭で強豪の轟とあたってもやけにならずに果敢に攻めようとするなど、やるときはやってくれる奴。
お部屋披露大会では寮の自室をエスニック調にして意外性を狙ったものの、その直後に轟の即日和室改装を披露され、さらに最終的にはケーキを振舞った砂藤に注目を横取りされてしまう。
また、仮免試験の救助演習では85点という高得点を得てクラスメイトに自慢していたが、その隣で八百万が94点を獲得していて、ここでもやっぱり目立てなかった。
このように実力は高く本人も地味なイメージを払拭しようと頑張っているのだが、中々結果が伴わない男である。どーんまい。
コスチューム
ヒーローコスチュームは、テープの台のような形をしたフルフェイスヘルメットに、戦隊ヒーローっぽいスーツと、ヒーローとしてはわりとオーソドックスに見える。ヘルメットは正面が濃く色づいているため、装着すると瀬呂だとわかりにくいが、後ろ髪がヘルメットからいくらかはみ出ている。バイザーは開閉式なので素顔を晒すことは出来る。
活躍
雄英体育祭は、第1種目障害物競走では8位でクリアし、第2種目騎馬戦では爆豪、切島、芦戸とチームを組み2位通過する。
最終種目ガチバトルトーナメント、1回戦では轟と戦い敗退する。詳細はこちらへ。
期末試験では峰田と共にミッドナイト先生に挑むが、出口付近で待ち伏せを喰らい、慌てた瀬呂が峰田を逃すも自身は先生に後ろを取られ敢え無く撃沈。その後先生に出口付近で居座られると詰むと考えた峰田が演技で先生の気質を煽りステージ奥まで誘導、自身の個性で行動不能にして先生の個性を届かないようにしてゴール。ミッションクリア。だが、瀬呂はあっさりと撃沈したため瀬呂は失格に…。
ヒーロー仮免試験一次試験では、スタート早々に傑物学園高校真堂らの攻撃で一度は1年A組皆バラバラになるが、緑谷、麗日と合流でき3人で協力し一次試験通過できた。
二次試験では、個性などを使い救助活動を続け無事ヒーロー仮免許を取得する。
個性
個性は『テープ』。
両肘からセロハンテープのようなものを射出できる。
このテープは手で引っ張らなくてもノーモーションで射出・巻き取りが可能。また、人間4人分の体重を引っ張っても切れない程度に強度がある。
放ったテープは、巻き取って自身の移動に使う、切り離してトラップにする、対象を巻き取って拘束するなど、まさにテープと同じだけ用途がある。
地味なイメージとは裏腹に、あのヒーローみたいなことができそうな夢いっぱいの個性である。
林間合宿の個性伸ばし訓練では、「テープの容量、強度、射出速度を強化する」ために、ひたすらテープを射出し続ける訓練をする。どんな感覚なのかはちょっと想像しにくいが、本人は非常に苦しそうな表情をしていた。
必殺技
- バリケードテープ
周囲にテープを張り巡らせてトラップを作り、動きを止める。
- テープショット:トライデント
余談
- 演習試験では峰田と共に[ミッドナイトに挑んだ際、テープで投げ飛ばした彼に胸と膝を横取りされ、恨まれていた。
- 学力試験は17位と下の方で、上鳴、芦戸を助けようとする八百万に教えてもらおうとしていた。が、二人共々補修を受ける結果となった。(因みに補修メンバーは切島と砂藤の二人も入れて5人。)
- また、合宿では八百万の個性を「うんこみてえ。」と失言した。(その後、彼は耳郎に「謝れ‼︎」と怒鳴られながら殴られた。)
- 背格好や髪型、そして整った歯並びなどからか、某自転車漫画のヤベー奴 に似ていると言われることも。
- 単行本カバー裏の次回予告では、前巻で葉隠が次回予告担当を峰田と間違えてしまうというミスがあった。もはやわざとやってるじゃね?