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桜島線の編集履歴

2020-03-08 08:51:35 バージョン

桜島線

さくらじません

大阪府大阪市の西九条駅と桜島駅を結ぶ、JR西日本の鉄道路線。

概要

愛称はJRゆめ咲線で、構内放送や旅客案内などで桜島線の名が呼ばれることは殆ど無い。沿線にユニバーサル・スタジオ・ジャパンを抱え、来場者で賑わうが開業前は大阪湾沿いの工業地帯への通勤客輸送が主だった。


西九条~安治川口間では梅田貨物線を経由して貨物列車も乗り入れており、貨物電車M250系ことスーパーレールカーゴも乗り入れる。旅客の方は大阪環状線向けの普通列車用である323系で運行されている。

USJ開業時よりUSJのラッピング車両が走っていたことで知られていたが、ラッピングが施されていた201系が2019年6月で同線より引退したことで終了となり、後継の323系では現在行われていない。


桜島線内のみ運行するシャトル列車と、大阪環状線(大阪方面)に直通する列車が存在する。日中はシャトル列車のみの運行となっている。

USJ開業初期には多数の臨時列車が運行されたほか、2014年7月〜2016年2月には新大阪駅桜島駅の間をユニバーサルシティ駅のみ停車する臨時快速が運行されたことがある。現在は新大阪からユニバーサルシティ・桜島に向かうには大阪で必ず乗り換えが必要となっている(時間帯によっては西九条含めた2回乗り換え)。

なお、2024年に大阪万博が開催されることから、新大阪〜北梅田(仮称)〜桜島間に直通列車を運行(実際は復活に近い)することが検討されている(桜島から会場の夢洲へはシャトルバス利用)。


西九条~ユニバーサルシティ間では複線のどちらかが使用できない場合に備えて、本来の進行方向とは反対方向の信号機が取り付けられている。踏切にも注意書きがなされている。


主な歴史

1898年に西成鉄道が大阪-安治川口間を開業したのが始まりで、1909年に国有化。翌1910年に桜島まで開業し、以降「西成線」の一部として運行(現在の山手線と埼京線の一部(赤羽線区間)の開業当初の形態とほぼ同様である)。

1940年1月には安治川口駅で通過中のポイント切替が原因でガソリンカー炎上事故が発生。この事故は189人もの犠牲者を出す大惨事(現在でも死者数最悪の鉄道事故)となり、これがきっかけで1941年5月に電化、ポイントのロック装置(鎖錠装置)取り付けなどの「慰霊工事」が行われた。

1961年に弁天町駅経由で西九条駅-天王寺駅間が開通したことで大阪環状線が全通し、以降は現在の西九条-桜島間の「桜島線」となる。


大阪市内でありながらもかつては日中でも4両編成で1時間の2-3本しか運転しない都会の中のローカル線で、貨物列車が主体の路線ではあったが、2001年にUSJ開業に合わせてユニバーサルシティ駅が開業したことで状況は一変。祝日やライブなどのイベント時は多数の臨時列車が運転するなど超混雑路線となった。開業当初には臨時列車で特急サンダーバード」も乗り入れたこともある。


駅一覧

駅番号駅名乗り換え備考
大阪環状線大阪京橋方面へ一部列車が直通
JR-P14西九条
  1. 大阪環状線。天王寺奈良関西空港和歌山方面
  2. 阪神なんば線
JR-P15安治川口貨物駅併設
JR-P16ユニバーサルシティ双単線ここまで
JR-P17桜島

関連タグ

JR西日本 大阪環状線

スーパーレールカーゴM250系

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン/USJ


山手線/赤羽線埼京線:開業時の形態が似ている。現在では正式名称で呼ばれなくなった点でも。

京葉線東京ディズニーランドTDRへ行く路線。最寄駅の舞浜駅は当初ディズニーランドの名前がつく予定であった。

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