ジョイスティック邪面
じょいすてぃっくじゃめん
データ
身長/186cm
体重/166kg
邪面/ジョイスティック→スティックを前後左右に動かしてゲームのキャラを操作する地球の玩具
概要
ヨドンヘイムが送り込んだ、地球のゲーム機器「ジョイスティック」を模した邪面をベチャットに被せて生み出された邪面師。
邪面は右手側にジョイスティック、左手側に丸ボタンが3つ付いた紫色のゲームコントローラーを逆さまにした様な外見で、さながら四ツ目を持ったカエルに見える。
素体スーツの色は白でマントの色は緑、手袋・ブーツの色は黄緑色。
ジョイスティックでもある右目で、狙いを付けた相手(人間・機械問わない)の身体コントロールを、左目一番下のボタンを押して乗っ取り、スティック操作で自在に操る能力を持つ。これで地球に混乱を招いて闇エナジーを集め、邪面獣キャッチャーリガニーを召喚する事を使命として行動する。
なおコントロールの起点となるジョイスティックは特殊合金製で、キラメイショットの直撃を弾く強度を誇る。
当初は一度に一つの対象しか操れず、ある程度慣れてから複数の対象を操れる様になったらしいが、披露する前にキラメイジャーに倒されたので詳細は不明。
また厄介な能力の反面、素の戦闘力は低くキラメイジャー2人程度に動きを抑え込まれている。
活躍
何処かの倉庫に現れるや、腕慣らしとして目の前のキャリーカートのコントロールを奪い暴走させる。それをキラメイグリーンが押さえ込み、後輪をキラメイイエローが狙撃して止めた流れからキラメイジャーと交戦するも、すぐにキラメイブルーを操り同士討ちで翻弄する。
これに対して、コントロールの起点が邪面のジョイスティックである事に気付いたイエローからキラメイショットを顔面に撃ち込まれるも、怯まず特殊合金製のジョイスティックで銃撃を弾き返して余裕を見せる。しかしイエローも策を講じて対抗、グリーンに羽交い絞めにされた所へキラメイレッドのアシストで大ジャンプしたイエローからジョイスティックの隙間にキラメイショットの弾丸を噛まされスティック操作を封じられてしまったので、「今日の所はこれで勘弁してやる! To be continue～!」と捨て台詞を残して逃走した。
その後ビルの屋上に再出現、人間を複数操る事での混乱を招き、一気に闇エナジーを生み出そうとするも、直前でキラメイジャーが駆け付ける。「今度こそお前たちを、相打ちで全滅させてやる!」と息巻くも、負けじと充瑠が挑発して来たので彼を操り他のキラメイジャーを襲わせ、更にはベチャットも加勢させる。…ところがしばらくすると、イエローはベチャットの攻勢に押され気味な一方、充瑠は生身でも身体をコントロールされるのに何とか抗いながらイエローを助ける奮闘を見せた。
実はベチャットに押されていたイエローは代役ンの変わった物で、本物のイエローはブルーと共にジョイスティック邪面を押さえ込んで充瑠を操作していた。更に博多南無鈴との口合わせで、キラメイベースの音声カットとモニターカメラの切り替えも駆使、あたかも充瑠が一人でも出来る男に見える様演出していた。
全ては相棒のショベローをなるべく傷付けない形で納得させようと考えたイエロー=射水為朝の発案であり、狙い通り充瑠がリーダーであるのにごねていたショベローは考えを改めたのだった。
そんな事情など露知らず、皮肉にも自分がキラメイジャーの道具としていい様にされたジョイスティック邪面は「いい加減にしろ～! 人の顔を、勝手にいじりやがって!」と怒ってイエローとブルーを振り払い、改めてキラメイジャーに立ち向かう。
だが近寄る前にキラメイショットとキラメイソードを連続で喰らった末、止めにキラメイバスターの一発を撃ち込まれ(直前に「まさか、俺がターゲットロック!?」と叫んだ)「ゲ～ムオ～バ～ッ!!」と言い残して敗北・爆散した。
余談
ジョイスティックモチーフの戦隊怪人は今回が初。