クランチュラ「(ジョイスティック邪面が倒れて)だぁ~も~!悔しい悔しい~!! …あっ、今回は、保険かかってた♪ 邪面獣キャッチャーリガニーだ!」
ガルザ「またリガニーか…?」
クランチュラ「リガニーは、攻撃耐性の強い怪獣なのだ」
データ
身長/48.0m
体重/1982.0t
邪面/ゲームキャッチャー→地球のクレーンゲームでプライズをつかむためのツメの付いたアーム
ハッシュタグ/#ジョイスティック邪面 #キャッチャー #地球のキラメイストーン #ショベロー軍団 #為朝戦隊タメスキジャー #うぉい
概要
クランチュラが、ザリガニに似た闇獣・リガニーに地球の遊具「ゲームキャッチャー」を模した邪面を被らせた邪面獣。
邪面はキャッチャーが両脇から耳飾りの如く垂れ、にや付いた顔の様な不気味だがコミカルでシュールな表情を浮かべているかの如き外観。両目がキャッチャーの方向指示ボタンになっており、眉間にコイン投入口がある。
スライド移動と巧みなキャッチャー捌きにより、手ごろな建造物を邪面のキャッチャーで掴んで投げ付ける攻撃が可能。更にキャッチャーの耐久重量も高く、コツを掴めばキラメイジンサイズの巨体を掴んで持ち運ぶ芸当も出来る。
活躍
対であった邪面師ジョイスティック邪面は闇エナジーを集め切る前に倒されるも、予め交わされていた『闇の保険』をクランチュラが使用した事で地球に送り込まれる。
すぐさま繰り出されたキラメイジン相手には、スライド移動で近付いた後キャッチャーで手頃なビルや看板等を引っこ抜いて次々投げ付ける攻撃で翻弄。
更に転んだ相手をキャッチャーで直接掴んでスライド移動、その勢いのまま遠くへ放り投げて圧倒する。
トリッキーな攻撃へ対抗する手段が解からず怯むキラメイジャーだが、そこへショベローが充瑠を唆して作らせた魔進リフトン・魔進ローランド・魔進キャリーが駆け付けて来て邪面獣を怯ませる(リフトンが片足を持ち上げて転倒させ、ローランドが尻尾を押し潰して痛がらせ、キャリーは色とりどりの鉄骨を撒いて足を滑らせた)。
更にショベローの促しへ応じた充瑠/キラメイレッドがイメージを与え、3体は武器に変化。そのアシストを受けてキラメイジンは反撃に転じる。
対してキャッチャーリガニーは再度相手を捕らえようとキャッチャーを伸ばすが、キラメイジンキャリーの出した盾に防がれ反撃される。続いてキラメイジンローランドに身体中へローラーを当てられくすぐったくされた隙に、ローランドレイジングを叩き込まれる。更にはキラメイジンリフトンからソードとフォークで斬り付けられた末、足元から切り出した路盤を投げ付けられてキャッチャーを封じられてしまう。
最後はそこをキラメイダイナミックで一刀両断され、爆散した。
余談
言うまでも無いがスーツはラガーリガニーの改造(正確には邪面部分を付け替えた)である。
また、ラガーリガニーはリガニーのザリガニ要素が少なかったが今回はクレーンキャッチャーのアーム要素がある為、ザリガニのハサミに近い要素が窺える。
ゲームキャッチャーモチーフの戦隊怪人は今回が初。
なお、パワー特化のリガニーにテクニカルなクレーンキャッチャーの組み合わせは一見するとミスマッチだが、よく考えると物を釣り上げるには釣る側に相応の重量と安定性・パワーが必要であり、リガニーの身体特徴はそれを満たしている。
『完全読本』によれば、インカの仮面もモチーフに組み込まれている。
ザリガニではないが、同じ甲殻類のイセエビを景品にしたゲームキャッチャーも2000年ごろに存在したことも元ネタになっているかもしれない。
関連項目
智珠らんか:同年登場したアプリゲームのキャアクターで彼女の武器もUFOキャッチャーのアームを使い目を思わせるイメージになっているなど近い要素も多い。