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バトルタワーの編集履歴

2020-05-15 00:34:59 バージョン

バトルタワー

ばとるたわー

バトルタワーとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するバトル特化やり込み施設のことであり、全ての同類施設の元祖である。

※この記事では『クリスタル』版・『ルビー・サファイア』版・『ダイヤモンド・パール』版・『ソード・シールド』版に登場した「バトルタワー」について扱います。

『エメラルド』版および『プラチナ・HG・SS』版に登場したバトルタワーについては「バトルフロンティア」を参照してください。


概要

ポケモンに登場する施設で、殿堂入り後に行くことが出来る。

初登場は第2世代『クリスタル』版で、モバイルとの連動で全国のトレーナー(の手持ちデータ)と戦うことができた。

これが第3世代以降オフライン(一部オンライン対応)のバトル専用施設として引き継がれることになった。


バトル専用施設としてバトルタワーのみが存在しているソフトは、第8世代現在で

である。

第3世代、第4世代は後発作品にて、第2世代はリメイク(HGSS)にていずれもバトルフロンティアに発展した。


第2世代

アサギシティ西、40ばんどうろの先に存在する施設。殿堂入り後に入れるようになる。

(『HGSS』では同場所に「バトルフロンティア」が作られているが、実はBGMは『クリスタル』版のバトルタワー」をアレンジしている

現在(第8世代)と同じ部分

  • ルールは見せ合いなし3VS3のシングルバトルである
  • 同種類のポケモンを使うこと、及び同種類のどうぐを持たせることはできない
  • 対戦中トレーナーは道具を使えない
  • お互いに「ひんし」になった場合、判定により相手の勝ちとする
  • 対戦中に「ねむり」「こおり」の制限は設けない
  • 1戦ごとに手持ちを全快させてもらえる
  • 禁止級幻のポケモン出場可能
    • レベル70、80、90、100のクラスでは何とミュウツーを始めとした強力なポケモン達が出場できた。だがそれは相手も同じなので、この4クラスでは見渡せばミュウツー・ルギアホウオウだらけという状態であった。その強さたるや、当時公式大会で猛威を振るっていたカビゴンガラガラではまるで歯が立たないほど。
      • USUM』でも一応出場可能だが、相手は使ってこないので対策の必要はない。
  • 手持ちの順番を入れ替えることができない

現在(第8世代)と異なる部分

  • オフラインではプレイ不能
    • 元々モバイル用の施設である。このためVC版では事実上閉鎖されている。
  • レベル制限
    • レベル10ルームから10刻みでレベル100までの計10個のクラスが用意されている。更にそれぞれの制限に対してルームが15用意され、合計150個対戦部屋がある。部屋を選んだらデータをダウンロードして挑戦することになる。
  • 7人勝ち抜き式
    • 第3~第5世代までのバトル施設が7人勝ち抜き式なのは、この時代にそうだったからである。
    • ちなみに出てくるトレーナーは全て全国から集った猛者達で、能力や技構成も一級品のものが揃う。更に、翌日になると前日の成績優秀者は7人目に、そうでないトレーナーは1~6人目に配置される。つまり前日挑戦した部屋に行くと、引き次第では自分VS自分なんてことも起きる。
      • ここでいう「成績」とは、いかに短いターンで手持ちの瀕死が少ない状態でクリアしたかを指す。つまり速攻でないと7人目を取れないということになる。
  • BPが存在しない
    • これは次作から導入されている。
  • 公式大会の開催
    • 何とこのバトルタワーを用いて2001年公式大会まで開かれている。任天堂側が用意したトレーナーを倒し、この好成績者が全国大会に進めるというもの。
    • 全国大会のレポート記事はこちらを参照されたい。なお、このような形式での公式大会は後にも先にもこの大会だけである。

第3世代(『ルビー・サファイア』)

殿堂入り後、センリからもらえる「ふねのチケット」を使うことでバトルタワーのある島に行けるようになる。

(『エメラルド』ではここが「バトルフロンティア」になっている)

現在(第8世代)と同じ部分

  • ルールは見せ合いなし3VS3のシングルバトルである
  • 同種類のポケモンを使うこと、及び同種類のどうぐを持たせることはできない
  • 対戦中トレーナーは道具を使えない
  • お互いに「ひんし」になった場合、判定により相手の勝ちとする
  • 対戦中に「ねむり」「こおり」の制限は設けない
  • 1戦ごとに手持ちを全快させてもらえる

なお、BP(バトルポイント)はこの時から登場している。

現在(第8世代)と異なる部分

  • Lv.50戦とLv.100戦の2つがある
    • これも現在と異なるが、Lv.50戦の場合、レベル51以上のポケモンはそもそも出場ができない。このため強制的にLv.100戦で戦うことになる。
  • 7戦勝ち抜き式
    • 前述の通り。またこのせいでリボン獲得に必要な連勝は50連勝ではなく56連勝になる。
  • ルールはシングルバトルのみ
    • 当時ダブルバトルは存在していたが、『ルビー・サファイア』ではバトル施設で行うことができない。
  • タワータイクーンがいない
    • 登場は次作『エメラルド』からとなる。
  • 相手のポケモンは「ホウエンずかん」のポケモンのみ
    • ここが大きく異なる部分である。登場するポケモンは当時386種類中200種類未満。最終進化形のみに絞るとかなり少ない。このため要対策ポケモンがそこまでいない。
    • 当然こちらはホウエン以外の地方のポケモンを通信で送ることができる。ただし通信でレコードを混ぜた他プレイヤーが登場し、そのプレイヤーの手持ちにホウエン以外のポケモンを所持していた場合は繰り出してくることもあるので、完全に登場しないわけではない。タワータイクーンもいないので、ここでのみ手に入るリボンを狙う場合『エメラルド』よりも『ルビー・サファイア』の方が楽だったりする。
  • 特別なポケモン(禁止級幻のポケモン)は参戦できない
  • 手持ちの順番を入れ替えることができない

第4世代(『ダイヤモンド・パール』)

殿堂入りしシンオウ図鑑を完成させた後、「ふねのチケット」を使うことでファイトエリアに行くことができ、その場所の奥にバトルタワーが立っている。

(『プラチナ』ではここが「バトルフロンティア」になっている)

現在(第8世代)と同じ部分

  • ルールは見せ合いなし3VS3のシングルバトルである
  • 同種類のポケモンを使うこと、及び同種類のどうぐを持たせることはできない
  • 対戦中トレーナーは道具を使えない
  • お互いに「ひんし」になった場合、判定により相手の勝ちとする
  • 対戦中に「ねむり」「こおり」の制限は設けない
  • 1戦ごとに手持ちを全快させてもらえる
  • 手持ちポケモンのレベルは1~50まで。51以上は強制的にレベル50になる
  • シングルバトル、ダブルバトル、マルチバトルが選べる

現在(第8世代)と異なる部分

  • 7戦勝ち抜き式
    • 前述の通り。
  • Wi-Fiタワーがある
    • Wi-Fiを用いて全国の猛者達の使用ポケモンデータをダウンロードすることで挑戦できる。
    • 10までのランクがあり、1つのランクごとに50個の部屋が用意されている。ランク1からスタートして勝ち上がるごとにランクが上がっていく。
    • なお現在は同作品のWi-Fiが終了しているため遊ぶことはできない。
  • ボストレーナーがシングルバトルにのみ登場
    • 登場するのはクロツグ。肩書はタワータイクーン。『Pt』以降にもフロンティアブレーンとして登場。だが何故かダブルバトルやマルチバトルには登場していない。このためBP稼ぎはシングルバトルの方が楽になっている。
  • 特別なポケモン(禁止級幻のポケモン)は参戦できない
  • 手持ちの順番を入れ替えることができない

第8世代

  • ルールは見せ合いなし3VS3のシングルバトルもしくは4VS4のダブルバトルである
  • 同種類のポケモンを使うこと、及び同種類のどうぐを持たせることはできない
  • 特別なポケモン(禁止級幻のポケモン)が出場可能
  • 手持ちの順番を入れ替えられる(1戦ごとに続けて挑むか選べる)
  • 対戦中トレーナーは道具を使えない
  • お互いに「ひんし」になった場合、後に「ひんし」になった方が勝利
  • 対戦中に「ねむり」「こおり」の制限は設けない
  • 1戦ごとに手持ちを全快させてもらえる
  • 手持ちポケモンのレベルは1~50まで。51以上は強制的にレベル50になる
  • シングルバトル、ダブルバトルが選べる
  • ランクの境目及びマスターボール級の10戦目ではボストレーナーとしてオーナーのダンデが登場する
  • ダイマックスキョダイマックスが使用可能
  • 挑戦前の自動レポートが消滅。リセットしても挑戦無効(連勝数リセット)とならず、再開が可能

現在最新世代のバトルタワー

元々本作の黒幕であるローズが所有していた施設「ローズタワー」を、ローズ失脚後新たにオーナーとなったダンデが作り替えたものである。

(賠償や罪滅ぼしのカタに接収して手に入れたのか、ローズ本人に譲られたのかは明言されておらず不明。ロゴもローズ個人のシンボルマークからタワー自体をモチーフにしたものに差し替えられている)


前作のバトルツリーの難易度があまりにも高すぎると批判された反省からか、本作ではライトユーザーでもプレイしやすいよう以下の配慮がなされている。

  • ランクに関わらず特別なポケモンが制限なく使用可能となった。
  • 対戦形式は前作のバトルツリーから引き続き1戦完結式となっているため、1戦ごとに手持ちを入れ替えることも事実上可能となった。
  • 節目で登場してくるダンデを除くと所持しているポケモンをダイマックスさせてくることは稀で、基本的に先手を取ってダイマックスさせてダイマックス技を放っていれば非常に有利に戦える。
  • 対戦用のポケモンが満足に育成できていないストーリークリア直後からも周回できるようにという配慮からか、レンタルパーティーが用意されている。
    • お勧めはシングルであれば「すなおぐみ」、ダブルであれば「あめぐみ」。それぞれのパーティーの使い方・動かし方がある程度わかってくれば、これらのレンタルパーティーを駆使しているだけで比較的手軽に周回が行える。

こういった事情があるため、過去作と比べると攻略難易度はかなり低くなっており、周回もより効率的に行えるようになった。一戦ごとにセーブでき、自分の好きなタイミングでバトルを切り上げることができるので、所謂フロンティアクオリティに悩まされにくくなった点も大きいだろう。


といっても飽くまでも出てくるポケモン達や相手の思考ルーチンなどは今までの対戦施設と同じ所謂ガチ仕様であるため、経験者でなければ勝ち上がることは難しいかもしれない。

それよりも問題は貰えるバトルポイントが歴代に比べてしょっぱい割に限定アイテムが多くのBPを必要とすることだろうか。


他にもキョダイマックスが制限なく使用可能など、一部のルールがランクバトルと異なることから、通信対戦のルールでは新たに「バトルタワールール」が新設されている。


関連タグ

ポケモン GSC RSE DPt ポケモン剣盾

バトル施設(ポケモン)


タワークオリティフロンティアクオリティの前身にあたる言葉


ポケモンシリーズのバトル施設

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