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アデル(仮面ライダーゴースト)の編集履歴

2020-05-17 21:47:54 バージョン

アデル(仮面ライダーゴースト)

あでる

仮面ライダーゴーストに登場するキャラクターの1人。

「肉体を手に入れる力など、我らにとって何の価値があるというのだ?価値があるとすれば、兵器としての力のみ」


演:真山明大

概要

アランの兄にしてアリアアルゴスの弟、アドニスの次男である。丈の長いローブのような黒い軍服を身に纏っている。また、両耳にアランと同じ羽のピアスを付けている。

ジャベルに「ゴーストアイコンの秘密をアランに教えるな」と命じた張本人であり、何かしらのゴーストアイコンの秘密を知っていたりと、弟と別の思惑を持っている事が推測されている。


元々は心優しい人物であったが、母であるアリシアの死を切っ掛けに、誰も死なない世界を創ろうとした父のアドニスがその力を得るために「祈りの間」に籠るようになり、自分たちを顧みなくなったという思いから、父の愛を欲するあまり暴走。現在の好戦的かつ独善的な思想に染まってしまったことが45話にて判明した。


また第47話において、天空寺龍を殺害した張本人であったことが明かされた。


本編での活動

第14話にて登場。その時の発言より、人間の世界で活動できる肉体を手に入れることを目的として活動しているアランとは違って、兵器としての力を手に入れることを優先させるなど、アラン以上に好戦的で肉体については無意味という考えを持つ。

また第19話において、自身の部下の1人であるイゴールに長官の役職をちらつかせ、彼を使って人間界を支配するためにデミアプロジェクトという作戦を実行させる。そして、いずれは自身が世界の支配者になるという野望を抱いていることが判明する。


第21話において、父のアドニスに接触するのと同時に監視し、自分よりも弟のアランを重んじる姿勢や“”を口走ったことを切っ掛けに、父に変わって自身が彼の意思を受け継ぎ完全な調和の取れた世界を築くため、何らかの策謀を張り巡らせ始める。

そして第22話において、遂に本格的に行動を開始。その手始めとして、「祈りの間」で祈りを捧げていたアドニスの眼魔眼魂を破壊し暗殺。さらに、アランの眼魂までも破壊し生身の体にした上、その罪をアランに着せて反逆者へと仕立て上げる。

そんな自分は、アリアには嘘の報告をしつつ、自身こそが父の意思を受け付く者に相応しいと称して大帝の地位に就く。そして、新たなる『眼魔世界』の支配者として君臨する。

ゴーストスペクターと戦ったときは眼魔ウルティマに変化し、2人を圧倒した。

その後、カプセルに保管されていたジャベルの本体を復活させ、ウルティマ用眼魔眼魂を渡した。


アドニスを結界のある部屋に閉じ込め自由を奪う。イーディスから「祈りの間」のことを聞き出そうにも「大帝に聞けば良い」とはぐらかされ、父のアドニスから満足するような答えを引き出すことはできなかった。

タケルが眼魂を使い、願いの数を増やし、自身の復活とカノンの快復を願う計画を立てるもモノリスから起動したガンマイザーによって妨害される。その後、「祈りの間」にて1枚のモノリスが放つ炎に包まれアデルの中へと刻まれるビジョンを見る。


第26話で、「祈りの間」のプレートの1枚が人型に変化していく様子を見て、続く第27話で15枚全てのプレートが自らの姿を模したガンマイザーに変化したことに驚きつつも、新しい力を手にした事に喜びを見せる。その後眼魔スペリオルの攻撃を受けて致命傷を負ったアドニスを殺害し、ガンマイザー・ファイヤーをタケルとアランに差し向ける。その後アランもアドニス同様“不要な存在”と見なした。


第29話では祈りの間の根源が自身を選んだこと、その力を使ってどのような世界を創るのかとイーディスに問われ笑みを浮かべた。


しかし第33話でガンマイザー・ファイヤー、ガンマイザー・グラビティがムゲン魂に敗れて完全に消滅した時は流石に余裕の表情も崩れ、第34話ではガンマイザー逹に対して「お前達は完璧な存在ではなかったのか!」と怒鳴っていた。その後の第35話でも、了承を得ないまま勝手に出動していくガンマイザー逹を見て少なからず苛立ちを露わにしている。


その後、ガンマイザーたちに不信感を抱いていたがウィンドからガンマイザーの秘密を聞き、“力の根源”を手に入れるために自らがガンマイザーと一つになろうと考えるようになる。


第41話ではガンマイザーにゲートを封鎖させ、力の根源と繋がろうとするが、眼魔ウルティマ・エボニーに変身したイーディスに阻止される。その後、イーディスを撃破し眼魔の世界へ戻り、ガンマイザーから「鍵は天空寺タケル」と聞き、パーフェクト・ガンマイザーに変身してタケル達を追い詰める。


その後、タケルと最終決戦を展開し、その強大な力で追い詰めるが“様々な人たちの想いを知り、つながったた事で人の持つ無限の可能性を信じる”タケルには敵う筈も無く敗北するが、この敗北が引き金となり、“完璧な世界を作るのではなく自身が、世界そのものになる”という歪んだ思想に行き着いてしまう。

龍とイーディスが繋がったことからアデルとも解りあえると信じ、手を差し伸べてきたタケルの手を振り払い、『眼魔世界』へと帰還すると自ら自身の眼魂を抜き取り、消滅した。

アドニスはアデルが力の根源を己が理想のために使うことによる危険性を案じ、祈りの間か遠ざけていたことがアリアから告げられたがそれすらも一蹴してしまった。


そして、自身の理想を実現させるために暗躍し始める。


肉体へと戻ったアデルは力の根源と融合、全裸で玉座に座りイゴールにデミアプロジェクトの進展を確認するとマントを脱ぎ、白軍服姿に。そして、根源の力を使い倒したはずのガンマイザーを復活させ、Cマコトを統一強化した。


その後、デミアプロジェクトの本サーバーになり替わり、世界とつながる。


第48話で『眼魔世界』に侵入したタケル達と交戦、タケルの精神世界への干渉とアリアの説得でアドニスに対しての誤解が解け、償いのために融合していたガンマイザーを解放する。

しかし、自我を得たガンマイザーによって強制的にパーフェクト・ガンマイザーに変身させられてしまう。変身する際にタケルに自分ごとガンマイザーを倒して欲しいと頼み、意思も消滅した状態でムゲン魂と対決。

最期は、ムゲン魂の「カナシミブレイク」を受けて倒されると霊体になり、アランに「いつか新しい家族を作れ。お前は間違えるな」と遺言を残す。そしてアリアに感謝の意を述べ消滅した。


目的

長らく謎とされてきたデミアプロジェクトの正体は、電子コンタクト「DEMIA」を利用し、サーバーを介し人間と眼魔、世界を一体化させることであった。


パーフェクト・ガンマイザー

ガンマイザーたちから決断を迫られたことで、ガンマイザーの残りの個体と合体した姿。全てのガンマイザーの特殊能力を自在に操ることができる、強敵である。


関連項目

仮面ライダーゴースト 眼魔 ディストピア 美形悪役 霊魂 哀しき悪役


アラン(仮面ライダーゴースト)・・・実の弟。

アリア(仮面ライダーゴースト)・・・実の姉。

アルゴス(仮面ライダーゴースト)・・・実の兄。

アドニス(仮面ライダーゴースト)・・・実の父親。

アリシア(仮面ライダーゴースト)・・・実の母親。故人。


ハート アデル同様、哀しい過去を持つ前作敵組織リーダー。また(ネタバレ)最終決戦後に、主人公と和解して消滅したという最後も似ている。

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