概要
pixivでは、ゲーム『艦隊これくしょん』における同名キャラクターのグループタグとして用いられる事がほとんどである。
ゲームにおいて
長らく浦波を欠いた状態で推移していた事から言及される機会は少なく、磯波・綾波・敷波の3人が好きな者か、史実に詳しい者が散発的に作品を投稿する程度であった。
駆逐隊の中で改二実装済みで性能が飛び抜けており、前線に引っ張りだこなのは綾波改二だけ、書き下ろしが充実していると言えるのは敷波だけ、わかりやすいネタを持つのは磯波だけ…というように、絵柄以外の共通点に恵まれない駆逐隊であったことが一因とも考えられる。
全員が揃ったのは2016年9月の事で、同時に関連任務も追加されたため注目度が一気に上がった。
担当絵師は全てしばふ氏。特徴は型式の違いを反映して2人ずつ異なるデザインで描かれている(ただし浦波に関してはスカーフ色など綾波達のデザインを取り入れている部分もある)点で、これは先行3人の統一感を欠いてきた諸刃の剣でもあった。
公式4コマ『吹雪、がんばります!』においては、僚艦3人不在かつ深雪との間で第十一駆逐隊の構成に重複が出る叢雲を、浦波の代理として借り入れるという描写がなされていた。
浦波自身は第158回で着任し、以後磯波が同室となり叢雲は2人部屋を1人で使用している。しかし初雪や深雪が押し掛け私物を置いて行くなどしている。
18年冬イベントE-4にて
新システム「友軍艦隊」の編成パターンとして抜擢された。
全員しばふ艦であるため「芋煮会」と呼ばれることもしばしば。
史実
吹雪型駆逐艦(特型駆逐艦)の磯波、浦波、綾波、敷波で編成された。搭載主砲の違いから前2者を「特Ⅰ型(狭義の吹雪型)」、後2者を「特Ⅱ型(綾波型)」と分類する場合があり、『艦これ』ではこの分類を採用している。
また、過渡的な設計で船体構造のみ特Ⅱ型と共通していた浦波は、「特改Ⅰ型」などと呼ばれる場合もあった。これも『艦これ』内で浦波が自称する場面がある。
太平洋戦争開戦時は第一艦隊第三水雷戦隊に所属。綾波と磯波の戦没後に鬼怒らの第十六戦隊に異動。と同時に天霧(特Ⅱ型)が編入され、戦争中に全艦が戦没した事により消滅している。
余談だが、戦後海上自衛隊の対潜護衛艦(DDK)「あやなみ型」に「あやなみ」「いそなみ」「うらなみ」「しきなみ」の形で初期の全艦の名前が受け継がれている(全艦退役済)。
編入艦天霧の名を受け継いだあさぎり型護衛艦の「あまぎり」は現役であり、2017年8月から2度目のソマリア・アデン湾での海上護衛任務に出動した。
関連イラスト
関連タグ
吹雪型・・・磯波(艦隊これくしょん)・浦波(艦隊これくしょん)
綾波型・・・綾波(艦隊これくしょん)・敷波(艦隊これくしょん)・天霧(艦隊これくしょん)(編入艦)
第三水雷戦隊・・・開戦時所属:旗艦川内(艦隊これくしょん)
【公式二次創作】
海色のアルトサックス・・・敷波が主役で磯波も共演