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海色のアルトサックス

みいろのあるとさっくす

『海色のアルトサックス』とはゲーム・艦隊これくしょんのコミカライズ作品の1つである。
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漫画:柚木ガオ

週刊ファミ通2020年1月9・16・23日合併号(2019年12月26日発売)より連載されている艦これコミカライズ。コミックウォーカーでもWEB連載中

コンセプトは『艦娘たちとジャズバンドを愉しむ漫画』。公式略称は『海アル』。


気は強いが不器用で引っ込み思案な主人公「敷波」がジャズ演奏を通して友情を結んだり、成長していく姿を描いたハートウォーミングストーリー。

柚木ガオの美麗繊細なタッチながら幼さや柔らかさを感じさせてくれる。敷波のほっぺはプニプニ!!!!


ストーリー

綾波型駆逐艦・敷波が紡ぎだす、「海色」のジャズストーリー。ほかの艦娘たちもメンバーに加わりいっしょに演奏する、愛らしくて暖かい敷波のジャズをお楽しみください。

(コミックウォーカー:艦隊これくしょん -艦これ- 海色のアルトサックスより抜粋)


メインキャラクター

本作主人公。気が強くぶっきらぼうだが、不器用で恥ずかしがり屋な駆逐艦娘。

担当はサックス

同室で親友の綾波の昇進が決まり、それを祝う気持ちと長期遠征でしばらく会えなくなる寂しさを伝えられずにいたところ、倉庫に置かれていたサックスとジャズ演奏映像を見たことでジャズに魅せられ、ジャズでその想いを伝えようと練習を始める。


敷波のジャズバンドメンバー2号。敷波と同じく引っ込み思案で、気弱という以外は似た者同士な駆逐艦娘。

担当はコントラバス

非番ではよくカメラを持ち歩いて撮影する趣味も持つ。撮影姿勢も堂に入っている。なお、とても言えない額をカメラに注ぎ込んでいるらしく、金欠。

練習している敷波に惹かれ、撮影しているのがバレたのをきっかけに仲良くなり、一緒にバンドを始めることとなった。ジャズに妙に詳しく、ジャズのことになるとテンションが上がる。

史実では敷波、綾波とは同僚の関係だが、本作でも同様かは明かされていない。

なお、磯波改二が表紙で大々的に扱われたファミ通2022年5月26日号に掲載された海アルでは柱のアオリ文で十九駆が全員改二になった事を祝われていた


担当はトランペット

輸送作戦に失敗した事で落ち込む浜波を元気づけたいと考えていたところ、ジャズバンドメンバー募集の張り紙を見た朝霜の早とちりによりジャズバンドの演奏を聴いたら元気になるのではないかと考えて敷波達の下へ訪問し、演奏を依頼した。

この時点で磯波が扱う楽器を選んでいる最中で演奏できる状態ではなかったため、断られてしまったが事情を聞いた敷波の誘いにより、一時的にバンドに加入する事になった。

ノリと勢いは強いが、いきあたりばったりで子供っぽい。割と大人しいメンバーの中で発破のような役割を持つ。その一方でそもそもの行動の発端は浜波を心配した事だったり、演習中の嵐の不調を見抜いて相談に乗ったりとキャラ紹介でも指摘されるレベルで周囲の事はよく気遣っている。


担当はドラム

朝霜と共に浜波を元気づけようとジャズバンド部の門を叩くが、朝霜ほど事がうまく運ぶとは思っておらず、断られても特に落胆はなかった。

冷静かつマイペースな質で、朝霜をフォローしつつも誰にも依らない独特な立ち位置をキープしている。

ドラムに関しては才能があったようで、初手でロックのような激しいドラム捌きを披露してみせた。


担当はピアノ。メンバーでは数少ない以前からの演奏経験者。

任務を共にした第六駆逐隊に「野分はすっごく真面目」と言われた事がきっかけで第四駆逐隊以外の面々からの自分の印象について思い悩んでいたところ、偶然聴いた敷波達の演奏に惹かれ、自分の殻を破りたいと張り紙を見てメンバーに応募した。


第8話まではバンドに所属しておらず、第1話表紙では一人だけ楽器を持っていなかった。

第9話で野分は周囲の後押しもあり正式の所属し担当はテナーサックスに決定した。

最近夜毎宿舎に聴こえてくる変な音により相方の萩風共々寝不足になっており、演習で不調になっている事に気づいた朝霜に相談した。そして朝霜、岸波と共に音の原因を探ったところ、敷波達の練習場所に辿り着き、敷波達の演奏練習が原因である事を突き止めた(朝霜と岸波も途中で察した)。

音の原因を探る途中で朝霜達からバンドに誘われてノリ気になっており、原因を突き止めた後は演奏練習を聴きに来てもいいかと言うなど興味を持ち始めている模様。

なお、一人では宿舎の外に出るのも外から宿舎に帰る事ができないほど夜を怖がっている。



サブキャラクター

敷波のジャズ演奏を後押しした軽巡洋艦娘。

ジャズのことになると食い気味。かつて明石や夕張と共に、趣味レベルながらジャズバンド活動をしていたためか、積極的に敷波たちをサポートする。


敷波のジャズ演奏を後押しした特務艦娘。

敷波の見つけたアルトサックスのメンテや、映写機などを提供し、楽器の購入やメンテも行っている舞台裏のなんでも屋。積極的に敷波たちをサポートする。


敷波の親友である綾波型駆逐艦姉妹の長姉。

第1話にて長期の護衛任務の旗艦に任命され、しばらく鎮守府を離れる事が決まる。それに素直に祝えなかったことが敷波がジャズバンド活動を始めるきっかけの一つとなった。

第18話で改二になった。


岸波と朝霜の姉に当たる駆逐艦娘。

岸波、朝霜らと共に行った輸送任務に失敗した事で落ち込んでいる(朝霜曰く浜波に責任がある失敗ではなかったとのこと)。


夕雲型駆逐艦姉妹の長姉。

バンド活動を始めた岸波と朝霜を温かく見守っている。


以前野分と任務を共にした駆逐艦娘達。

悪気は特になかったと思われるが、(コマの様子を見る限りが)野分を「真面目」と評した事で野分が周囲からの自分へのイメージに思い悩むきっかけを作ってしまった。


野分の親友である駆逐艦娘。

敷波達の演奏を見かけて野分を誘って聴かせたことで野分がバンドメンバーに立候補するきっかけを作り、また彼女のバンド活動を始める事も後押しした。

なお、敷波達が合宿に行く際にシレっと野分の水着を用意して荷物に紛れ込ませていた。


嵐の親友である駆逐艦娘。

最近夜毎に聞こえてくる変な音に気づいた事で嵐共々寝不足になっていた。

なお、敷波達が合宿に行く際にシレっと嵐の水着を用意して岸波に預けていた(結局着なかったが)。ちなみに3巻おまけ漫画によると萩風の用意した嵐の水着はやたら布面積が少ないものだった。萩風さん…?


今宵もサルーテ!』からのゲスト出演。

『海アル』の世界線でもバーを開こうとしているらしく、第8話で嵐達が『サルーテ』のものと同じ地下倉庫を発見してバーの準備をしている3人に出会う一幕がある。


鎮守府の司令官。

磯波が楽器が買う金がない事からダメ元で敷波から相談を受け、即決で楽器購入を認めた(メンバーを揃えて活動するようにと条件は付けた)。

なお、秘書艦秋津洲の模様。秘書艦であるためか第8話では夜毎聞こえる音で不眠になった嵐が考えた「夜に活動していそうな相手」として秋津洲も存在が上がっており、嵐から尋ねられた際に何故か赤面しながら否定している様子が描かれているため、嫁艦の可能性もある(柚木ガオ氏がアンソロジーコミック横須賀鎮守府編21で描いた作品中でも秋津洲が秘書艦として描かれていた)


第16話での第四駆逐隊の演習相手。

夕立の暴れっぷりもあり途中まで二駆優勢で進んでいたが嵐と野分のとっさの連携により演習は引き分けに終わっている。事前の打ち合わせ無しに連携を取れた事を萩風が「ジャズが活かせた」と評価している。

尚メディアミックス作品では珍しく夕立が改二では無く無印での登場であった(同様の例は水平線の文月の時雨でも確認できる)


第19話~第23話にて輸送任務と一緒に行われた合宿先の基地で敷波達を歓迎した米艦娘。

パースデ・ロイテルと共にジャズバンドを組んでいる(ヒューストン:サックス パース:トランペット ロイテル:クラリネット)。

実は敷波が使っているサックスが彼女の手に渡る以前の持ち主(敷波が見た演奏映像に映っていた人物ではない)。

かつて終わることのない戦いに疲弊する中で基地に置いてあった持ち主不明のサックスに一目ぼれして引き取り、ジャズ活動を始めた事で心を救われたものの、深海棲艦との戦いで何度も基地を襲撃された混乱の中でサックスとフィルムを失ってしまったという苦い過去を持っている(その混乱の中で手違いで輸送物資として鎮守府に届けられ、最終的に敷波に発見されたが、輸送記録自体が焼失してしまったためヒューストンは後を追う事ができなかった)。

探すのを諦めたサックスが敷波の手に渡っていた事を知ったヒューストンは「私はもう大丈夫」と敷波に譲り渡すことを決めてかつてサックスのケースに入っていた(唯一ヒューストンの手元に残っていた)メッセージカードを託し、再会を約束してあきつ丸の救助に向かう敷波達を見送った。

なお、史実では敷波の攻撃によって撃沈しており、本作での立ち位置はその繋がりでの抜擢と思われる(史実での因縁は本作では触れられていない)。


関連タグ

艦隊これくしょん 艦これ派生作品 海色

ジャズ ジャズバンド


今宵もサルーテ!:上記の通り第8話で『サルーテ』の主役3人がゲスト出演。なお、『海アル』と『サルーテ』は「主人公が偶然入り込んだ部屋で発見したものが切っ掛けで主人公がそれにまつわる活動を始める」「主人公をアドバイスする経験者の艦娘がいる」等の共通点もある。

時雨:本作ではジャズ活動はしていないが、声帯の妖精さんの特技がトランペットであるため、リアイベでトランペットを吹いた事がある。

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