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3年B組金八先生の編集履歴

2020-06-21 20:34:15 バージョン

3年B組金八先生

さんねんびーぐみきんぱちせんせい

かつて放送されていた学園ドラマ

概要

武田鉄矢演じる国語教師「坂本金八」が主人公の学園ドラマで、元は『桜中学シリーズ』

の一つとして放送された。TBSを代表する名作中の名作。と、同時に坂本金八を演じてきた武田鉄矢の顔ともいえる。

第1シリーズは1979年10月にスタート、最終となる第8シリーズは2008年3月に最終回を迎えた。

2011年3月27日には4時間スペシャルの『ファイナル』が放送され有終の美を飾った。

チュンソフト製作の『3年B組金八先生 伝説の教壇に立て!』と言うゲームも存在する。


過去シリーズの多くの原作および脚本は小山内美江子(おさないみえこ)が、第7シリーズ第11話目以降は清水有生(しみずゆうき)が手掛けた。


第1シリーズ

1979年10月26日放送開始。

以後、基本的にドラマシリーズでは2クール(半年間)放送する事となる。

桜中学校に転任した金八は、学校や生徒が抱える問題を解決していく中、3年B組の女子生徒・浅井雪乃(杉田かおる)の妊娠が発覚。その相手は同組の宮沢保(鶴見辰吾)。この衝撃的な事件に、中絶か出産かで迷う雪乃。金八先生は徹底的に向き合う事を決め、雪乃は産む事を決意。

後の第4シリーズでは彼らの息子・宮沢歩が、SP『ファイナル』では再び夫妻が登場。

15歳の母という当時問題となっていた「未成年出産」をテーマとした衝撃的な内容が話題となり、人気が爆発。最終回では視聴率39.9%という脅威の数字を叩きだして社会現象を巻き起こした。


第2シリーズ

1980年10月3日放送開始。

第5話で荒谷二中から桜中学に転校してきた加藤優(直江喜一)は、札付きの不良生徒。学校側が彼を『腐ったミカン』と形容した事に金八は反発する。その後、加藤が前にいた荒谷二中の不良生徒が駆けつけ、自分たちの仲間を警察に引き渡した教師に対する報復を手伝うよう迫ってくる。悩む加藤だったが、自ら荒谷二中へ出向いて教師と話をつけることを決意するが…

不良生徒の存在をみかん箱の中にある腐ったみかんが周りのみかんまで腐らせてしまうという理論で衝撃を与えた『腐ったミカンの方程式』、警察に捕まり連行される生徒の映像と「世情」(中島みゆき)が流れる演出であまりにも有名なエピソード『卒業式前の暴力』はシリーズを代表する神エピソードとして高い評価を受けており、日本のテレビドラマ史に現在でもその名を留めている。


第3シリーズ

1988年10月10日放送開始。第3シリーズのみ1クール(3ヶ月)放送。

舞台をお馴染み桜中学校から松ヶ崎中学校に移した作品。生徒役に萩原聖人長野博森且行などが出演していた。

第1話では、前列に着席している杉浦かよが目薬をさしその後涙を流す場面が映ってしまうハプニングが発生(通称、目薬事件)。

桜中学が舞台ではないためか、桜中OB総出演のSP『ファイナル』ではスルーされてしまった。


第4シリーズ

1995年10月12日放送開始。最愛の妻を乳ガンで亡くし文部省で研修を受けていた金八は、久しぶりに3年B組の担任に復帰する。しかし新3B生徒は金八先生に冷たく、クラス内ではいじめが横行していた。第1シリーズの雪乃・保の息子である宮沢歩(橋本光成)もまたそのターゲットにされていた。家庭問題で心が荒んでいた広島美香(小嶺麗奈)は、鬱憤晴らしのために他の生徒に嫌がらせをし、教師には甘い態度で接していた。


第5シリーズ

1999年10月14日放送開始。金八の前任教師であった中野(ラサール石井)が生徒達に暴行を受けて病院送りにされ、さらに葬式用の菊の花(実は造花)を送りつけられあわや自殺に追い込まれるというシリーズ史上最悪のスタートとなった。さらに発覚を防ぐため、力づくで口封じを行う首謀者・兼末健次郎(風間俊介)達によって3B全体がグルと化してしまう。この学級崩壊寸前のクラスを金八は立て直していく事となるのだが・・・

本シリーズから、学園祭でソーラン節を踊るようになった。かなり大変だったとか。


第6シリーズ

第6シリーズ2001年10月11日放送開始。性同一性障害を抱えた鶴本直(上戸彩)、父が殺人の罪で服役中の成迫政則(東新良和)。この二人の転校生を中心に第6シリーズは展開していく。

なお、鶴本直は第7シリーズで性転換手術を受け、男性となった。


第7シリーズ

2004年10月15日放送開始。桜中学に忍び寄るドラッグの魔の手。丸山しゅう(八乙女光)の父親が覚せい剤に手をつけ、家庭が崩壊。母親から虐待を受け、覚せい剤絡みでヤクザに追われ、親友の小塚崇史(鮎川太陽)が飛び降り自殺を図って意識不明の重体となり、精神的に追い詰められていたしゅうは自ら覚せい剤に手を出すようになってしまう。

このシリーズの途中、これまで脚本に関わっていた小山内美江子がスタッフと確執を生み離脱。第7シリーズでは危うく打ち切りの危機となった。


第8シリーズ

2007年10月11日放送開始。第1話で金八が生徒一人ずつに渡したノートに書き綴られてるは「世界に一つしかないノート」。本シリーズでは、生徒一人一人が主役としてスポットを変え続けていく。

脚本は第7シリーズの途中より引き続き清水有生(原作は小山内)。しかし、第8シリーズでは視聴率が2ケタを切る週が続くなど苦戦を強いられた。そのせいかファンの間では黒歴史とされている程。


3年B組金八先生 ファイナル 最後の贈る言葉

2011年3月27日放送。4時間スペシャル。

素行不良で各中学を盥回しにされてきた不良生徒・景浦裕也(岡本圭人)は、桜中学に転校後も教師に暴力を振るったり、『ハレ晴レユカイ』を踊る生徒にはガンを飛ばし、寝転んでいる生徒にはカツアゲを繰り返し、得た金をゲームセンターで使う日々だった。景浦のせいで受験勉強に支障をきたすと不快に感じた3B生徒達は景浦を裏で排除しようと画策したり直接関わろうとしなくなる。その後、理科の教師に再度暴行を加えた景浦は警察に補導されるが、鑑別所送致で再び3B教室へ戻ってくるも反省の色がまるで見えていない。そんな景浦を見かねた桜中学のOBが動き出す。

その一方で、金八は定年退職を間近に控える中、狭心症で病院に運ばれてしまい…


登場人物

坂本金八(さかもときんぱち)

演:武田鉄矢

主人公の中学教師。専門は国語

大森巡(おおもりめぐる)

演: 鈴木正幸

北千住派出所勤務巡査で、金八のケンカ友達。


生徒達

【第1シリーズ】

浅井雪乃杉田かおる

十五歳の母。中学受験に失敗以来、父から疎まれるようになったその寂しさから宮沢の子を妊娠、無事に出産し母となる。

卒業後はインテリアデザイナーに就職した。

山田麗子三原じゅん子

ツッパリ少女。「顔はやばいよ、ボディやんな、ボディを」の人。


【第2シリーズ】

加藤優直江喜一

「腐ったミカン」などの名言を残した問題児。卒業間際に荒谷二中には殴り込んだため逮捕されるが金八や校長らの説得で釈放された。第4シリーズでハゲて太り、ファイナルでそれをネタにされたこともある。現在はタンク製造会社の社長を務めており既婚者。

松浦悟沖田浩之

当初は加藤と対立していたが、後に親友となる。中の人である沖田は1999年に借金と貧困を苦にして自殺を図りこの世を去った。


【第4シリーズ】

広島美香(小嶺麗奈)

クラスのボス的存在だが、兄の素行不良や両親の離婚等で家庭崩壊に追い込まれてしまう。

高校入試で厚化粧して乗り込んだことも。2年時の担任にヤリ●ン呼ばわりされていた悲しい過去を持つ。


宮沢歩(橋本光成)

第1シリーズで浅井雪乃が出産したこどもが成長した姿。



【第5シリーズ】

兼末健二郎風間俊介

表向きは優等生だが、気に入らない教師や生徒に巧妙な嫌がらせを行う不良。家庭環境に大きな問題を抱えていた。取り巻きのクラスメイトを増やし嫌がらせをするがそれらが生命に関わる大事に陥ったためクラス代表の1人として金八から体罰を受け、クラスが纏まってから今までの行為がたたって孤立した。姉との死別などといった過去を振り切れず自棄になることが多かったが金八の真摯さを感じ、尊敬するようになる。その後暴走する兄を止めようとした際に誤って母を刺してしまい、鑑別所で判決を待つこととなる。そのため卒業式は校長室で実施となった。

最終話で無罪となり家族仲も修復され、クラスメイトたちにこれまでのことを心から謝罪し和解する。その後は教師になるために大学に進学した。


小野寺良輔(香川佑太朗)

発達性障害を持つ眼鏡少年で、『デラ』と呼ばれている。かつて桜中学で校長を務めていた大西豊に好意を持つ。それ故に3年B組の生徒としては最も心優しい性格である。兼末に脅された塩沢好太が大西の生命に関わる大事を起こしたときは、塩沢に対して怒りをあらわにしており、兼末らが金八から体罰を受けるホームルームの時は、大西に付き添うために病院にいた。その後塩沢と和解し、大西が肺炎で亡くなったときは彼の葬儀で弔辞を読み、火葬場で金八や塩沢と共に大西が荼毘に付されるのを見送った。


【第6シリーズ】

鶴本直上戸彩

性同一性障害。かつての山田麗子を彷彿させる超ロングスカートで登校し学校中とお茶の間を驚かせた。彼のモデルとなったのは虎井まさ衛と言う実在する作家で、乙武洋匡を尊敬している。

成迫政則(東新良和)

静岡から転入、姉は集団強姦致死事件に巻き込まれ死去。父は姉を死に追いやった不良の取り巻きの一人を殺害した罪で服役中。

ファイナルでは法律事務所の弁護士を務める傍ら景浦に勉強を教えていた。


【第7シリーズ】

飯島弥生(岩田さゆり)

発達性障害、スペシャルオリンピックス聖火ランナーを務めた。

お菓子作りが得意で後にその才能を生かすためにパティシエととして就職。

「みんなと一緒」が口癖。

丸山しゅう(八乙女光)

シリーズ最大のトラウマを植え付け、お茶の間を地獄絵図に変えたシャブ少年。少年院出所後は薬物依存症の当事者を支える中間施設に入所。新聞配達員を経て農業などで更生したようである。


【ファイナル】

景浦裕也(岡本圭人)

小学生の時に最愛の父を亡くし、母親と二人で暮らしている。

父の死をきっかけに中学生になってからグレ始め、やがて暴行や恐喝をする問題児となっていった。

電流実験でクラスメートを庇い理科教師に暴行を加え、警察に連行される。

受験勉強を条件に復学し、金八と同居する事となるが歴代卒業生らの助けにより徐々に更生していく。

小さい頃は亡くなった父と同じくゴルフが趣味だった。



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