鉄道車両の形式の一つ。
JR九州 783系特急形電車
1988年より新製開始。国鉄分割民営化に伴い発足したJRグループとして新たに製造された始めての特急形車両である。車両の愛称は「ハイパーサルーン」。
1989年度鉄道友の会ローレル賞受賞車両。
交流専用車両であり、関門トンネルや本州方面には乗り入れできない。車体は先頭部を除きステンレス製。乗客用ドアが車体の中央部に設けられているのが特徴である。
また、当初から130㎞/h運転も可能な性能を持っていた。(1990年から実施)
JR九州の各路線に投入され活躍した。2011年現在、日豊本線系統の「にちりん」・「ひゅうが」・「きりしま」、長崎本線・佐世保線系統の「みどり」・「ハウステンボス」、鹿児島本線の「きらめき」・「有明」に運用されている。
長崎本線系統については2011年3月改正まで「かもめ」にも運用されており、列車によっては「みどり」・「ハウステンボス」との3列車併結運転となる区間(博多~肥前山口間)もあり、最大13両編成で運転されていたこともある。