「ロボットごと倒せば、報酬ももっと跳ね上がるわ…」
CV:宇和川恵美
概要
Case File 15「狙撃手(スナイパー)を探せ」に登場。
殺し屋として名前を売り、圧縮冷凍120年の刑を受けていたロンダー囚人で、囚人番号は[296]。まるでアルラウネかドリアードの様な植物の妖魔を思わせる姿を持ち、赤いスーツに身を包んだ華奢な身体には四肢や胸部、両肩、腰にかけて灰色の葉の意匠が見られる。更に目は赤くて素肌も色白く、額から生えた黄色と赤のグラデーションの細長い葉型の触覚も目を引く特徴の1つ。
嘗ての傭兵オーグ同様、ドルネロのタイムレンジャー抹殺計画の為に解凍され、メンバー1人に付き700万円=5人で3500万と言う報酬で依頼を引き受ける。前回のオーグの時と比べ、一人500万だったのが200万も跳ね上がっているが、タイムレンジャーの存在をより危険視しての値上がりか、レイホウがオーグ以上の実力者であるが故のそれかは定かではない。
スナイパーの名の通り、右腕のレーザーガンでの狙撃を得意としており、劇中ではホナミを人質にタイムレンジャーを誘き寄せて抹殺しようとした。
活躍
タイムレンジャーへの刺客として解凍されるや、ドルネロから1人700万円の賞金を懸けられた上で行動を開始。
5人に近しい一般人である森山ホナミを人質に取ると、彼女の首にセットした時限爆弾でタイムレンジャーを誘き寄せ、右腕のレーザーガンで暗殺しようと目論む。
だが、結局は5人に位置を特定された上、ホナミをグリーンとピンクに救出されて計画はご破算。
ゼニットと交戦中の残る3人を狙撃しようとするが、これも駆け付けた
タイムピンクに蹴られ、阻止された為に未遂に終わってしまう。
直後に巨大化抑制シールを剥がして巨大化すると、巨大戦ではタイムロボαを上空から狙撃するも、フォーメーションの解除で回避されて無駄撃ちとなるばかりか、逆にタイムロボβのフライヤーマグナムの射撃を喰らい、怯んだ隙にタイムロボαのプレスブリザードを浴びて再び圧縮冷凍の眠りに就くのだった。
余談
モチーフは植物との事だが特定の品種は存在しない。
声を演じる宇和川氏は今作がスーパー戦隊シリーズ、延いては特撮初出演となるが、『激走戦隊カーレンジャー』の海外リメイク作品である『パワーレンジャー・ターボ』にて、エリュータンの吹き替えを演じた経歴がある。
Vシネマ『未来戦隊タイムレンジャーVSゴーゴーファイブ』では彼女の姉ルピアが登場している。
関連タグ
未来戦隊タイムレンジャー ロンダーズファミリー ロンダー囚人
プコス星人ジャッキル、ジャーゴ星人スキーラ、冥府神サイクロプス、ハンタジイ:後のシリーズに登場するスナイパー繋がりの後輩達。