概要
独自の文化圏を持つ一部の獣人種族に対する別名。
元々は蛮神召喚に手を染めた獣人に対する蔑称として使われていたが、最近は単に獣人の別名として使われることが多い。
ガレマール帝国では弾圧の対象とされており、ウルダハなどのエオルゼアの主要都市でも出入りが禁止、あるいは制限がかかっている。
蛮神の信徒(テンパード)となった蛮族は、蛮神の召喚や維持のためにクリスタルを強奪したり、新たなテンパード候補を誘拐するなどといった事件を引き起こすため、エオルゼア各地で大きな問題となっている。
そのため蛮族そのものをモンスターと同列の野蛮な存在とみなす人間も多く、人間と蛮族の対立は年々深まっている。
一方、蛮族の中にも様々な派閥が存在しており、特にテンパード化していない蛮族の中には人間との友好関係を望む者もいる。
主な蛮族
新生エリア
ルガディンに勝るとも劣らない屈強な肉体を持つ遊牧民族。
総じて質実剛健な者が多く、日本語版では四字熟語を使った厳かな話し方をする。
甲冑を着込んだモグラのような風貌を持つ種族。
平時は坑道を掘って暮らしており、非常に高度な冶金術や板金加工術を持つとされる。
女王を中心とした社会を築く水棲種族。
産卵地に適した沿岸をめぐり、リムサ・ロミンサと衝突を繰り返している。
細長い胴体に角の生えた鳥のような頭部を持つ、一見ガラの悪い喋り方が特徴の種族。
浮遊大陸の出自である伝説が伝わっており、故郷への回帰を目指す一派が存在する。
木の葉をまとった妖精のような姿を持つ辺境民族。
性質は悪戯好きで無邪気な子供だが、時にヒトとの倫理観の違いから事件に発展する。
ぬいぐるみのような愛くるしい姿をした森の民。
ヒトに対して友好的で、主要都市などで社会に溶け込む姿がしばしば見られる。
新大陸からエオルゼアに渡ってきた、リザードマンのような風貌を持った種族。
その能力から傭兵を生業とする者が多いが、中には仕事にあぶれた者が野盗と化すケースも。
蒼天エリア
「塚」と呼ばれる土製の高層建築物に暮らす狩猟民族。
種族全ての個体の精神が「繋ぎ止めし者」を中心につながっており、故に高い統率力を持つ。
雲海を住処とする、鳥の頭部にずんぐりとした胴体を持った伝統を重んずる種族。
物事を語る際に何かと形容を交える大らかな語り口が特徴。
コボルドに似た体格をした、奇妙なマスクを付けた民族。
商才や技術などでヒトより秀でた能力の者も多く、ヒトと協力して集落を築く個体も存在する。
紅蓮エリア
東方にはるか昔から住んでいた種族で、ナマズをデフォルメしたような風貌を持つ。
概ねヒトには友好的だが、ヒトに馴染めない古風な個体が野盗となる事も多い。
女性のみで構成される、半人半蛇の種族。
魔法により金属から美しい装飾品を生み出す事に長けた、優れた彫金師としての一面を持つ。
二本足で歩くカメのような姿をした種族で、のんびりとした口調で話す。
八百万の神を信仰し、神の依り代となる物品、取引による人との繋がりを大事にしている。