概要
アキノ・ウィスタリアはCygamesのスマートフォンRPG『プリンセスコネクト!Re:Dive』のキャラクター。
ゲーム内での表記は主に「アキノ」。無印版の藤堂秋乃にあたる。
プロフィール
人物
由緒正しい商家・ウィスタリア家の令嬢。アストライア大陸内では良い意味でも悪い意味でも有名人。
ライバル令嬢のような甲高い笑い声(高笑い)が特徴であり、実際、貴族のお嬢様であるサレンとは親友兼商業におけるライバル関係にある。
一人前の商人になるため、父の部下であったミフユ、ユカリと共にギルド【メルクリウス財団】を結成し、ギルドマスターを務めている。
基本的に世間知らずであるが、資本金を使って金融業を始めたり、イベント『タマキとミフユの無人島0ルピ生活』ではまやかしの島の中で流通している通貨を破綻に追い込んだりと、商人として確かな才覚を持っている。
お嬢様として育ってきたため、庶民の慣習を分かっていなかったり、重度の方向音痴であったりと、世間で普通に生活するにも困ってしまいそうな問題点を抱えている。主人公自身の事は棚に上げており、アキノの前ではあの主人公すらも振り回され、ツッコミ役に回っている。
しかしギルドを設立して自立しようとしているあたり、前作よりも成長しようとする意気込みは感じられる。
とある一件で主人公に助けられ、以後は庶民の慣習や一般常識について彼にレクチャーを受けている。
ちなみに隙あらば、主人公を自分の騎士に勧誘するが、彼に断られるのがテンプレ。
名家の令嬢という立場に傲ることなく、必要以上の利息を取らず真っ当に商売し、悪徳商売をする輩は見逃さない。将来はきっといい商人になりますね。
ただし、浪費癖が激しくギルドメンバーから咎められることも。ちなみにギルド内お説教案件においての戦績は1勝1敗。
メインストーリー第1部6章では飛空艇を引っ提げ登場。縄梯子を滑り降りるなどギルド活動を通じて逞しく成長している様子。
しかし第14章では、巨大なゴーレムの魔物に対して、タマキが操縦している飛空艇を空中から落下させて爆散させるというとんでもない手法でゴーレムをやっつけることを企てる。この時は超能力が使えるハツネがたまたま通りかかったことで、タマキの救出と飛空艇のコントロールができたから良かったものの、一歩間違えればタマキの尊い命を亡くしていたことについては言うまでもない(貴重な飛空艇を失ったことによる財団の大損失は逃れられなかったようだが)。
このように常識はずれな行動をとるものの、周りの人間が優秀であることも手伝って最終的には上手くいくことが多い。
公式4コマ漫画「ぷりこねっ!りだいぶ」では商売のため常に宝石を持ち歩いている様子が描写されている。商売が目的でないから普段より少なめと言ったその宝石袋はユカリからすればとてつもなく重いものであり、相当な力持ちであることが伺える。
サレンが「上品さ」をイメージした描写をされるのに対し、アキノは「逞しさ」をイメージして描かれることが多い。
イベント『激走! ランドソルギルドレース』では、【メルクリウス財団】として第2区を走った。
中間地点にある借り物競争のお題が「あなたが思うごちそう」だったため、王宮直属のシェフを呼んだクリスティーナに対抗して、ウィスタリア家直属のシェフを呼び彼女と張り合った。
その結果レースそっちのけで料理対決となってしまったが、二人はまんざらでもなかった様子。
その後に出された次のお題が「あなたが信頼している異性」だったが、他の走者も主人公が想い人だったため、彼女らと共に主人公を連れ、第2区では同着1位でミフユにたすきをつなげた。
なお家名のウィスタリアは、ウィスタリア=wistaria=フジ属の意味で「藤」堂に繋がるネーミング。
チュートリアルの★3確定ガチャで仲間にできるキャラクターのひとり。
「2.5周年直前生放送!」にて、2020年9月7日にサレンと一緒に★6才能開花が実装されることが明らかにされた。これによって、晴れてギルドメンバー全員★6実装という快挙を成し遂げている。
TVアニメ版
「あらためまして、ご機嫌よう!」
アニメ「プリンセスコネクト!Re:Dive」にも登場。
OP映像に出演してるほか、第9話ではメインで出演。水着回ということで、原作のイベントである『無人島0ルピ生活』で披露した水着姿で登場している(公式サイトの紹介ページも水着)。
キャルがタマキのタイ焼きの屋台に対して難癖をつけてきたため、タイ焼きに対して「海の中で冷えた身体だからこそ、温かい糖分補給」とフォローしたうえで、キャルに「この素人が!ですわ」と言いつける。
しかしサレンや、「素人」であるユウキたち美食殿メンバーが巨大なイカの魔物を退治・調理して屋台を開いたところ大繁盛したため、今後は素人の意見にも耳を傾けることにし、サレンと優雅に乾杯するのであった。
スキル
ユニオンバースト | ノーブルアサルト | 敵単体に物理特大ダメージ |
---|---|---|
ノーブルプロミネンス | ↑のダメージ上昇+物理ダメージフィールド+物攻特大アップ&物魔吸収バリア | |
スキル | プラウドスラッシュ | 敵単体に物理中ダメージ+物攻小アップ+カウンター状態 |
プラウドスラッシュ+ | ↑に加えTP上昇小アップ+挑発 | |
ヒーリングジュエル | 周囲に味方のHPを小回復するフィールドを展開 | |
EXスキル | フレイムソウル | 物理攻撃力中アップ |
フレイムソウル+ | 物理攻撃力中アップ+物理防御力小アップ |
キャラステータス
【物理】
前衛で大暴れして攻める、令嬢剣士。
自分の周りに、味方を回復するフィールドを作り出し、自ら前線を支え導く姿も、名家を背負う者のあるべき姿。
オーソドックスな剣士系物理アタッカー。
パラメータについては、前衛アタッカーの割には攻撃力がやや低めで耐久が少し高めの、バランス寄りのタイプ。ただし、ユニオンバーストが特大ダメージである上、スキルにより自力で攻撃力を上げられるので、アタッカーとして決定力に欠くということは決してない。
ヒーリングジュエルという回復フィールドを展開するスキルも特徴的。フィールド内にいる味方キャラクターのHPを1秒ごとに回復させるというもので、瞬間の回復量は小さいが、前衛中心の編成であれば総回復量は多い。
ただし、対象はあくまでフィールド内なので、敵を倒して前線が移動すると回復するキャラクターが変わってしまう点には注意が必要。
また、プラウドスラッシュのカウンター受付時間(高笑いしているモーション)が長いため、攻撃の機会が少な目なのも難点に挙げられることも多い。
そのため、メインアタッカーというよりはアタッカー兼サポーターという立ち位置で運用した方が使いやすい。
あるクエストで非常に重宝されるというようなキャラではないが、クエストやダンジョンなど幅広い環境で安定して活躍が期待できるキャラクターである。
ただ、メモリーピースがHARD8-3と12-3にあり入手までにある程度の戦力が要求されるため、才能開花はややしにくいのが少しネックか。とはいえ12-3は需要が非常に高い装備であるアイスクレイモアの欠片もドロップするので、それ狙いで周回するといつのまにか溜まっていることもあるだろう。
2020年7月20日にイベント「タマキとミフユの無人島0ルピ生活」がサイドストーリーとして恒常化されたため、序盤からメモリーピースを集めることも可能になった。
また、キャラクターが集まり戦力が充実してくると、何かに特化しているわけでもないアキノは編成から外されがちである。ただし、この点に関しては後述する★6の実装により払拭されるものだと思われる。
2018年12月31日には専用装備「紅輝石ウィスタリア」が実装された。
装備するとプラウドスラッシュにTP上昇小アップと挑発の追加効果が付与されるため、前述した難点が改善される。
何気にタンク以外のキャラで挑発を持つ非常に珍しいキャラとなっている。
★6
「アキノ・ウィスタリアの名を世界中に轟かせますわ!」
2020年9月7日、『★6才能開花』によってアキノに『★6』が実装された。
ユニオンバーストが「ノーブルアサルト」から「ノーブルプロミネンス」に変化し、セットボーナスによって物理攻撃力・物理防御力・魔法防御力が大きく上昇する。
新たなユニオンバーストである「ノーブルプロミネンス」は約11倍の倍率となり、更に継続物理ダメージのフィールド展開による追撃に加え、自分の物理攻撃力を特大アップ、物理/魔法吸収バリアの展開と、やけくそと言いたくなるレベルの強化が施された。
この約11倍という数値は実装時点で最高峰の攻撃倍率であり、フィールドによるダメージもあるためUB一発辺りの総火力はかなり高い。吸収バリア展開によってプラウドスラッシュ+の挑発効果もより活きるようになった。
これにより、クランバトルでは盾役と火力枠との両立が期待されているほか、アリーナではマジカルカスミの初手のスタンを挑発で吸いつつ火力枠として運用できるなどの要因で、早くも注目されている。
ただし物理クリティカルの数値は相変わらず並であるため、ヒヨリのような火力特化キャラと比べるとダメージが若干落ちる点については注意。それでもあちらの攻撃性能が凄まじいだけで、★6アキノも火力枠として活躍はできるだろう。
関連イラスト
関連項目
サレン…同じく経営者のお嬢様。前作のリアルでは同じ高校に通っていた。