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四宮かぐやの編集履歴

2020/09/11 14:33:24 版

編集者:SSS

編集内容:過去の項目追加

「お可愛いこと…」

プロフィール

誕生日1月1日
血液型AB型
家族構成父・兄・兄・兄
身体的特徴美少女
所属私立秀知院学園高等部2年A組
部活動弓道部
CV古賀葵
橋本環奈

概要

本作の主人公の1人。秀知院学園高等部2年、生徒会副会長。

総資産200兆、四大財閥の1つと称される「四宮グループ」の本家本流のご令嬢。

生徒会長である白銀御行とは日頃から周囲の生徒たちに関係を噂されており、かぐや自身も憎からず思っていたのだが、向こうが跪き身も心も家族さえ捧げるなら自分に見合う男に鍛えてやらなくもないと上から目線の受け身で居続けた結果、半年もの間何も進展がなかった。

それによって「付き合ってやってもいいから何としても相手に告白させる」と互いに決意し、長きに渡る恋愛頭脳戦の幕が上がることになる。

人物像

表向きは常に淑やかな令嬢として振る舞うが、内心では周囲の人間を度々見下す等裏表が非常に激しく、人間に善性を基本的に期待していない現実主義者。

血筋と優秀な能力があり、芸事、音楽、武芸全ての分野で華々しい業績を残した正真正銘な天才である。

四宮家の教育方針の影響もあり、他人を見下したり、目的の為なら汚い手段を時に使うことも厭わず、自身の財力を利用することにも躊躇が一切ない事もある。しかし、その性格の悪さが自身のコンプレックスであり、その性格の悪さが受け入れてくれないと思ってる事からなかなか告白できないでいる。

慎重かつ計画的な作戦を得意としており、用意周到な準備をした上で、相手の先手を封じていくタイプ。恋愛頭脳戦の舞台となる生徒会室には、御行をあらゆる角度から追い詰めるための数々なアイテムが常備されている。

上記の屈折した性格故なのか、御行のように優しさを損得勘定度外視で差し伸べられる者には憧憬と敬意を抱き、同じ時間が共有出来る事をこの世の奇跡が如く尊び慈しむ。他人を信頼できない一方で、例え自分が汚れても必要とあらば即座に行動し、他人から受けた借りは必ず返す、強い信念を持った人間でもある。

御行いわく、「自分に嘘をつかない」「誓ったことは何があっても守り通す気高い人間である」とのこと。

弓道部に属しており、一般的な男子高校生が使う強さの弓を軽々引けるほど筋力は強い。

柔道合気道の有段者でもあり、作中で御行を投げたこともあるなど武芸にも秀でる。

だが身体はあまり強くなく、季節の変わり目には風邪をよくひく。風邪を引いた際は頭が回らなくなり、普段理性で抑えつけていた欲望が一気に露出してアホになる。

高嶺な花として長年過ごしてきたためなのか、性や恋愛に関することには全く無知であり、こと恋愛に関しては普段な優秀ぶりからは考えられないほどポンコツでピュアになる。

御行に接近され緊張のあまり倒れてしまい医者から「恋の病」と診断されても納得せずにセカンドオピニオンをしようとするなど、日々迷走している。

お願いですからこれ以上恥をばら撒く真似はやめてくださいby早坂

また、極度なアナログ派で、携帯はある出来事で破損するまで幼稚園から愛用したガラケーを使い続け、ゲーム機を「ピコピコ」と呼ぶなど“駄菓子屋のおじいちゃんレベル”と言われている。

御行の目つきの悪いところが大好き。というのかフェチのレベルに達しており、極度な寝不足で目つきが一層悪くなったときは吐息を荒くして興奮していた。曰く、目つきの悪さを気にしているところが可愛いらしい。

ごめんなさいかぐやさん、たぶん、それ本物な愛じゃ無いと思います!by柏木

一応、時間さえあれば受け入れる事は出来るが、それで他の女子が寄り付くのは心底嫌。

なお、白銀と出会った頃はその目付きが嫌いと豪語しており、後から身に付けた性癖である。

今でこそ物腰も柔らかくなり親しい友人も増えたが、つい1年程前までは比べ物にならないほど刺々しかったらしく、人間関係を拒絶し、御行とも互いに険悪な関係だった。

そのころからずっと離れずに友人でいてくれた藤原千花はかぐやにとっては今でも大事な友人であり、御行と同じくらいに大切に思っている(ただし内心では度々罵倒したり呪っている)。

社交性仮面(ペルソナ)

我々人間誰しもが当たり前に持っている、周りな環境によって変化する複数な外的側面。かぐやの場合四宮家の極めて厳格な環境のせいで別人格と見紛うほど強く分離、表面化している。普段なかぐやは以下な要素が混じりあったものであり、その配分は体調や関わる相手によって異なってくる。

緊急事態には脳内法廷という裁判のようなもので複数なかぐやが対応策を模索する(あくまで漫画的イメージであるらしい)。

かぐや(氷)

四宮家の抑圧された環境下において、後述のアホを切り離し形成された内面。強い不安やストレスなどで表面化する。

四宮家の帝王学の申し子であり、他者を有用なのかそうでないのかでのみ判断する。小学校時代に名家の生まれ故の他者とのズレとそれに起因する他者からの敵意を受け人を嫌い、人を恐れるようになり、人を傷つける前に自分から離れようとした結果他者に対し非常に攻撃的かつ猜疑的になった。生徒会に入りしばらく経つまではこの仮面が長らくずっと表面化しており、『氷のかぐや姫』と呼ばれていた。現在でも、自分や親しい者たち(特に御行)に対して有害な存在に対しては顔をのぞかせる。また、自らが感じてきた孤独と疎外感から石上に対して親近感を抱いており、彼と接するときは氷の割合が多い。彼のことを正しく導きたいと考えている。

理性(イド)、攻撃性、臆病の象徴。

かぐや(アホ)

抑圧された環境下にて「いらないもの」と切り離された内面。強い安心感や風邪をひいた時などに表面化する。

生徒会に加入し、御行に恋をし、他者への興味と普通な女の子への憧れが生まれるにしたがって再発生した。最近は随分拡大している。長らく存在していない扱いをしていたので、かぐやもまだ上手く付き合いあぐねている。かぐやちゃんが幼くデフォルメされて描かれるのも、幼い時のまま成長できていないためだと思われる。氷が心を抑圧や疎外から守る仮面であるなら、こちらは他人を傷つけない、他人から嫌われないための仮面であると言えよう。

欲望(エゴ)、愛情、勇気の象徴。

氷かぐやの暴走により、全治一巻(単行本単位)の休止状態となった。

かぐやちゃん

ハッピー6割、現実逃避4割というシビアな精神状態と睡眠不足が重なった時に現れるレアかぐや。デフォルメ状態で描かれる。意思疎通が難しい、脳の大きさがみかん1個分くらいといわれるなどアホ状態よりさらにアホが進行している。このかぐや相手に会話を成立させるには相手側も知能を同程度に落とす必要がある(ただしその場合会話の中身はなくなる)。

かぐや(幼)

センシティブな作品

ロリかぐや。おそらくはペルソナが発生する以前の、最もニュートラルな原初の精神。

ルーティーン

御行とキス寸前まで一度いったことがあり、そこから御行を強く意識しすぎるがあまり倒れて病院に運ばれた。その強すぎる意識を抑えるため'左頬を右手で触れる'というルーティーンを会得した。これによっていついかなる時でも即座に平常心に戻れるようになった。多用しすぎると効果が薄れると注意されたので会得直後は出来るだけ使わないようにしていたが、最近はちょっとボディタッチしただけでも使っている。効果がなくなる日も近い……?

過去

※原作19巻までのネタバレ含みます

かぐやは実は妾の子で、母親は幼い頃亡くなっている。おそらく藤原が言ってた心臓の病気だろう。5・6歳の頃早坂と再会?(かぐや曰く赤ちゃんの頃一緒だったらしい)し、使用人として一緒に暮らすようになる。 小学生の頃(母親の7回忌の時)、親友にだけに話してた事が他人に漏れて、妾の子だから家での立場がないや妾の子だから可愛そうや母親をバカにするような噂しているの聞き、母親を馬鹿にされた事に腹を立てるが、早坂に本当に信頼のできる人だけ友達にしましょうと慰められる。こっからかぐやが友達テストをし、合格した者だけを友人にするようになる。

できない人の気持ちが分からない事や四宮家の異常な教育で、氷の仮面ができてしまう。周りからは氷のかぐや姫と呼ばれていた。他人を傷つけなくない事から他人との交流を避けて、自分に近づかないようにしていた。しかし藤原との出会いや白銀との出会い、恋によって可愛くなりたいという自身の願いや普通の少女への憧れによって、髪をリボンで結ぶようになり、他人との交流もするようになる。

人間関係

恋愛頭脳戦の対戦相手にして想い人。

本人は御行に対する好意については否定しているが、実際は彼以外眼中にないというレベルで敬愛しており、最近では御行が好きすぎる余りに日常生活に支障をきたすこともある。

恋愛頭脳戦では彼を計略として追い詰めることも少なくないが、基本的には御行のことを第一に気遣う良妻気質(???「だれが妻よもう!!」)であり、御行を助けるためならば自身が汚れることも厭わない。

中等部以来の友人。

「氷のかぐや姫」と当時呼ばれ周囲から避けられていた中、かぐやから唯一離れず接し続けてくれた親友であり、御行に劣らず大切に想っている。ただし、新生徒会の構想で忘れていたり(書記は渚にしようと思っていた)、アホっ子モードの「かぐやちゃん」状態で好感度を聞くと石上よりも下だったりしている。特に、白銀とイチャつく(ように見える)様を見せると、「あなたが明日死ぬとしても助けてあげない」・「さよなら藤原さん絶交よ」などと内心で毒づき、更には『人の姿をした家畜』・『プライドが無く他人に依存する事にばかり長けた寄生虫』・『胸ばかりに栄養が行ってる脳カラ』など散々な例えられ方をしている。

しかし、自分より藤原の方が可愛いなど言っており、かぐやの可愛さ基準は藤原である。

四宮家の使用人でかぐや専属の近侍。乳姉妹。白銀

主従関係ではあるが、幼少期から一緒にいたこともあり、深い縁で結びついた姉妹のような関係で、かぐやが素でいられる数少ない相手である。恋愛頭脳戦にあたって、計略のためにワガママをしばしば押し付けている。

同学年の友人。

恋愛相談を受けたことをきっかけにして親交を深め、今では逆に恋愛相談を持ち掛けるようになるまでになっている。

かぐやの再従姪孫(さいじゅうてっそん:かぐやの祖父か祖母の兄弟の玄孫)。

同い年にも関わらず親等故に自分を「おば様」と呼び、不遜な態度を取る「可愛くない子」だが、違うアプローチで類似した解へ至る似たもの同士。

家同士が険悪で、それとは別に過去の出来事から長年不仲であったが、柏木のおかげ(?)で和解する。

生徒会の後輩。

当初は彼の勤勉さを評価しながらも「虫ケラ程度にしか思えない」としていたが、彼の勉強の面倒を見たり、恋愛相談に乗ったりと面倒見がいい先輩としての一面を見せている(ただし手間を掛けた割に思ったより点数が伸びず赤点ギリ回避だったことに激昂した)。なお、かぐやちゃんの好感度は藤原よりも上。

生徒会の後輩。

生徒会選挙では対立し、彼女が会計監査として生徒会に入ってからも、間が何かと悪い場面に居合わせることが多かったため険悪な雰囲気が漂っていたが、現在では解消されている。

御行の妹。

家族関係が冷え切っている事から、長年妹が欲しかったかぐやは、御行を篭絡するためにも彼女と親交を深めようとするが、なかなか進展していない。

実は向こうも兄のように奥手であった。

人称・呼称・言葉遣い・口癖

  • 一人称は一貫して「わたし」
  • 二人称も一貫して「あなた」
  • 呼称は御行には「会長」、愛には「早坂」呼び捨てで呼ぶ以外は、男子キャラクターには「苗字+くん」(石上くんなど)、女子キャラクターには「苗字+さん」(藤原さん・伊井野さんなど)で呼ぶ。
  • 言葉遣いは御行相手に敬語を常用しタメ口では絶対に接しないが、彼以外なら女性語と敬語を彼女の気分次第でそれぞれ使い分けている(モノローグ時も同様)。
  • 口癖は「お可愛いこと

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