プロフィール
概要
かぐや様は告らせたいの登場人物にして準レギュラーキャラ。
立ち位置としては単なる一般生徒という扱いだが、主人公である四宮かぐやに恋愛相談という形で良く絡む人物。
人物
2年B組所属で、白銀や藤原のクラスメイトである。ボランティア部の部長。
父は大手造船会社会長、祖父は経団連理事であり、学園VIP枠の一人である。
かぐやの親族である眞妃とは幼等部の頃からの親友。
生徒会室に恋愛相談に訪れたことがきっかけで、彼氏のことや部活関連で度々生徒会室に顔を出すようになる。その際かぐやと親交が生まれ、彼女の数少ない友人となった。
学内では(早坂を除くと)早いうちからかぐやと白銀の互いへ向ける想いを知っていた人物であり、純情なかぐやの恋愛相談を一手に引き受け、さりげなくかぐやの背中を押したり二人に振り回されたりしている。
主体性に欠ける一面があり、それゆえに芯の強い眞妃に対して強い憧れを抱いている。
実際、彼女が現在の彼氏と付き合うことになったのは、彼氏からの壁ドンによる告白であり、それ以前の彼に対する思いは殆ど同じクラスのクラスメートくらいの感覚であるように描かれている。
その為、彼氏と付き合ってからも暫くは惰性で付き合っているだけのような状態だったが、時間が経つごとに本気度を増していっており、今では周囲のキャラクターにイラつかれるぐらいにラブラブである。
ただ、主体性に欠ける反面、人への気遣いや咄嗟のフォローに長ける一面があり、損得勘定抜きに動くことのできる善良な人間でもある。
また、その外見や穏やかな性格に反して、内部にはかなり黒い一面があるようで、彼氏が浮気をしたと勘違いした時には、どっちをヤるかで迷ったり、その相手の眞妃へ彼氏とのラブラブを見せつけたりするなど黒い面を窺わせる。
かぐや曰く「私よりもエグいことをするVIP枠の方々」の一人に数え上げられており、実際に下記の重すぎる恋愛観の項からも読み取れる通り、やるときは徹底的にやるタイプ。
読者からは、「柏鬼」「柏木神」「サタン」「2か月と40秒の女」などとと呼ばれている。
恋愛観
上記の性格の項にもある通り、かなり重い。
彼氏からも束縛はきつい方と言われており、彼氏の浮気を疑い勝手に携帯を盗み見るのは序の口。
浮気のボーダーラインは彼氏が他の女子と一緒に外出しているだけであり、彼氏が浮気をしていないと信じるために探偵を雇ったり、ファミレスで勉強を教えてもらっているだけでも別れることを決意するほど。
その余りの病みっぷりに、かぐやからは面倒くさくて重いと思われているが、実のところ柏木とかぐやの恋愛観はほぼ一緒である。
また、眞妃に対してやや歪んだ同化願望がある事や、早坂や藤原とキスするのをアリと言い切る姿から、両刀疑惑も出ている。
活躍
最初の登場は、後に彼氏となる男子・田沼翼からの恋愛相談という形で登場する。
当時は単なるクラスメイトであり、翼から一方的に思いを寄せられるだけの関係でしかなかったが、彼が白銀から伝授された壁ダァンによって告白したことで二人は付き合い始めることになる。
その後惰性で付き合い続ける事に疑問を感じたことからかぐやに恋愛相談を持ち掛けるが、乱入した藤原のアドバイスもあって交際を続けると共にボランティア部を立ち上げる。
以降は、逆にかぐやから恋愛相談を持ち掛けられるようになるが、その純情さが眩しいようで、悶えてしまう事がよくある。
彼氏ともども、恋愛相談を持ち掛けてはそのままイチャイチャに持ちこむのがお約束であり、夏休みの頃には既に行くところまでいってしまったらしい。
ちなみに、彼氏の方は祖父が17歳の時に彼女の妊娠を機に学生結婚し、そのまま父も17歳の時に同じ流れで結婚しており、彼女も同じ道をたどるのではないかとファンの間からは密かにささやかれている。(一応、本人たちはちゃんとしているとのことだが)