プロフィール
※福原はテレビアニメ第2期でつばめ役の声優として出演(及びエンディングテーマを担当)、実写映画第2作でもそのままつばめ役を演じる。
概要
YJC出版かぐや様は告らせたい第82話にて登場
秀知院学園高等部3年A組の生徒。
石上の想い人である。
名前の由来は、竹取物語でかぐや姫が石上麻呂足に要求した「燕の子安貝」。
人物
世界的バーテンダー兼大手飲食会社エリアマネージャーの娘。登場して暫くは目元が影になり描写されていなかったが、石上が意識しだした辺りから描かれるようになった。
体育祭の赤組応援団副団長や文化祭の実行委員長を積極的に務め、学園生活最後の行事を満喫している。
裏表のない性格で面倒見が良く、男女を問わず相手にフランクに接し、いつもニコニコしていて、気分が良くなると「つばめ語」を使い概念での会話を始める。
学園でも指折りの人気者の一人であり、巨瀬エリカからは「3年の白鳥」と呼ばれている。一方で、その人気から“難題女子”と呼ばれる生徒会以外で付き合うのが難しいだろう女子の一人としても数えられている。
「意外と真面目で気配りさん」
文化祭にて、石上から公開告白された(石上に告白した自覚はない)。石上のことは嫌いではなかったものの、消極的な理由で断ろうとしたが、もっと石上のことを知ってから返事を出すと本人に宣言し、3月まで答えを保留にしていた(石上は桜を見る約束だと理解した)。
クリスマスパーティーを主催。
クリスマスパーティ当日、手伝いを買って出る石上、会場のお酒で悪酔いした伊井野、伊井野のお世話をする小野寺、それぞれが楽しむ。伊井野が起きないのでパーティがお開きになった後も介抱する石上を見守る事になる。
「ゆーくんはミコちゃんの事ばっかなんだね」
寝ている伊井野が帰宅しても1人な事もあり、石上には伊井野をゲストルームに泊める提案をするが却下される。石上は家に泊めてもらえないかと考えるが、さすがに家に男を泊められないと、ゲストルームに泊まる事になる。ちなみにこの時、つばめは違う時間を教えそれを受けた石上は終電は逃す。石上にはタクシーで帰宅する手もあったのだが、この時は敢えて考えていない。
双方共にお酒が入り、テンションが上がりもしかしてワンチャン狙えるのではと身構え緊張する石上と、パーティが終わりただゆっくり石上を知りたいつばめの違いが、とある悲劇を生む。
片や、好きな女子からはただの後輩として見られていると思っている石上。
片や、公開告白までされお酒の勢いで無自覚にヤキモチ発言をしたつばめ。
石上を案内した部屋に宿泊セットを持っていき、パーティの主催者から完全なオフ状態になったつばめは、幾度も石上に「話をしよう」と促すが「僕のことなんか」と返され、具体的に今日の石上のお洒落について尋ねる。箇所が髪や指輪なのでスキンシップとなり石上に押し倒される。前述の3月まで保留の件の食い違いもある為、押し倒されたにもかかわらず怖くない嫌ではない理由が自分でもうまく言葉にできず必死に言葉を紡ぐも、結果、押し倒されながらの付き合ってほしいという告白には中途半端な答えを返した事になりお互いを深く傷つける出来事となった。
また、押し倒されている時点で言うまでもないが、クリスマスパーティ閉会後の2人きりで、自分の指から石上の口元へ直接お菓子を食べさせる、手に触れる、髪を触る、個人的な意思表示をするなどある程度の好意は持っている。(団長と肩を組んだり生徒会室の石上の頭を撫でるのは他の人がいる前であり意味合いが異なる。)だが石上には「同情で押し倒されてくれた」と思われた。
小野寺麗曰く「前の彼氏と酷い別れ方をし、恋に憶病になっている」らしい。友人である団長がつばめや自身の彼女だった大仏を「難解女子」と括り扱うのに抵抗が無い事、別件でかぐやがマキに「求められてるのに拒否したら嫌われてしまうかもしれない事が怖い」と悩み告白していて、これらが複雑に絡み合い、軽く混乱し、交際する事自体に二の足を踏んでいる可能性が高い。実際、石上もつばめも悪くないのだ。しかし、占い師扮する白銀父に「告白はあるかもわからない『真実の愛』を追い求める中の過程に過ぎない」と諭され、「恋愛に重要なのは考え続けること」であると教わる。(この際の語り口と小野寺の言う事を繋げると、『交際は契約なのにその契約で縛っても意味がない』と思うほど痛い目にあってしまったようだ)
また、お正月の初詣では「叶って欲しい事」があると判明した。
新学期が始まり、つばめはクリスマスでのことを石上に謝罪する。それに対し「先輩にはこれから僕を好きになってもらえるよう頑張ります」と返した石上。許され仲直りができた事に加えて改めて告白された事によりつばめ語が出た。
その後、大仏こばち経由で石上の過去を知ったつばめが石上の名誉回復のために奮闘する等のエピソードを経て、つばめの卒業式を迎える。
石上は改めてつばめに告白するも、返事はノー。つばめが押しに弱いことを踏まえて食い下がるも、彼女からの答えは「友人として好きなので、今後も友人を続けて欲しい」だった。
こうして石上は失恋し、以降は別の相手と恋愛頭脳戦を繰り広げることになる。
余談
白銀父とは、中の人と苗字が同じ。